トランペットのピストンの動きを良くするオイルの選び方
楽器を演奏する上で必ず必要になってくるオイル。
こちらはバルブオイル、と呼ばれています。
なぜバルブオイルが必要になってくるのか?
というのをここではご紹介致します!
ぜひ最後まで読んでいただけるの嬉しいです!
Contents
オイルはなぜ必要になってくるのか
トランペットのようにピストンを用いて演奏する楽器には
必ず必要となるバルブオイル。
このバルブオイル、実は種類があるのをご存知でしたか?
オイルが必要となってくる理由、それは「ピストンをスムーズに動かすため」です。
その為には楽器にあったオイルを選ぶことが重要になります。
後ほどメーカー等を書かせてもらいますが、
まずは粘度が低いオイルと高いオイルの説明をさせていただきます。
粘度が低いオイルは、ピストンバルブと菅の隙間が少ない楽器にオススメです。
逆に粘度の高いオイルはチューバやユーフォニウム用といってもいいでしょう。
粘度が低いオイルは抵抗感が少なくて、早い動きを得意としています。
逆に粘度の高いオイルはこまめにささなくてもいいものの、
ピストンの動きが遅くなってしまう事もあったりします。
粘度が低いオイルはピストンの動きを遅くせず、
スムーズに動くように働いてくれます。
その分こまめにささないといけませんが、
ピストンの動きが遅くなってしまうとそもそも演奏ができなくなってしまうので
要注意です!
バルブオイルの中で、「ヴィンテージ」と呼ばれるもの、
「クラシック」と呼ばれるものがあります。
ヴィンテージと聞くと古き良き物=古い楽器用?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
このヴィンテージやクラシックと言う名前は実は粘度の違いなのです。
ライトオイル、と呼ばれるものは水のようなシャバシャバした液で粘度が低いオイルの
事をさしますが、ヴィンテージやクラシックはねっとりした感じがある粘度が
高いオイルの事を言いますのでそこは注意しましょう。
オイルを塗る時の注意点
実際にトランペットにライトオイルを塗ってみたけどスムーズにピストンが動かない!
って思う方もいらっしゃったりします。
オイル選びに必要なピストンの印が現れたりしますので、
それを見て決めてみましょう。
その印とは…ピストンに縦状の擦れたあとになります。
これが見えたらピストンに粘度が足りていない証拠になるので、
粘度の高いオイルを選んでもいいでしょう。
ちなみに、何年演奏したら粘度のあるオイルに切り替えてもいい、
という縛りはありません。
沢山練習されてる方だとすぐに擦れてしまいますし、
動かすとカサカサ音が鳴ってしまうという方はその時にオイルの交換を行っても
いいでしょう。
その楽器にあった粘度のオイルを塗ることがとても大切です!
バルブオイルのメーカー別特徴
YAMAHAのオイル
YAMAHAのオイルはスーパーライト、ヴィンテージ、
レギュラーオイルの3種類があります。
スーパーライトが粘度がいちばん低く、ヴィンテージは粘度が高め、
レギュラーオイルはよく使われている一般的なオイルになります。
Bach
こちらのオイルの粘度はやや高めですが、
その分しっかりとした抵抗感を作ることが可能です。
トランペットさ、が出ると人気のオイルでもあります。
粘度の違うオイルに変える時の注意点
オイルグリスクリーナーというものを使って綺麗に拭き取ってから
新しいオイルに変えましょう。
オイルそれぞれに特徴がありますし、特性もあります。
拭き取って新しいオイルに交換しないとピストンを傷つけてしまう恐れもあります。
必ずこれを守ってオイルを変えましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
オイル1つでトランペットにとって良くなるか悪くなるかが分かりましたね。
トランペットもそうですが、楽器は生き物です。
しっかり大切にケアをしてあげてくださいね!
ここまで読んでくださってありがとうございました!