ネイティブアメリカンの人が、結婚する際に装着する結婚指輪とは、どんな物なのか。
ネイティブアメリカンの人達が結婚する際にする指輪をインディアンジュエリーという。
Contents
・インディアンジュエリーとは、どんなもの?
インディアンジュエリーとは、ネイティブアメリカンの人達が
作成するアクセサリーの事です。
アメリカ国内では、ネイティブアメリカンの人達以外が
インディアンジュエリーを作成し、販売する事は犯罪となっているみたいです。
ネイティブアメリカンの人達が持つスピリチュアルな世界観、
自然や精霊達をモチーフにしたデザインになっています。
ネイティブアメリカンの人達は、「万物に精霊が宿る」という考えなので、
指輪にも精霊が宿っても大丈夫な様にしっかり、作られてるんだなと思います。
そして、一つ一つが、手作りでハンドメイドなので、
ネイティブアメリカンの人達の気持ちがこもった物になります。
余談ですが、シャーマンキングというアニメにも、
ネイティブアメリカンの部族が出てきます。
パッチ族のシルバです。
そのキャラクターもインディアンジュエリーをしていて、
インディアンジュエリーを武器として、精霊を宿し、闘っていたりします。
もちろん、その指輪にも精霊が宿っていて、装飾品のそれぞれに動物を
モチーフにした物が着いています。
・インディアンジュエリーの歴史と素材
まず、初めに紀元前10000年頃からアメリカに居た先住民族が、
貝殻、石、骨、羽などを素材とし、作成されたのが、
インディアンジュエリーの始まりです。
そして、最も最初に作成されたインディアンジュエリーは、
指輪では無く、イヤリングだそうです。
因みにこれはアラスカで見つかった4つの骨から、
作成したイヤリングで、約12000年前のイヤリングだそうです。
そんな昔に生きていくだけでも大変なのに、装飾品を作ろうという大変な中でも、
美を求めるネイティブアメリカンのセンスが素晴らしいと思いました。
そして、紀元前8000年前にもアメリカの南西部では、
石や貝殻で、できたペンダントが見つかっているみたいです。
紀元前7,000年前には、骨・貝殻で作られたビーズがアラバマ州。
紀元前6,000年前には、貝殻で作られたビーズがネバタ州。
紀元前3000年前の銅製の宝石はスペリオル湖紀元前1500年前に
石で作られたビーズはルイジアナ州から、それぞれ、発見されております。
そして、長い月日が流れ、インディアンジュエリーを作成する技術も向上していき、
動物の歯や爪、銅、真珠などを素材に作成されるようになってきました。
現在のインディアンジュエリーの基本的な素材はシルバーと天然石で、作成されています。
今のシルバー素材のインディアンジュエリーの起源は、
18世紀に西洋人から、手に入れた鍛冶道具を使い、西洋人が持ってきた硬貨を溶かし、
シルバーとしての素材を作り出したのが、始まりみたいです。
・ネイティブアメリカンの人達とってのインディアンジュエリーとは
昔のネイティブアメリカンの人達にとって、インディアンジュエリーとは、
階級や立場を表す道具の一つだった様です。
そして、昔のネイティブアメリカンはお金という物の概念が無かった為、
ネイティブアメリカンが作成した、インディアンジュエリーを売り、生計を立てていた様です。
今はインディアンジュエリーという伝統の装飾品を
絶やさない為にプライドを持ち、作成されているみたいです。
作り出し装飾品を売るのは、変わらないみたいです。
現地では、観光客へお土産物として、作成して、売ったり、
日本でも、ファッションの1部として、売ってたりもしています。
・インディアンジュエリーはこんな人にオススメ
ネイティブアメリカンが好きな人。
ハンドメイドな物が好きな人。
装飾品が好きな人。
スピリチュアルな物が好きな人。
などです。
お守の意味を込めて、装飾する。。なんか素敵ですよね。