【危険】勘違いしてない??洗濯の「つけおき一晩放置」はカビの原因!?

頑固な汚れ、ワイシャツの黄ばみ。

洗濯機だけでは落ちない繊維の奥に浸透した汚れには、
つけおきという手段が最も有効です。

ただ、つければつけた分だけ綺麗になるかと言われると、それは違います。

一晩や長時間放置することで逆に服を汚し、
傷めてしまう危険があることをご存知でしょうか。

つけおきのメリットを紹介しつつ、
つけおきの危険性を説明していきたいと思います。


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●つけおきのメリット

洗濯する前につけおきをすることで、どれだけの効果があるのかを紹介します。

洗濯機や手洗いと違い衣類を擦ったり、揉んだりすることがないため、
素材を傷めず綺麗にすることができます。また、つけるだけなので型崩れすることもありません。

汚れの成分と共に臭いの成分を浮かせるため、消臭効果もあります。
つける洗剤液を作る手間はありますが、これに浸すだけで汚れが取れるので、
簡単で私たちだけでなく服にとっても嬉しいことばかりです。

ですが、やり方には注意が必要です。

●つけおきのポイント

つけおきをするためのポイントがいくつかあります。
つけおきする時間と水の温度、洋服のタグの確認です。

*つけおきする時間

衣類ごとに確認は必要ですが、長時間ならいいというわけではありません。

靴下、タオルのように毎日使うものは30分、泥汚れには1時間
臭いを伴うものには2時間ほどが目安です。

頑固で落ちないからと、洋服を一晩近く付けおきしたまま放置した友人がいますが、
洋服の色が変色し、綺麗だった部分まで汚れがついていました。

一晩つけてしまうと、繊維が傷むことで汚れやすくなりカビまで発生します。

また、つけおきの水はかなり汚れますので汚れを衣類が吸収してしまい、
一晩で以前の服には戻らなくなってしまいます。

一晩つけることはせず、30分程で様子を見て、
汚れが落ちていないようであれば少し時間を追加するという方法で行いましょう。

つけたことを忘れてしまう方はアラームをつけてきちんと把握することをおすすめします。

*つける水の温度

時間だけでなく温度も汚れの落ち具合に関係してきます。
冷たい水ではなく、少しぬるめのお湯を使いましょう。温度は、大体40℃くらいです。
皮脂の汚れやシミ、血などは冷水よりぬるま湯の方が効果的です。

*洋服のタグの確認

温度の話とも関係がありますが、タグには洗い方や水の温度が表示されています。
タグを確認することで服に合った洗い方がすぐに分かります。

つけおきに向かない服もありますので、しっかりタグを見てから行うことが大事です。

私はつけおきではありませんが、タグを確認せずに乾燥機にぶち込んで、
服を使えなくしたことがあります。

洗濯前にタグを見るのは手間ではありますが、少し確認するだけで服が長持ちするのにつながりますよ。

●私のおすすめつけおき方法

私がつけおきをしてみて一番汚れが落ちたなと思う方法を書いていきたいと思います。

①40℃ほどのぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かします
②汚れた衣類を液に入れます。
③20分〜30分を目安につけて、汚れの落ち具合を確認して様子を見ます。
④流水で軽く流し絞った後、洗濯機で通常通り洗濯します。

酸素系漂白剤はつけおきのみでなく、掃除や食器にも使えるので一つ持っておくと使いやすいですよ。

という私も今年から使い始めました。

漂白剤を溶かす際は、しっかりとかき混ぜてください。
混ざっているように見えて混ざっていないこともあり、汚れの落ち方に偏りが生じることもあります。

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●まとめ

長々と紹介してきましたが、つけおきは洗濯物の汚れを落とすために不可欠な手段です。

やり方も洗剤を溶かした液に服を入れるだけですし、
放置時間も30分で一晩放置する必要もありませんので、汚れを落とすのにとても簡単な方法だと思います。

洗濯の正しいつけおき方法を知り、好きな服を綺麗に長く楽しみましょう。

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