【旅マニア監修】志摩スペイン村「パルケエスパーニャ」とはどんな意味?その意味に込められた関係性とは?
皆さん、志摩スペイン村のパルケエスパーニャをご存じでしょうか?
そうです!あの「エスパーニャー♪」で始まるキャッチーなCMのテーマパークです。
テレビでよくCMを放送していたので実際行ったことはないけど
名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
しかし名前を知っている方でもパークの名前でもある
”パルケエスパーニャー”の意味を知っている方は少ないと思います。
”パルケエスパーニャー”というワードはどんな意味?何語?なぜその名前をつけたのか?
など様々な疑問が浮かんできますよね?
この記事ではそのような疑問を解消出来るように解説していきます。
そして三重県とスペインの関係性についても
兼ねて紹介していきますので最後までご覧くださいね!
”パルケエスパーニャ”とは直訳すると”スペイン公園”
まずパルケエスパーニャとは志摩スペイン村という複合施設内にあるテーマパークのことです。
スペイン村というネーミングですので、
やはり”パルケエスパーニャ”というワードはスペイン語でした。
スペイン語でパルケ=公園、エスパーニャ=スペインとなっており、
その二つの単語からスペイン公園という意味になります。
複合施設がスペイン村で、その中のテーマパークがスペイン公園という名称なので
都会的でハイテクなイメージではなく、自然豊かで活気に溢れるゆったり満喫できる
テーマパークのイメージで名付けられたのではないかと思います。
ここまでで志摩スペイン村のパルケエスパーニャとはスペインが
コンセプトのテーマパークであり、コンセプトのスペインの言語から
スペイン公園という意味があるということがわかりました。
しかしなぜあまり馴染みのないスペインにスポットを
当てたテーマパークを設立したのでしょうか?
次はその疑問を解説していきましょう!
1.三重サンベルトゾーン構想がリゾート法で適用された。
リゾート法とは高度経済成長に伴って生活水準が高まったことで
余暇活動(休日の過ごし方など)の多様性に適応する為に決められました。
簡単に言えば、リゾート地を開拓して観光や地域振興に力を入れていこう!ということです。
この法律が当てはまる地域には質の良い自然と広大な敷地が必要であり、
設立にあたって出資してくれる民間企業が必要だったりと中々難しい条件です。
それが三重県にスポットが当てられ、
上手く事が進められ志摩スペイン村の設立に繋がりました。
2.なぜスペインをモデルに?
もともと三重サンベルトゾーン計画そのものがスペインを意識していたようです。
スペインは人口約4千万人ですが、
観光としてスペインに訪れるお客様は約5千万人いる観光立国として有名なのです!
これは本当にすごいことだと思いますし、
観光地を作っていく側からすればお手本にしたいのは頷けますよね。
皆さんはスペインと聞いてどんなイメージを想像されますか?
私はフラメンコと闘牛、情熱の国というワードがすぐに浮かびました。
フラメンコは自分達はもちろん、お客様も楽しませる。
闘牛はフラメンコ同様楽んでもらえる+自然との共演。
「情熱の国」の人柄は明るく元気で人情に厚い。
このようなイメージをスペインに持っています。
今思うとイメージ全てが三重サンベルトゾーンに当てはまっているのです!
またスペイン北部のサンティアゴ•デ•コンポステーラは巡礼地であり
三重のお伊勢まいりと通ずる部分があるようで決め手の一つとなったのではないでしょうか?
こうやってみると三重とスペインは似てる部分が多々あることがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はパルケエスパーニャの意味について述べ、
それに伴い三重県とスペインの関係性についても解説しました。
志摩スペイン村の設立背景や経緯についてもお分かりいただけたと思います。
是非志摩スペイン村に行かれる際には、パルケエスパーニャって
こんな意味があるんだよと話の種にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。