ライダースジャケットのショットの歴史と今のブランド立ち位置とは

初めてレザージャケットが欲しいと思って
最初に思い浮かんだり検索で出てくるのがライダースジャケットかもしれません。

実際僕自身もレザージャケットほしいなと思った学生時代
最初に目に入ってきたのがショットのライダースでした。

今も変わらず初めてほしいと思った皆さんの目の前には、
同じようにショットが出てきていると思います。

昨年2023年に110周年を迎えた100年以上の歴史を持つショットを振り返りながら、
ライダースの今を少し見ていきましょう。

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●ライダースジャケットはアウトドアアイテムとして生まれた。

みなさんの思い浮かべるライダースには
おそらく大きく分けて形として2種類あると思います。

1つ目が首元は大きく開き裾にはベルトがついたゴツゴツしたライダースジャケット。

そして2つ目は首元に襟のないスタンドカラーの割とシュッとしたライダースジャケットだと思います。

今では街中でファッションアイテムとして着ている人が増えているライダースジャケットは、
もともとは「ライダース」

本当ににバイク乗車中に着るものとして販売され始めました。

100年ほど前にショット(Schott)の手で今のライダースジャケットの形が出来上がり、
今も形やスタイルを変えながらショットに限らず数多くのブランドがリスペクトを込めて創り、
今も街中にいろんな人の手に渡って行っています。

僕自身言い過ぎかもしれませんが、ライダースジャケットは
アーバンアウトドア=街中を歩くに最適なジャケットなのかもしれません。

●ショットが今もライダースで最初に出てくるのは何故なのか?

ライダースジャケットは100年の歴史を抱えるアイテムとして、
ファッションの中に存在しています。

100年もあればショットの後発のブランドがショットを廃業に追い込んだり、
いろいろな形で昔あったブランドになってもおかしくありません。

ショットの人気を高めたのは1つの「きっかけ」です。

*そのきっかけは「映画」です。
1953年に制作された邦題「あばれもの」今でいうメンズが憧れるアイドル格の
男性俳優がショットのワンスターライダースジャケットを着用しいたことで、
みながみなライダースを着たい!!

といった熱狂を生み出し、その熱は若者にも伝わり、
学校にまで着ていき「ライダース着用禁止」になった学校も出てきました。

それからです、バイクを扱ったアイコニックな映画に
ショットのライダースジャケットは欠かせないアイテムとして常に出てくるようになりました。

映画を通してライダースジャケット=バイク=やんちゃの形がアメリカだけでなく
日本を含め映画が届く範囲で広がりました。

●今のショットとは。

はじめてライダースジャケットが欲しいと思って出てくるショットのライダースジャケットとは
どんな感じなんでしょうか、今のショットは古臭さを、
そもそも古臭さはオールドスタイルとしてジャンルが立ち上がり古いからと言って
避けるものではないのかもしれません。

今のショットはレザージャケットのショットではなく、
足元から頭の先まで全身をそろえることのできる大きなブランドとして今があります。

ここまでバイクに乗る時の安全性も高いゴツゴツしたダブルやシングルの
ライダースジャケットの話をしましたが、

今ではラギット(やんちゃもしくは不良っぽい)や
ストリートミリタリー要素も十二分に持ち合わせたアイテムを多く出しています。

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まとめ

ショット(schott日本サイト)
ショット(schottニューヨークサイト)

この2つのサイトを見比べてもらえばわかるように、
日本で路面店を構えているショットはファッショナブルになっています。

昔の形のライダースも当然取り扱っていますが、
野暮ったい感じのない着用画をアップしていてすごくオシャンな感じです。

レザージャケットはショットに限らず決して安いものではありません、
でも本当にファッションアイテムとしてひとくくりにせず、
レザーアイテムは着ていくにつれ自分のクセが革に移っていきます。

一生モノのダウンコートは存在しないけど、一生モノのライダースは100年前からあります。

冬もそろそろ終わりますが、今年の春先も秋口も冬も使えるアイテムとして
ショットを着て街中を楽しんでみてはどうでしょうか?

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