猫がトイレでしない 「突然の粗相の原因」を教えます
猫を飼い始めたばかりの人は、猫が突然トイレを使わなくなった、
別の場所で粗相をしてしまい悩んでいる人が多いと思います。
猫が突然トイレを使わなくなる原因は、
トイレの場所が良くない、
トイレが気に入っていない、
飼い主さんとのコミュニケーション不足によるストレス
などがあります。
トイレを突然使わなくなるのは、
何らかの要因があるので叱らずに考えることが大事です。
猫は尿路結石症、腎不全、膀胱炎などの泌尿器疾患に罹りやすいため、
病気に罹っていると別の場所で粗相をしたり、
排泄に時間がかかるなどの変化がみられるようになります。
気になる症状がみられる場合は、
早めに動物病院で診察や検査、治療を受けましょう。
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私は猫を30年以上飼っていますが、猫が突然トイレを使わなくなり粗相をした経験が何度もありました。
若い頃は今まで普通にトイレで排泄できていたのに、
なぜだろうと思いましたが叱らずに原因を考えるようにしたのです。
当時は自営の飲食店を手伝っていたので、
家を留守にすることが多くかまってあげる時間が短くなっていました。
ストレスが溜まっていたので突然噛みつく、
お腹をなめすぎてお腹の毛が薄くなるなど粗相以外の問題もあったのです。
獣医師に相談したらコミュニケーション不足による、
ストレスが原因と説明を受けました。
猫と遊んであげたり、かまってあげる時間を作ることで、
突然トイレを使わなくなり、粗相をすることは無くなりました。
人懐こい性質で寂しがりやの猫ちゃんは、コミュニケーションが不足すると
粗相をすることがあるので気を付けてあげてほしいです。
トイレ以外の場所で粗相をした時は、
なるべく臭いが無くなるまで掃除をしておく必要があります。
臭いが残っていると、そこで再び排泄してしまうことが多いです。
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私は猫を長く飼っているため、
猫がトイレで排泄しなくなった時の対処方法を学びました。
猫は神経質できれい好きなのでトイレの場所が良くない、
トイレが小さく使いにくい、ふちが高く入りにくいなどで粗相をすることがあります。
トイレが気に入っていないとわかるポイントは、トイレのふちに上がって排泄している、
人の出入りが多く音がする場所にトイレを置いてあるなどです。
トイレは人の気配がない静かな場所に置いたり、トイレのふちが高すぎない、
猫の体がより大きめのサイズを選ぶことが大事です。
糞尿はこまめに取り除いておく、
多頭飼いの場合は猫の頭数分に1つトイレをプラスするのがお勧めです。
これは動物病院の先生に教えてもらったのですが、トイレの数が多いと別の場所で粗相をすることが少なくなります。
高齢の猫は筋力が衰えてくるので、ふちが低いトイレを選んであげるとスムーズに排泄ができることが多いです。
トイレの場所、トイレが気に入っていないと粗相をしやすくなります。
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猫が突然トイレを使わなくなり、別の場所で粗相をすることが増えた時は、
膀胱炎や腎不全、尿路結石症などの泌尿器系の病気の可能性があります。
私は若い猫、高齢の猫も育てた経験がありますが、若い猫は尿路結石症に罹りやすく、
高齢になると腎不全や膀胱炎に罹りやすい傾向があると感じています。
水をあまり飲まなくなった、トイレに入っている時間が長い、
排泄をしている時に鳴くなどが見られたら、
早めに動物病院で検査や診察を受けることをおすすめします。
膀胱炎や腎不全、尿路結石症などの病気は、症状に応じた内服薬を服用させたり、
療養食に切り替えることで病気の進行を遅らせたり、症状が改善しやすくなります。
猫が突然トイレを使わなくなり、別の場所で粗相をする時は何らかの原因があるので、
叱らずに注意深く観察してあげてほしいです。
トイレの砂はこまめに交換する、
トイレを洗って清潔を保つことで粗相が改善することがあります。
まとめ
猫は神経質でストレスを感じやすく、トイレが気に入っていない、
落ち着いて排泄できない時は別の場所で粗相をすることがあります。
今までトイレを使っていたのに、突然使わなくなる時は何らかの原因があるので
叱らないことが大事です。
飼い主さんとコミュニケーション不足になると、
粗相が増えることがあるので一緒に過ごす時間を増やしてあげましょう。
猫は泌尿器系疾患に罹りやすいため、病気が原因で粗相をすることがあります。
動物病院の獣医師に相談したり、病気の治療を受けることで改善することが多いです。