シングルコートの猫は抜け毛が少なく飼いやすい?おすすめの猫3選!
飼い猫の抜け毛が、ホコリと一緒に家じゅうのあちこちに、
ふわふわと散乱していることはありませんか?
飼い猫の毛のお手入れをまめにしないと、毛玉の原因に。
また、面倒くさがって掃除に手を抜くと、
猫の抜け毛がホコリに絡みついて、部屋の片隅などにたまってしまいます。
外出時には服に付いた猫の抜け毛も気になるのでは。
猫アレルギーを持っている方には猫の抜け毛は大敵です。
飼い主さんにとって、
猫の抜け毛は悩みのたねですよね。
抜け毛が心配だけれど、猫が大好きで飼いたいという方には、
抜け毛の少ない猫をおすすめします。
この記事では、
猫の被毛の構造と特徴について
シングルコートの猫は抜け毛が少なく飼いやすい?
おすすめの
スフィンクス、コーニッシュレックス、コラット
についてご紹介します。
Contents
●猫の被毛の構造と特徴について
*猫の被毛の構造と特徴・ダブルコートとシングルコート
猫にはダブルコートとシングルコートの2つの毛質があります。
ダブルコートは、太く硬い毛のオーバーコート(上毛)と短く柔らかく
細い毛のアンダーコート(下毛)で成り立っています。
オーバーコートは、直射日光から皮膚を護る役割をし、
アンダーコートは、寒さから身体を防護。
換毛期がやってくるとダブルコートの猫は、
抜け毛が多くなります。
それに対して、シングルコートはアンダーコート、
またはオーバーコートのどちらか1種類だけしか持っていません。
ダブルコートと同じような換毛期はなく、
1年を通じて少しずつ毛が生え変わります。
ただ、アンダーコートが主体のシングルコートは、
オーバーコートが主部のシングルコートよりやや抜け毛が多くなります。
それでもダブルコートの猫に対して、抜け毛が少ないのが特色です。
*猫の被毛の構造と特徴・短毛種と長毛種
猫は、被毛の長さで短毛種と長毛種の2種類に分けられます。
長毛種は被毛が長くボリュームがあり、抜け毛が目立ちます。
毛が長いため、家中のいたるところに絡まってしまい、お掃除がたいへんです。
一方短毛種は体型に沿った短い毛皮が特徴です。
シングルコートの猫は短毛種が多く、抜け毛が少ないと見なされてています。
短毛種の被毛は抜けづらく、
室内で飼ってもお手入れがしやすいメリットがあります。
●猫種のなかで抜け毛の少ない飼いやすい種類おすすめ スフィンクス
スフィンクスは、カナダ原産の猫の品種で、
その最大の特徴はほとんど毛がないことです。
そのため、抜け毛が極めて少ない猫といえます。
しかし、全くの無毛ではないので、
時々短いうぶ毛が抜けることがありますが、
他の猫種に比べると格段に少ないでしょう。
皮膚はややシワがよっており、体温を維持するための脂肪層が少ないので、
触ると温かい感触です。
頭部の大きな耳と広い額、レモン型の大きな目を持っています。
ひげはついていません。
毛が少ないため体温調節が難しいので、
他の猫種と比べると体温が高めです。
スフィンクスは人間の気を引くのが好きな猫で、人見知りが少なく、
人懐っこい性格。また、好奇心が強く、活発です。
●猫種のなかで抜け毛の少ない飼いやすい種類おすすめ コーニッシュレックス
コーニッシュレックスは、イギリス原産の猫の品種で、
体全体を覆う短い巻き毛が特徴です。
巻き毛は、シングルコートだけで形成されているので、
抜け毛の量が少ないといわれています。
そのため、アレルギーを持つ方や、家の中での抜け毛の心配をする方にとっては、
コーニッシュレックスは魅力的な猫です。
この独自の巻き毛の毛質は、遺伝的な突然変異によるものだそうです。
逆ピラミッド型の顔立ちに、楕円形で少しつり上がった目、
まっすぐ立った大きな耳。
細身で筋肉質のスリムな体型は、動きがシャープで、
活発な性格を示しています。
性格は、社交的で人懐っこく、遊ぶのが大好き。
また、学習能力も高い猫です
●猫種のなかで抜け毛の少ない飼いやすい種類おすすめ コラット
コラットは、古くからタイ北東部で飼われてきました。
独自のハート形の顔は「幸運を招く猫」といわれています。
筋肉質でしっかりした体型は、健康的な印象を持ちます。
シルクのようなきめの細かい光沢のあるシルバーブルーの被毛と、
グリーンに輝く目が特徴。
コラットはマイペースですが、物静かでおとなしい猫です。
そのため、騒がしい騒音を嫌います。
飼い主には忠実で、そばにいることが大好きです。
社交性もあり、優れた聴覚、視覚、嗅覚を持ちあわせています。
被毛が短毛のシングルコートだけなので、抜け毛の少ない猫です。
●まとめ
これまで本記事では
猫の被毛の構造と特徴について
シングルコートの猫は抜け毛が少なく飼いやすい?
おすすめ スフィンクス、コーニッシュレックス、コラット
以上についてご紹介してきました。
つまり、
シングルコートの猫は抜け毛が少なく飼いやすいといえます。
シングルコートの猫はアンダーコート、
またはオーバーコートのどちらか1種類だけしか持ち合わせていません。
そのため猫は抜け毛が少ないといわれ、面倒な猫のお手入れや、
お掃除が少なくて済みます。
しかし、被毛が全くないということではないので、
適度なお手入れや、お掃除は必要になってきます。
また、猫の品種によって、特徴や性格も違ってきます。
猫を飼うときはよく理解したうえで、
お好みの猫種を選ぶことをおすすめします。