50ccバイクで本格キャンプ⁉積載のコツ&おすすめギア
キャンプに興味のある社会人や学生でも原付1種免許を所有していれば
手軽にキャンプに行けちゃいます。
50㏄のバイクにテントやギアを積んでバイクキャンプにと...。
ちょっと待った!!
大型バイク並みに50㏄バイクに荷物を積むのは条件が厳しいんです。
1泊のキャンプとなると持っていくキャンプギアを厳選しなければなりません。
「50㏄バイクで本格キャンプに行きたい!」という方のための、
今回は50㏄バイクの積載のコツとおすすめキャンプギアを紹介します。
Contents
●意外と窮屈!?50㏄バイクの積載制限と解決策
50㏄のみならずバイクには以下の積載制限が設けてあります。
*重量制限は30㎏以下 *積載高さ2m以内 *はみ出しは前後30㎝、左右15㎝以内
大型、中型バイクなら車体が大きく重量耐久もあります。
50㏄バイクにはリアキャリアなど積載するスペースがある車種もありますが、
制限ギリギリまで積載すると走行性能が悪くなる、
走行時のバランスが保てなくなるなど安全面の懸念が出てきます。
必要なキャンプギアを持っていくことができず、
ハナっからキャンプ自体無理なんじゃ...と思ってしまいがちですが、
問題を解決する積載の活用方法があります。
*積載方法①:シートバッグ
スタンダードなのがシートバッグです。
50㏄バイクでもスクーターやMTバイクになると積載スペースがないので、
リアキャリアやシート後方に固定ベルトで取りつけることが可能なものがおすすめです。
容量が40Lほどのバッグであれば安全面もクリアでき、
収納サイズ30~40㎝ぐらいのテントやシュラフや調理器具などの
ある程度の種類のギアは収納可能となります。
*積載方法②:リアボックス(パニアケース)
リアボックスは簡単に設置可能で外気や雨などから守られるため、
キャンプで使用する食品や衣類の収納におすすめです。
40L程度の容量のリアボックスがあれば50㏄バイクも安定して走行でき、
収納サイズを満たしたテントなどが収納可能となります。
*積載方法③:シート下
50㏄スクーターなどシート下にヘルメットが収納できるスペースがあるので、
走行中は活用できます。
但し容量は限られ、古い車種だとエンジン熱の影響もあるので
食品やガス缶などの収納は控えたほうがいいでしょう。
●キャンプ&ライドマルチツール!おすすめの50㏄バイク向けキャンプギア
これだけ方法があれば解決!と思っても、
車種によってはリアボックスが取りつけできない、
シート下が収納できないなど全て積載条件が合うわけではありません。
シートバックに収納するにしても、どのギアも外せない、どうしよう...。
そんな時は...
「チェアをやめて折り畳みマットでゴザスタイルにしたら、荷物が1つ減るかも!!」
そうです、ギアを集約すればいいんです。
ということで50㏄バイクの積載にもってこいの工夫を凝らしたおすすめギアとキャンプスタイルを紹介します。
*シートバッグがテーブルに早変わり⁉ TANAX キャンプテーブルシートバック
調理、飲食、物置など多用途なテーブルは必要だけど、荷物がかさばる。
この問題を解決してくれる画期的なギアが、
バイクギアメーカーでラインナップ豊富なタナックスのテーブルシートバックです。
なんとパネル上部の天板が開閉でき、脚を取り付ければバーナーや食器を置くことが出来る
キャンプテーブルに早変わりです。
バッグ容量も45Lと大容量で、50㏄バイクでもキャンプテーブルを省き、
豊富なキャンプギアを積載可能になります。
*バイクで着たままそのままテントへ DODジャケシュラ
寒暖差のある時期にはキャンプ、バイクの服装に迷ってしまいますよね。
DODのジャケシュラは袖付きのシュラフとして使用できますが、
脚部分のパーツをとることでダウンジャケットのように使用できます。
羽織としてはもちろん、バイクジャケットとして使用でき、
気温が上がって着用しないときはコンパクトに収納できます。
キャンプギアとして必要なシュラフとバイクギアで
必要なジャケットを一体化でき、とっても便利です。
*野性味溢れるハンモック&タープスタイル
DD CAMPING HANMOCKS & DD TARP
温暖な時期で林間オートキャンプ向けですが、
ハンモックとタープテントがあればバイクを雨からしのげ、
ハンモックに座ったり横になったりすることでマットやチェアが不要になります。
積載容量も大幅に削減でき、
30L以下のシートバックやリアボックスで対応可能です。
50㏄バイクでワイルドなキャンプをしてみたい方には、
おすすめのギアです。
●まとめ
50㏄バイクでも積載スタイルとギアの集約、
選定をしておけば満足のいく本格的なキャンプが可能です。
バイクを所有していない方でも、50㏄バイクをレンタルできれば、
前述のような積載やギアに工夫を凝らすことで、手軽にキャンプに行くことができます。
大型バイクだけでなく、いつか50㏄バイクでキャンプをして、
不便さを便利に変え、一味違うキャンプを実現したいものです。
以上、50㏄バイクの積載のコツとおすすめのキャンプギアの紹介でした。