専業主婦が10 年ぶりに無理なく仕事に復帰するならパートがおすすめ
結婚前はバリバリと仕事をこなしてきた女性も、
結婚をきっかけに一時的に仕事を辞める人も少なくありません。
子育てなどが忙しい場合は、長期間専業主婦として子育てや家事に専念する人もいます。
子供も育ち、家庭も落ち着いてそろそろ仕事に復帰しようと
考えている人もいるのではないでしょうか。
ブランクが短い場合は、それほど復帰に苦労することはないといえますが、
中には10年以上など長期のブランクがある人もいます。
そのような場合は復帰に不安を持ことも珍しくありません。
ここでは、専業主婦が10年ぶりに無理なく
仕事に復帰できる働き方について考えていきます。
●まずは短時間の仕事から始めてみよう
専業主婦は、家事に専念することができますが長く専業主婦を続けている人は、
家事にも慣れており、効率よく家事をこなせる人も多くなっています。
10年ぶりなど長期のブランクある場合は、
子供も手がかからない年頃になっていることも多く、
子育ての負担もかなり減っている人も多くなります。
さらに、子供もお手伝いを積極的にやってくれるなら、
仕事復帰をしても、家事の負担が少なくなることも期待できます。
10年ぶりの復帰となると、長く職場から離れていることもあり不安を感じる人もいます。
いきなりフルタイムの仕事に就くと、仕事をこなすのも大変になりますし、
忙しさや疲労から家事もままならなくなる可能性があります。
無理のない復帰をすることが大事ですので、
まずは短時間のパートから始めることをおすすめします。
パートなら、週2~3回程度から働くことができますし、
曜日や時間を調整してもらえれば、仕事と家庭の両立もしやすくなります。
●パートで働くメリットと注意点を知る
長く専業主婦であった女性が10年ぶりにパートで働くメリットでは、
追加収入が得られることで家計が楽になることがあげられます。
さらに、自分自身の収入なので経済的な自立へと近づくこともできます。
パートの場合は残業もほとんどないところも多く、
家事や子育てに影響の少な働き方ができることもメリットです。
それに、正社員ほど責任は重くないので長期のブランクがある人にも
働きやすいといえます。
正社員ほどは経歴や学歴も重視されないので、
特別な経歴がない人も雇用されやすい傾向もあります。
10年ぶりに仕事に復帰する専業主婦が、
パートで働く注意点も知っておきたいところです。
まず、正社員とは違い賞与や退職金はありません。
さらに、給与は時給や日給で換算されるので収入が不安定になりがちです。
福利厚生の面でも、正社員より不利になります。
●ブランクのある専業主婦にお勧めの仕事
10年ぶりの復帰というように、長いブランクがある専業主婦の場合は、
まずはサービス業に目を向けることをおすすめします。
スーパーやコンビニスタッフ、飲食店スタッフなどは募集も多く、
特別なスキルや資格がない人、未経験の人も働きやすい仕事です。
こうした仕事は、土日や祝日は時給アップすることも多くなっています。
このほかでは、軽作業の工場仕事などにも目を向けてみたいところです。
いずれも立ち仕事が中心になりますが、適度に体を動かせるので運動不足解消にもなります。
サービス業はコミュニケーション力の高い人に向いていますし、
工場や倉庫の仕事は黙々と仕事をこなすことになるので、
逆にコミュニケーションが苦手という人にも向いています。
デスクワークを希望するなら、コールセンターや事務スタッフも向いています。
デスクワークはパソコンを使うことが多くなるので、
基本的なパソコン操作ができることも大事です。
さらに、長年の専業主婦のスキルを活用するなら
家事代行サービスやハウスクリーニング業などもおすすめです。
家事代行では掃除や調理、整理整頓・買い物代行など様々な仕事をしますので、
長年の家事経験がしっかりと活かされます。
まとめ
専業主婦は家事や育児に専念できることがメリットですが、
家庭だけではなく外の世界でも活躍したいと考える人も多く存在します。
子育ても落ちついた頃に復帰する人も多いものです。
とはいえ、10年ぶりなど長期のブランクがあると仕事についていけるか、
家庭と両立できるかなど不安な気持ちも出てきます。
まずは、短時間で働けるパートから復帰することをおすすめします。
時間や曜日の調整がしやすいパートは、
家庭と仕事を両立させたい主婦にはぴったりの働き方です。
主婦向きの仕事はサービス業や軽作業、
事務作業など実に様々です。さらに長年の家事の経験を活かせる仕事もあるので、
こちらにも注目したいところです。
合う働き方は人それぞれ違いもありますので、
それぞれの仕事の特徴や時給、メリットやデメリットなども比較して
最適な仕事を見付けましょう。