【雑学トリビア】東京merってどんな場所で撮影したの??ロケ地や撮影エピソードなど!!

2021年夏クールのドラマ「TOKYOMER~走る緊急救命室~」は
石田ゆり子さん演じる赤塚東京都知事の特命で作られた、

鈴木亮平さん演じる喜多見チーフ率いる医療チームが、
最新医療機器とオペ室を搭載したmerカーで様々な場所に駆け付け、
人命救助をおこなうドラマです。

2023年には劇場版も公開されましたが、
連続ドラマの時点ですでに映画レベルのスケールで、描かれていました。

松木監督はインタビューで
「私はこの作品を“医療戦隊”だと思っていて、医療シーンをアクションのように
撮ることを意識していました。実際に救命救急のドキュメンタリーなどを観ると、
本当に戦っているみたいなんですね。

今回はそれに加え、階段を使った『ダイ・ハード』的なアクションもあるので、
見応えが増していると思います」
とコメントしています。
(ロケーションジャパンインタビューより)

どのように撮影をおこなっていたのでしょうか。

また、撮影秘話などはあるのでしょうか。
今回は東京merのロケ地や撮影中のエピソードについて色々調べてみました。

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●東京merのいる横浜海浜病院は見に行ける?


東京merのいる横浜海浜病院の外観は
江戸川区臨海町にある東京臨海病院が使用されました。

喜多見らが洗車などをしていた東京merカーの車庫として使われていた場所は
埼玉県にあった大手自動車部品メーカー「マレリ」の移転前社屋です。

「マレリ」旧本社ビルに関しては後日建物ごと解体されたとの事で、
現在は見にいくことができないのは残念です。

ちなみに東京merカーはTBS前広場で展示されている時に見に行った事がありますが、
ドラマそのままにピカピカでかっこよかったです!

●東京merのその他の撮影場所について


東京海浜病院内の食堂シーンにつかわれたのは
帝京大学千住キャンパス本館のカフェテリアでした。

10話の爆破事件では関東医科大学や東海大学湘南キャンパスなど、
大学の敷地を多く使用している事がわかりますね。

涼香と音羽が妊婦を救出したエレベーターの外観も
千葉大学医学部附属病院だそうです。

大学や病院の作りってだいたい似たようなイメージですが、
なぜこんなに何か所も撮影場所を分けたのでしょうか?

前述の松木監督は劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で
横浜ランドマークタワーを舞台にした際、

ドラマ版では誰もが知っている場所が出てくることがなかった」とおっしゃっています。

ひょっとしてドラマ版東京merにおいては、
あえて施設や地名をはっきり特定させないようにロケ地を細分化した事で、
より全国の視聴者が先入観なくリアリティを感じられるような演出をしていたのかもしれませんね。
   

●撮影秘話など


視聴者としてまず驚いたのは医療シーンがとても本格的で濃厚な事。

一般的な医療ドラマにはない不安定な事故現場でのオペにもかかわらず、
大げさな無駄な動きのない「リアルな医療従事者」そのものです。

それぞれの役割ごとの役者さんの動きにもちゃんと意味があって、
実際の医療行為と同じような動線が成り立っている。

ドラマ放送当時の麻酔医冬木先生役のXでの投稿では
ご自分の演技が何の処置をしているのかを解説していました。

画面上ではほとんど喜多見先生メインでしか映っていなくても、
いかにきちんと意味のある動作をしていた事がわかりますね。

実はキャスト達が自分たちでオペの目的や手順をちゃんと認識し、
薬品や医療道具がどういった目的で使われるのかを覚えて、
話し合いながら動きを考えたそうです。

台本で指示された以上の細やかな表現をされていたのなら、
見事としかいいようがなかったですよね。

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●さいごに

東京merは大きな事故現場のシーンを再現するために、
大がかりな仕掛けや大勢のエキストラを使う大規模なものが多いため、

東京近郊広い面積のロケーションで撮影されていたため、
あのような大迫力のスケールの作品になった事がわかりました。

そして俳優のみなさんがいかに真剣にこのドラマに取り組み、
医療従事者へのリスペクトをもって医療シーンその他の演技に取り組んでいたかわかり、
改めて感動しました。

劇場版では「横浜mer」も出てきましたが、
まだまだ色々なストーリーが作れそうですよね。
劇場版第2弾やドラマのシーズン2に期待したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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