猫の鼻はどうして濡れてるの?猫の鼻の湿り気は「大事な気持ち」の発信機!

猫の鼻にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

猫の鼻といえば、海外車メーカーでもモチーフにされるほど愛らしいフォルムでありながら、
抜群の嗅覚、そしてなんと、触ってみるとひんやりと濡れているのがわかります。

よく「猫の鼻が乾いてるのは病気の証拠」なんて言われたりしますが、実はそうとも限らないんです。
今回は、そんな猫の鼻の濡れてる秘密について、お話していこうと思います!


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●猫の鼻はコミュニケーションツール

地域猫や家猫、旅先で出会った猫など、もしかして猫から濡れた鼻先をツンとつけられるような
経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はこの濡れた鼻で猫同士コミュニケーションをとったり、挨拶をしているのです。
ここで猫同士は相手が仲間かどうかも嗅ぎ分けれると言われています。

地域猫や野良猫が猫同士コミュニケーションをとっている姿が好きな方も多いのではないでしょうか!

●猫の嗅覚は、人間の数万から数十万

猫の鼻は、匂いを感じ取る細胞が人間のおよそ二倍と言われています。

さらに嗅ぎ分ける能力は人間の嗅覚の数万から数十万以上になると言われており、
濡れた鼻のおかげでにおいの粒子をキャッチしやすくなっていると言われています。

また、猫の食欲はにおいに大きく影響されるので、
食欲不振の場合は鼻がつまってないかよく観察してみてくださいね。

●猫の鼻の濡れてる水分の正体は?

では、鼻についてるこの水分の正体は何なのでしょうか。

実はこの水分、鼻の穴のさらに内側にある特殊な腺細胞から分泌されていると言われており、
その液体が少しずつ昇ってきて鼻の表面をまんべんなく濡らしていると考えられています。

濡れていることがデフォルトですので、鼻水かな?なんて心配して拭いたりしないように注意してくださいね。

●何となくカサカサしてる?いつもよりも水分量が少なく感じる理由

猫の鼻が乾いてると、「もしかして病気かな?」なんて言われたりもしますが、必ずしもそうとは限りません。

実は寝起きや睡眠時のリラックスタイムでは猫の鼻は乾いていることが多いんです。

健康体でも鼻先が乾くことは珍しくないのであわてる必要はありませんが、
ヒビ割れていたりいつもり激しいくしゃみや鼻水の症状が見られる場合は、一度獣医さんに見てもらいましょう。

いつもより乾いていて、他にかわったところが見られない場合は
飼い主さんといてリラックスしてるのかもしれませんね。

また、加齢によって体の水分量に比例して鼻が乾いてくることがありますので、
水分不足に注意してあげてくださいね。

●いつもよりもうるうるな鼻先の理由

興奮していたり、運動の後には猫の鼻がいつもより濡れてると感じることがあることがあります。

もし鼻がピンク色の猫の場合は、
いつもより鼻先が赤っぽく見えるかもしれません。

もしも鼻がピンクの猫と暮らしている飼い主さんは、
たくさん遊んであげたあとによく鼻先を観察したらその違いが見られるかもしれないですね。

●猫の濡れた鼻にはウィルスや細菌の侵入を防ぐ力も

濡れた鼻には猫の体内に侵入するウィルスや細菌を防いでくれる役割もあります。

人と違い、感染対策を目的とするマスクやアルコール消毒の
できない猫にとっては非常に大事な体の機能と言えますね。

猫がくしゃみを連発している場合、
アレルギーや感染症が原因の場合もありますので、獣医さんに見てもらえると安心ですね。

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まとめ

いかがでしたか?
猫の鼻が濡れてる理由についてお話してきましたが、
猫の気持ちを知る上で欠かせない大切な情報がキュートな鼻先に詰まってましたね!

猫と長く一緒に生活していく上で、濡れた鼻を通じて
たくさんコミュニケーションを取って素敵な信頼関係を築いていきたいですね。

みなさんも、猫と触れ合うことがあったら優しく人差し指を出してみてください。
もしかしたら猫の方から鼻を近づけて挨拶しにきてくれるかもしれないですね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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