小説を書く時にNGワードってあるの?使ってはいけない、使わない方がいい表現について解説!
小説が好きな人の中には読むだけでなく
自分でも小説を書きたいと考えている人や
すでに小説を書いているという人もいると思います。
個人の日記や人に見せる事がないという場合には
どんな事を書いても問題ないのですが
ネット上に挙げたり、多くの人に見てもらう事になると
どんなNGワードがあるんだろうと悩みますよね。
そこでこの記事では小説を書く時にこういう言葉は使ってはいけない、
使わない方がいいというNGワードについて書きます。
これから小説を書いて多くの人に読んでもらいたいという人の
参考になれば幸いですので最後までお付き合いください。
●小説で使ってはいけないNGワード①
*差別用語(身体的に不自由な方が不快になる表現)です。
小説の中で差別的な発言を意識していれるのはもちろんNGワードになりますが
そういった意思がなくても読者が不快に感じてしまう表現もNGワードになります。
その例を2つ挙げます。
差別的な言葉と受け取られるのでNGワードになります。
⑵「親分の片腕」など実力者という意味で使っていても
片腕だけの人に対する差別的な言葉と受け取られるので「片腕」がNGワードになります。
この2つは⑴「ブラインドタッチ」→「タッチタイピング」と言い換えられます。
⑵「片腕」→「腹心」という言葉に言い換えてそれぞれ同じような意味として使う事ができます。
過去には日常的に使われていた言葉が現在では
NGワードになっている場合があるので常に注意しなければなりません。
ただ年々新しい造語も増えているので使えない言葉が増える一方で
言い換えやすい時代にも変わってきているとも言えますので
自由な言葉で表現したいという意欲もあるかと思いますが注意していただきたいです。
●小説で使ってはいけないNGワード②
*死語(古くて一般的に使われなくなってしまった言葉)です。
自分が日常生活で普通に使っている言葉が
実はすでにあまり使われなくなってしまっている場合もあります。
こういった一般的に使われなくなった言葉「死語」も
NGワードになってしまいます。ここでも例を挙げます。
なんと言い換えればいいのでしょう?「写真送ります」丁寧ですがこんなところでしょうか。
⑵根暗(ネクラ)→今の言葉で言い換えると陰キャ(陰気なキャラの事)になります。
私も根暗は普通に使っていたのでもう言われなくなったのかぁと思うと寂しいです。
ここまで死語の例を挙げました。日常的に使っていたはずの言葉が
いつの間にか死語になっていると知ると取り残されたと感じたり、
年を取ったと感じたりしますが
これを機会に新しい言葉や文化を取り入れる努力をしていきたいものです。
●小説で使わない方がいいNGワード①
*方言です。
日本には様々な方言があります。
育った地域や長く生活している地域の方言がどこでも通じるものだと思っていたら
全く通じなかったという経験をされた方もいるのではないでしょうか?
方言は登場人物に言わせる事でそれを知っている読者が強く感情移入できたり、
他の登場人物と区別する事ができたりと便利な面もあります。
しかし特に若い世代では方言を知らないし、
使う事もないという人も多いので小説の中で使う際には注意が必要です。
ただ私個人の意見としてはその地域毎の特色ある方言は日本の遺産だと思っているので
後の世に残すためにも小説内でも使って欲しいと思っています。
●まとめ
ここまで小説を書く時のNGワードについて書きました。
時代が進むにつれて消えていく言葉と新しく生まれてくる言葉があるのですが
小説を書く、書かないという事に関係なく言葉に注意しながら生きていくのは
とても大切だと感じています。
この記事が未来で作家になっている人達の参考になっていれば
とても光栄ですし幸いです。