【意外と知らない】タリーズはどこの国が発祥??実は、、、
突然ですがコーヒーは好きですか?
コーヒーのある生活が当たり前になってきた人が多いと思います。
外出先や職場の近くでスターバックスやタリーズコーヒーはよく見かけますよね。
コーヒーチェーン店の中でもタリーズはどこの国の発祥かご存じですか?
実はスターバックスと同じ発祥の国であるアメリカのシアトルが原点です。
タリーズではクオリティの高い豆であるスペシャリティコーヒーを使っており
シアトル系コーヒーとも言われています。
今回はタリーズの美味しさでもあるスペシャリティコーヒーや発祥の国で
タリーズがどう日本にやってきたかを調べてみました。
●タリーズはシアトル発祥のコーヒー屋さん
タリーズコーヒーはアメリカ・ワシントン州のシアトルで1992年に創業されました。
創業者はトム・タリー・オキーフさんでタリーズコーヒーのお店の名前は
創業者のミドルネームである「タリー」からとったものです。
当時4店舗程しかなかった小さな町のコーヒー屋さんのコーヒーを
タリーズコーヒージャパンの創業者でもある松田公太さんが惚れ込み、
日本で創業できるよう権利を獲得。
現在の東京都中央区銀座にタリーズ1号店を出店しました。
タリーズ発祥の国と言われるアメリカのシアトルでは現在お店はなく、
市販のコーヒーのみに名前が残っています。
一時期はシアトル3代カフェチェーンに数えられていましたが
2013年に倒産し売却され2018年には店舗が閉鎖してしまいました。
日本で営業できているのは独立したライセンスを取得していた為であり
現在は伊藤園の子会社として運営されています。
因みにシアトル系コーヒーとはシアトル発祥のコーヒー文化のことを言い
スターバックスも同じシアトル系コーヒーと言われています。
●創業者はコーヒーが嫌いだった?
タリーズコーヒージャパンの創業者は実業家であり元政治家の松田公太さんです。
この方、実はコーヒーが嫌いだったと別の記事で話しておりました。
当時の日本にはまだスペシャリティコーヒー文化はなく
ドリップコーヒーが主流だったのであまり好きではなかったみたいです。
コーヒーを好きになったキッカケは初めて飲んだ「ラテ」だそうです。
友人の結婚式にアメリカのボストンへ行ったところ
スペシャリティコーヒー屋さんの行列を見てびっくり。
「この文化はなんだろう?」と思い一番人気の「ラテ」を購入。
実際に飲んだ瞬間「こんな美味しいコーヒーがあるのか」と
惚れ込みコーヒーの虜になってしまったと書いてありました。
起業を目指していたのでスペシャリティコーヒーについて
色々なところを見て回った結果、シアトルにある小さな町のコーヒー屋さんが
一番美味しいと思い日本でやる権利を頂いたそうです。
因みに松田公太さんは現在パンケーキでブームとなった
EGGS 'N THINGSの代表取締役です。
すごい方ですよね?調べていて驚きました。
●スペシャリティコーヒーとは
タリーズでも使われているスペシャリティコーヒーですが
コーヒー文化を守るために作られました。
当時のコーヒー市場は「質より量」だったので
大規模な農園で価格重視の質の低いコーヒーが作られどこの国も出回っていました。
品質の高いコーヒーを作る農家さん達のために
「対等な賃金を払おう」という考えから生まれたのが「スペシャリティコーヒー」です。
この考え方により農家さんの生活も守れて、
私たちには質の高い美味しいコーヒーが飲めるようになりました。
タリーズで質の高いコーヒーが飲めるのはこのスペシャリティコーヒーのおかげですね。
スペシャリティコーヒーには生産者の情報やどこの国で作られたかなど
細かく載っているので信頼感にも繋がります。
コーヒーは国や生産者によって味や製法が変わるので
自分好みのお気に入りの生産地を見つけてみるのも楽しいですね。
●まとめ
今回はタリーズはどこの国の発祥か調べてみましたが
町の小さなコーヒー屋さんからだとは思わなかったですね。
きっと大きなコーヒーショップなのだろうと勝手に思い込んでいました。
独立したライセンスを取得していなければ
タリーズはなかったと思うとショックですよね。
私はよくタリーズを利用しますが美味しいコーヒーが手軽に飲めなくなるのはとても辛いです。
改めてタリーズのすごさが分かります。
コーヒーを買う時はパッケージの裏を参考にしてみると
どこの国で作られているかがわかります。
スペシャリティコーヒーのことを思い出して一度ご覧になってみてくださいね。