【読書好き厳選!】毎日忙しい20代OLさんにおすすめの小説 読書初心者さんにも!
たまには読書をしたい!けれど20代、
大学や仕事などで忙しくなかなか読書をする機会や時間がない…という人も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
すぐに私生活やお仕事に役に立つ実用書などももちろん良いのですが、
たまには小説に触れてほっこりしませんか?
この記事ではそんな忙しい20代の方におすすめの小説をご紹介いたします。
とても読みやすいものばかりですので、
読書に慣れしたしんでいない方にもおすすめです。
最後までぜひお読みください。
●試着室で思い出したら本気の恋だと思う
恋愛に悩むアラサー女性5人がそれぞれ主役の短編小説です。
この印象的なタイトルに惹かれる方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、著者の尾形真理子さんはLUMINEや資生堂などの広告を
手掛けるコピーライターさんです。
5話それぞれの章のタイトルも必見。そのうちの一つ、
「あなたといたい、とひとりで平気をいったりきたり」は
うんうんと頷いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
さらりとした読み心地の恋愛小説なので、読書にあまり慣れ親しんでいない方、
甘々な恋愛小説があまり得意ではない方にもおすすめです。
通勤通学時間などの隙間時間にこの本を読んでほっこりし、
おしゃれしたいなとまた新しい気持ちをもらいませんか?
●ツバキ文具店
鎌倉で文具店を営みながら、手紙の代筆屋さんをやっている雨宮鳩子こと
ポッポちゃん。
本作ではポッポちゃんが書いたお手紙が実際に載っているのですが、
文字の書き方によってこんなにも受け取る印象が変わるものなのかと驚きます。
スマホやパソコンが情報伝達手段の主流となり、
文字を書くこと自体が少なくなってきた現代において、
手書きのパワーを改めて感じられる作品です。
読み終わると素敵な便箋と筆記用具(特に万年筆!)を買って、
誰かに手紙を送ってみたくなること間違いなしです。
作中に出てくる鎌倉のお店は実在するので、
読み終わった後めぐってみるのも楽しそうですよね。
●お探し物は図書館まで
悩みを抱える老若男女が図書室で支所さんにおすすめされた本をきっかけに、
自分の中の本当の答えを見つけていくストーリー。
こちらも一番初めにあげさせていただいた
「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」と同様、
短編小説5つがゆるりとつながっている作品です。
自分は一体何をしたいのだろう、
何がしたいのだろうと自問自答することは誰にだって一度はあると思います。
答えを人に求めたり、本に求めたり…結局答えを導き出すのは自分自身でしか
ありませんが、一見関連がなさそうなことにでもヒントが転がっていたり、
どこかで繋がっているのではないかと思わせてくれます。
勇気が出ず、なかなか一歩を踏み出せない時そっと背中を押してくれる、
そんな温かくなれる作品です。
●西の魔女が死んだ
タイトルに少し怖い印象を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、
本の表紙の通り淡いクリーム色みたいな優しい小説となっております。
学校での人間関係に疲れてしまった主人公まいは田舎のおばあちゃんの家で
療養することに。そこでの生活がまいを「魔女」として成長させていくストーリー。
植物や田舎での暮らしの風景などがとても想像しやすく入り込みやすいです。
自然に囲まれ、自給自足のような暮らしをしながら
淡々と生きていくことに憧れてしまいます。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。今まであまり読書に触れる機会がなかった方や、
久しぶりに読書してみようかなという方、
おすすめさせていただきました4冊は
とても読みやすくほっこりした気持ちになれるものばかりです。
本はパソコンやスマホで検索して出てきたデータとは違い、
人の思いが詰まった作品です。また自分の視点とはまた違った、
思いもよらなかったりする視点をくれる存在です。
現代に生きる私たちは積極的に本を
読んでいかなければならないのかもしれませんね。
ご覧いただいた方のうち一人でも多く、
これから少しでも本を読んでみようかなと思っていただければ幸いです。