クリミナル マインド 2番目の男
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●クリミナル マインド 2番目の男のあらすじ
S6第7話「二番目の男」
トウモロコシ畑から3人目の遺体が発見されました。
殺されたのはいずれも、若いストリップダンサーでした。
4人目の犠牲者が出るかもしれません。
ストリッパーダンサーのステファニーは職場のナイトクラブを出でから行方不明中です。
犯人逮捕とステファニーを救助するためにBAUの捜査活動が開始されました。
●クリミナル マインド 2 番目の男の犯人グループの関係性
犯人は大学生3人グループでした。ステファニーを拉致監禁して、薬を飲ませて、暴行しました。
見ていて胸糞悪かったです。最初は3人とも、羽目を外して楽しんでいました。
ステファニーは怯えながら、耐えていました。
ステファニーが目隠しをされて踊っている最中に、マイケルは、
ステファニーの足元を銃で撃って、ステファニーが怯えるのを楽しんでいました。
残りの2人、クリスとスコットは楽しんでいたのは最初の頃だけで、
だんだん主犯格の行き過ぎた行為に引き始めました。
ですがクリスはボスには決して逆らえないイエスマン。
グループでは2番目のポジションです。一方、新参者のスコットは、
捜査の手が及ぶのを恐れてグループから抜けたいと思い始めます。
マイケルは、そんなスコットの存在が邪魔になり、クリスにスコットの始末を命じます。
友達を殺させることで自分への忠実信を高めようとしたのでしょう。
スコットは3人の中では一番まともな善悪の価値観を持っていたので、
マイケルは危機感を感じていました。
クリスはマイケルに逆らうことが出来ず、
仕方なくスコットをバットで殴ってしまいます。
*クリストファー・ソルターズ
通称:クリス
ジェフ・ソルターズ保安官の息子、職業はバーテンダーで大学生。
犯した罪は連続強〇魔、殺〇犯、誘拐犯。
クリミナル マインド 2番目の男。クリスは保安官の父親に厳格に育てられ、
躾と称して日常的に父親から暴力を受けていました。
それにより、支配的な相手には逆らうことが出来ず、主犯者マイケルにはいつも忠実でした。
その一方で仲間のスコットを〇してしまったことに苦しんでいました。
*マイケル・コシナ
通称:マイケル
マイケルは元大学生で、犯罪グループの主犯格。犯した罪は連続強〇犯、連続殺〇犯、誘拐犯および代理殺〇犯
ストリップダンサーを狙って、強〇し、監禁した後に殺〇。
ダンサーが勤務を終えてクラブから出てくるのを待ち、クリスとスコットと一緒に駐車場で拉致し、
自宅に連れて行き、DNAが追跡されないようにコンドームを使用してレ〇プした後、殺〇しています。
*スコット・ケーガン
通称:スコット
大学のフラタニティで正式会員になる前に追い出されています。その期間にクリスと出会い、マイケルのグループの一員となりました。
はみ出し者のスコットは、自分の居場所がどこにもなく、行く場所がないので仕方なくグループの一員でいたようです。犯した罪は連続強〇魔、誘拐犯。
●クリミナル マインド 2 番目の男を見た感想
クリミナル マインド2番目の男、クリスはジョンソン郡保安官のジェフ・ソルターズの息子でした。
クリスは、日常的に父親に暴力を振るわれていました。父親はそれを躾だと言っています。
妻は愛想をつかしてクリスを残し、逃げ出してしまったようです。
クリスは日常的に暴力を振るわれている子供が将来どうなってしまうかを示した典型的な将来像です。
クリスが事件に関与してしまったのは、
ソルターズが父親として間違った子供の育て方をしていたからと言っても過言ではないでしょう。
ソルターズ保安官は息子の将来に悪影響を与えないように、
過去にクリスが犯した傷害事件や薬物違反の記録をもみ消しました。
それは本当に息子のためだけでしょうか?保安官としての体裁を保つためではなかったのでしょうか。
物語の最後には息子の命を救うために、息子の腕を銃で撃ってしまいます。
崩れ落ちていく息子を抱きかかえながら、「こうするしかなかった」と言っていたのが印象的です。
父親らしい一面を見ることが出来ました。
確かにここまでしないとこの親子は立ち直れなかったのかもしれません。
最初あんなに大威張りだった保安官も最後にホッチに自分の育て方が間違っていたことを認めています。
今後は一生かけて息子を守るとも言っています。
ホッチとは最初はうまくいっていない様子でしたが、最後は、打ち解けることが出来きました。
ホッチも頑張ってと励ましてくれました。
ステファニーも無事に救出され、父と娘に会うことが出来たので、
良いエンディングだと思います。
ストーリーも分かりやすく、テンポよく進み、楽しく見ることが出来ました。
●クリミナル マインド 2 番目の男のまとめ
父親は子供の人格形成に重要な役割を担っているということ。
父親が威厳を保ちたいがために、子供を必要以上に叱ったりすると、子供は委縮してしまい、
人格を歪め、自信のない自立性のない大人になってしまうかもしれません。
ですが、たとえ育て方が間違っていたとしても、間違ったことに気が付き、悔い改めることにより、
どんな状況でもやり直しは可能だということをクリミナル マインド 2 番目の男を見て思いました。