70年代に公開されたアクション映画の中からお勧め3作品を紹介!
70年代に公開されたアクション映画の中からお勧めの作品を
3本選んで紹介していきます。
型破りな刑事が活躍するアクション映画を2本、アクションスターとして
今もなおファンを魅了し続ける俳優が出演した映画を1本選びました。
これから紹介する70年代に公開された映画の中から選んだ3作品の中に、
もしかするとあなたのお気に入りのアクション映画が
紹介されているかもしれません。
70年代を彩ったアクション映画を見て熱い青春時代を
思い出してみてはいかがでしょうか?
Contents
●1:マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬密輸ルートを壊滅せよ!
小説家ロビン・ムーアによる映画と同タイトルのノンフィクショ小説を
ホラー映画『エクソシスト』で知られるウィリアム・フリードキンが監督を務め、
ジーン・ハックマンを主演に起用したアクション映画が
『フレンチ・コネクション』です。
1971年に公開されたアメリカ映画で、第44回アカデミー賞で作品賞、監督賞、
主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、録音賞の合計8部門に
ノミネートされました。
捜査のためなら強引な手段を用いる刑事ジミー・ドイルを演じた
ジーン・ハックマンがアカデミー主演男優賞を受賞した他、監督賞、
脚色賞、作品賞、編集賞も受賞しました。
ジミー・ドイルはポパイというあだ名で呼ばれ、捜査のためであれば
強引な手段を用いる刑事です。
ドイルはクラウディというあだ名で呼ばれるバディ・ルッソ刑事と共に
フランス・マルセイユからアメリカへ来た男アラン・シャルニエの尾行を
開始しますが、ドイルとルッソの2人は逆に命を狙われてしまうことになるのでした。
名優ジーン・ハックマンが型破りな刑事ポパイことジミー・ドイルを
熱演しています。
フランス・マルセイユからニューヨークへと来た男アラン・シャルニエに
目を付けたドイルが寒空の下で張り込みをする姿は寒さが伝わってくるようでした。
映画はドキュメンタリーを想わせるような構成のためかセリフは少ない印象で、
高架線下で繰り広げられるカーチェイスには興奮させられました。
アカデミー主演男優賞を受賞したジーン・ハックマンの全身で見せる演技には
圧倒され、意表を突いたエンディングには驚かされました。
●2:44マグナム片手に連続殺人犯を追いつめる!
1971年に公開され、クリント・イーストウッドが職務遂行のために暴力的な
手段を用いる刑事ハリー・キャラハンを演じた70年代を代表する
アクション映画が『ダーティハリー』です。
大都市サンフランシスコで無差別殺人事件が発生し、
犯人は警察に対して10万ドルを支払わなければ次の犠牲者が出ると
通告してきました。
殺人課の刑事ハリー・キャラハンは必死の捜査によって殺人犯を
追いつめて逮捕しますが、ハリーの暴力行為が原因で犯人は釈放されてしまい、
今度はスクールバスが占拠される事件が発生してしまいます。
プロデューサー、監督としても才能を発揮する俳優クリント・イーストウッドが
44マグナムを片手に犯人を追いつめるアクション映画にしてイーストウッドの
当たり役となった作品です。
過去に一度だけ鑑賞したことがありますが、あまりにも昔なので記憶が
薄れてしまっていて、もう一度機会があれば鑑賞してみたいと思います。
シリーズ化されて『ダーティハリー2』、『ダーティハリー3』、
『ダーティハリー4』、『ダーティハリー5』が製作され、『ダーティハリー4』では
クリント・イーストウッドは主演のみならず監督も務めました。
●3:華麗なるアクションに魅せられる巨匠サム・ペキンパーの映画!
『大脱走』と『タワーリング・インフェルノ』で知られるアクションスターの
スティーブ・マックイーンが銀行強盗で得た大金を手にして
逃避行を繰り広げる姿を華麗なアクションで描いた作品が1973年公開の
『ゲッタウェイ』です。
町の実力者ベイノンの裏工作によって刑務所から仮釈放されたドク・マッコイは
仮釈放の見返りとして銀行強盗を命じられます。
妻キャロルとベイノンが雇ったルディという名の男と共に銀行から
現金50万ドルを奪うことに成功しますが、ドクとキャロルは裏切りによって
命を狙われることになってしまいます。
アクションスターのスティーブ・マックイーンが見せる華麗なアクションが
魅力的で、無駄が一切ない動きを思わず真似したくなるくらいでした。
男女が必死の逃避行を繰り広げる姿を描いていますが、不思議と退屈に
なることなくオープニングからエンディングまで一気に鑑賞できました。
まとめ
70年代に公開されたアクション映画の中からお勧めの作品を3本選んで
紹介してきました。
映画『フレンチ・コネクション』は型破りな刑事に扮したジーン・ハックマンの
演技に酔い痴れたことを思い出しました。
『ダーティハリー』と『ゲッタウェイ』も鑑賞したことがありますが、
クリント・イーストウッドとスティーブ・マックイーンの姿がとても
輝いて見えました。
型破りな刑事が現実にいるのは遠慮しますし、組織の金を持ち逃げすることも
嫌ですが、映画を見ている間だけ主人公になりきってしまうことがあります。
映画を見ることで日常ではできない体験をしている気持ちに
なることがわかりました。