【豆知識】猫が高い声で鳴くのはなぜ?声の長さに気持ちのヒントが??
猫と言えば、鳴き声を文字に起こしても
「にゃあ(日本)」や、
「meow(英語)」と表現されており、
国境を超えて愛らしいですよね!
実は猫も人間と同じように、
その愛らしい声でコミュニケーションを取ることがあるのです。
挨拶や自分の気持ち、「嬉しい」や「怒ったぞ!」などの
気持ちを表すのに必要に応じた声を出すと言われています。
では、猫が高い声で鳴くのはいったいどういった理由があるのでしょうか?
声だけでなく、
その意味まで愛らしい高い声についてご紹介します!
Contents
●猫の高い声は、甘えたいアピール!
猫が高い声で「ニャーン」と鳴くのは、
子猫が母猫に向けてアピールする時に出す鳴き声です。
飼い主さんに何かしてほしいことがある時や、
甘えたい気持ちの時にする鳴き方のようです。
猫を飼っていると、その一声でついつい家事や仕事や勉強の手を止めて、
猫とのお話タイムが始まってしまう飼い主さんも
多いのではないでしょうか?
●短く「ニャッ」と鳴く理由は?
*挨拶
猫が短く高い声で鳴くのは、人間で言う挨拶をしているような感じです。
「やあ!」「元気?」と言うような、
仲良しの相手に使うようなフランクな挨拶だと思えばわかりやすいですね。
お話が好きな猫は、名前を呼ばれた時にも「ニャッ」
と言うことがありますが、これは呼びかけに対して
返事をしていると考えられています。
好意的ととらえて間違いないでしょう。
*嬉しさの表現
猫の短い鳴き声には、挨拶のほかに嬉しさが
込められていることもあります。
飼い主さんがご飯を用意する時に足の周りで嬉しそうにしっぽを
ピンと立てて小走りで動き周り、「待ってました!」「やったー!」
などの嬉しい気持ちを伝えたい時に、高い声で短く鳴きます。
この際気をつけなければならないのは飼い主さんの足元です。
ご飯が待ち遠しい猫ちゃんとぶつからないように
最新の注意を払って行動したいですね。
*気まぐれな猫ちゃんがお出迎え?
猫が高い声で短く「ニャニャッ!」と鳴くのは、軽い挨拶をしています。
「やぁ!」「お帰り!」といったイメージです。
熱烈に歓迎されていると言うより、
惰性でお返事してくれているようです。
猫好きとしてはそれだけでたまりませんよね!
猫の「ツンデレ」たる所以は
こういうところからきているのかもしれませんね。
●長く「ニャーーーン!」と鳴くのは、甘えたい時
学校や職場、買い物から帰宅すると、
玄関まで迎えにきて「ニャーーーン!」と言われた経験のある
飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
これは先ほどの短い「おかえり」とは違い、
「嬉しい!大歓迎!」や甘えたい時、
寂しかった時などの何かしらの要求があるときにする鳴き方です。
この鳴き方をした後にドアの前に座れば
「ドアを開けてほしいニャ」、
餌入れの前に座れば「お腹すいたニャ」など、
比較的わかりやすく「猫と意思疎通できた!」と思える
鳴き方なのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
猫が高い声で鳴く理由をいくつかご紹介してきました。
猫にも人間と同じように惰性で返事をしたり、
嬉しい時は声のトーンも高くなったり、
実は「高い声で鳴く」という行為だけで
たくさんの情報が詰まっていましたね!
お家にいる猫ちゃんはもちろん、地域猫ちゃんや野良猫ちゃんとも
スムーズな意思疎通が夢ではないのではないでしょうか?
人にたくさん話しかけられてきた猫ちゃんは、
そうでない猫ちゃんよりも口数が多くなると言われています。
是非、猫ちゃんをみかけたらいつも発する声よりも
少しだけ高い声で話しかけてあげてください。
猫ちゃんとの距離を縮められるかもしれません。