【知ってた?】「サイゼリア」「サイゼリヤ」どっちなの??サイゼにパフェがないって本当??
新年度が始まりました。
家族や友人、同僚たちと、あるいはおひとりで外食する機会も増えますね。
お手頃価格で気軽に利用できるファミリーレストランの一つに「サイゼリヤ」がありますが、
ネット上では「サイゼリアとサイゼリヤ、どちらが正しいの?」という疑問を見かけます。
さらに、「サイゼリヤにはパフェがないの?」という問いかけもあるようです。
これらの疑問を検証し、さらにこの記事を最後まで読むと「パフェ」の豆知識も増えますので、
どうぞおつきあいください。
Contents
●「サイゼリア?」「サイゼリヤ?」
*正式な社名は「サイゼリヤ」です。
日本語だと、語尾は「ア」のほうが発音しやすい気がします。
かつてTwitter(現X)上で「サイゼリア」というツイートがあるたびに、
「サイゼリアではなく、正しくはサイゼリヤです」と訂正して回っていたアカウントがあったそうです
(今は活動を休止されています)。
●「サイゼリヤ」には、本当にパフェがありません。
*お手頃価格なデザートメニュー
イタリアンジェラート(250円)
ティラミスクラシコ(300円)
チョコレートケーキ(300円)
トリフアイスクリーム(350円)
コーヒーゼリー&イタリアンジェラート(350円)
ジェラート&シナモンプチフォッカ(450円)
プリンとティラミスクラシコの盛合せ(500円)
「サイゼリヤ」のデザートはシンプルですが、どれもお手頃価格ですね。
そこが、魅力であり戦略だと思います。
●デザートを注文するときの工夫がすごい。
「サイゼリヤ」では自分で直接伝票に記入して注文しますが、
デザートは商品ごとに「すぐに」と「あとで」と注文番号が2個ついています。
すぐに食べるか、食後に食べるか、店員に聞かれる前に自分で指定できる気づかいは感心します。
センスが良いです!
●やっぱりパフェが食べたいときの、ファミリーレストラン3選
*ガスト、ジョナサン、デニーズではパフェが食べられます。
季節のフルーツをたっぷり使って、見て楽しく、食べて楽しい、想像しただけでワクワクします。
春はイチゴの季節ですから、お店のパフェを食べ比べというのもいいですねぇ。
●なぜ「サイゼリヤ」にはパフェがないのか検証してみた。
*そもそもイタリア料理にはパフェがないの?
「んな、こたない!」とタモリさんにつっこまれそうですが、イタリアンにもパフェはあります。
本場では「コッパ・ディ・ジェラート(Coppa di gelato)」といい、
直訳すると「アイスクリームのカップ」です。この名称はあまりなじみがないかな?
*「手間」と「時間」がかかりすぎるのではないか?
フルーツをカットして、アイスクリーム、ゼリー、ケーキ、シリアルなどの食材を、
細長いグラスの中に、ていねいに、きれいに盛りつけていくなんて、考えただけでめんどうです。
サイゼリヤでは、この「手間」と「時間」を省くことで、
お手頃価格を実現しているのでしょうね。
●メニューで見かける「パフェ」と「サンデー」は、どうちがうの?
*微妙にちがいますが、明確ではないです。
見た目も材料も似ているのに、何がちがうの?と気になっていました。
調べてみると、お店によって、使うグラスの大きさや中身、量を変えていることもありますが、
明確な決まりはないそうです。
私のイメージでは背の高いグラスのほうが「パフェ」で、
小さいほうが「サンデー」でした。
*「パフェ(英語)」または「パルフェ(仏語)」はどんなデザート?
フランス生まれ、アイスクリームの上にフルーツやソースをトッピングして提供します。
日本では本場フランスよりもかなりアレンジされていますね。
*「サンデー」はどんなデザート?
アメリカ生まれ、諸説ある中、日曜日(Sunday)だけ提供されるデザートが由来で、
ほぼパフェと同じです。
●まとめ
お財布にやさしく、幅広い年齢層に利用される「サイゼリヤ」。
午前中はゆったりとコーヒーを飲みながら初老の男性が読書をして、
夕方からは学校帰りの学生たちがにぎやかに空腹を満たす、そんな空間が魅力的ですね。
コストをかけず、お手頃価格で提供するために、手間のかかる「パフェ」をメニューからはずして、
シンプルなデザートにしているのかな、と思いました。
外出先で、疲れたな、何食べる?となったら、気軽に、一人でも行きやすい、
便利な日本生まれのイタリアンレストランですね。