ブラッド ピットが出演した映画『12 モンキーズ』について徹底解説
ブラッド ピットが出演した『12 モンキーズ』は1995年のアメリカ映画です。
ウイルスが拡散したことが原因で滅亡寸前となった人類を救うため、
時間旅行を繰り返す男の姿を描いたSF大作です。
ブラッド ピットの他に『ダイ・ハード』、
『シックス・センス』などで知られるブルース・ウィリス、
『ラスト・オブ・モヒカン』のマデリーン・ストウ、
『人生はビギナーズ』でアカデミー助演男優賞を受賞した
クリストファー・プラマーも出演しています。
●ブラッド ピットがアカデミー助演男優賞に初ノミネートされた
ブラッド ピットは映画『12 モンキーズ』で精神病院に収容された
若い男を演じて、初めてアカデミー助演男優賞にノミネートされました。
ブラッド ピットは、ブルース・ウィリス演じる強靱な肉体と優れた記憶力を
持つジェームズ・コールと同じ部屋に入れられる科学者の息子役でした。
常に落ち着きがなく、意味不明な言葉を口にする挙動不審な人物を
演じていました。
アカデミー助演男優賞の受賞は逃しましたが、
ゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞しました。
ブラッド ピットは『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』と
『マネーボール』でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、
2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で
アカデミー助演男優賞を受賞しました。
●テリー・ギリアムが監督を務めた
ブラッド ピットが初めてアカデミー助演男優賞にノミネートされた映画
『12 モンキーズ』で監督を務めたのはテリー・ギリアムです。
情報統制が敷かれている20世紀のある国の暗黒社会を舞台にした1985年の映画
『未来世紀ブラジル』を監督したことで知られています。
グリム童話の作者として知られるウィル・グリムとジェイコブ・グリムを
題材にして、マット・デイモンとヒース・レジャーが共演した
『ブラザーズ・グリム』、ヒース・レジャーの遺作となった
『Dr.パルナサスの鏡』、『フィッシャー・キング』、
『ラスベガスをやっつけろ』などでも監督を務めています。
●ウイルス感染を描いている
ブラッド ピットが出演した映画『12 モンキーズ』は全世界へ
ウイルスが拡散したことで人類は地上では生活ができず、
地下に住むことを余儀なくされた未来世界を描いています。
『アウトブレイク』も未知のウイルス感染の恐怖と軍内部で進行する陰謀が
スリリングに描かれていました。
コロナ禍という人類がかつて経験したことがない状況の中で生きる中、
『12 モンキーズ』はウイルスによって人類の地球上における地位が
脅かされるというメッセージ性を持つ映画として見ることができます。
ウイルスと人類は共存できるのか、それともウイルスが消滅するのか。
コロナ禍にある今だからこそ、『12 モンキーズ』を見ることによって
感じられるものがあるでしょう。
まとめ
ブラッド ピットが初めてアカデミー助演男優賞にノミネートされた映画
『12 モンキーズ』は、全世界に拡散したウイルスによって
人類が地下生活を余儀なくされる未来世界を描いています。
ブラッド ピットの他に『ダイ・ハード』シリーズで知られる
ブルース・ウィリス、『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』で知られる
マデリーン・ストウ、『インサイダー』、『ゲティ家の身代金』で知られる
オスカー俳優クリストファー・プラマーも出演しています。
映画ファンとしてはそれぞれの俳優たちの演技を見ることができる映画です。
コロナ禍にある今だからこそ、
『12 モンキーズ』は見る価値がある作品といえます。