ファイナルファンタジー7 クライシスコアをプレイすると・・・・・・
ファイナルファンタジー7 クライシスコアをプレイすると、
必ずファイナルファンタジー7をプレイしたくなる件
ファインルファンタジー7 クライシスコアは2007年9月13日に発売され、
その人気の高さから、2022年12月13日にHDリマスター版
『クライシスコア-ファイナルファンタジーⅦ-リユニオン』が発売された。
神ゲーとも謳われるファイナルファンタジー7 クライシスコアですが、
その魅力を語っていきたいと思います。
●ファイナルファンタジーのスピンオフゲームとして
ファイナルファンタジー7 クライシスコアは、FF7の7年前から、
今日に至るまでを描いた作品です。
主人公は FF7にも少しだけ登場する、ザックスという青年。
ザックスがまだソルジャー2ndからどうして1stに至ったのか、
そしてクラウドとの出会い、あの日あの時本当は何があったのかという
奥が深いストーリーのFF7の更に深層に抉り込んだ作品だと言えるでしょう。
●ストーリー
主人公のザックスは、神羅カンパニーのソルジャー2nd、
ザックスの先輩であり、兄貴分のソルジャー1stのアンジール、
2人は、行方不明になった、アンジールの親友で
ソルジャー1stのジェネシスの捜索をすることになる。
ジェネシスは元神羅の科学者に、『プロジェクトG』という最強の人間を作るための
実験体として生まれたことを知り、神羅に復讐しようとしていた。
ジェネシスから自分も『プロジェクトG』の実験体だということを知らされた
アンジールは、自分自身の在り方に苦悩し、モンスターになってしまった自分を
消したいと願う。
そんな中ジェネシス、アンジールと共にソルジャー1stで2人の親友のセフィロスは
2人を救いたいと願うが、セフィロスもまた自身が『ジェノバ・プロジェクト』の
実験体だということを知ってしまい、自我が崩壊、ニブルヘイムという村を焼き払い、
姿をくらませる。
ニブルヘイムでの任務でセフィロスに瀕死の重傷を負わされたザックスと、
行動を共にしていた一兵卒のクラウドは、ニブルヘイム内の研究所で魔晄漬けにされ、
森羅の科学者宝条の実験体となっていた。
ソルジャーでなく、魔晄に耐性のないクラウドは重度の魔晄中毒となり、
喋ることも歩くこともできなくなってしまった。
そんなクラウドを見捨てず、ミッドガルへ戻ろうとするザックスだったが、
その道中で神羅の軍に射殺されてしまうのだった。
●スピンオフ作品として
ザックスというFF7のほんのチョイ役で出てきたキャラクターを使うことで、
神羅カンパニーの闇の部分が明るみになった今作。
暗い内容でありながら、ザックスの天真爛漫な性格が、
ファイナルファンタジー7 クライシスコアのストーリーに明るさを出してくれる
良いキャラクター設定だったのではないでしょうか、
細かい部分を見ていると、ザックスの勝利ポーズが、
FF7のクラウドの勝利ポーズが同じだとか、色々とFF7を思い出させるような要素もあって、
FF7への愛を感じました。
●エアリスとの出会いとその後
エアリスの初恋の人物とされていたザックスでしたが、
今作でエアリスとの馴れ初めや、エアリスとどのように親しくなっていったかが
描かれています。
ザックスもエアリスのことを想い合っていましたが、
エンディングが悲劇なだけに、切ない思いだけが残りますね。
いかがでしょうか、未だコアなファンが多いファイナルファンタジー7を
プレイしたことがある人も、1度もプレイしていない人も、
ファイナルファンタジー7 クライシスコアをやった後はその後のストーリーや、
キャラクター達の関係性なんかが気になって、
再度ファイナルファンタジー7をプレイしたくなると思います、
レビューの中には、こちらのクライシスコアの方が本編だという方もいますが、
それほど作り込まれたストーリー、設定ということですね。