【元トリマー監修】子猫が生後2ヶ月のとき留守番ケージは必要?ケージの選び方って??
生後2ヶ月の子猫はちっちゃくって、ちょこまか動いていて可愛いですよね。
けどお買い物のときとか大丈夫かな・・・
かといってケージに閉じ込めておくのもかわいそうだし、
すぐ大きくなって使わなくなりそうなケージを買うのもな・・・
とお悩みではないでしょうか?
そんなあなたに朗報です!ケージは猫にとってもメリットのあるもので、
ものによっては成猫になっても使えるんです。
本記事を読み進めながら、
子猫の快適な留守番の環境作りを習得していきましょう!
Contents
●そもそも生後2ヶ月の子猫は留守番をあまりできない
生後2ヶ月段階の子猫は、まだ食べ物を小刻み(2~3時間おき)にあげる必要があるので、
長時間の留守番には適しません。
まとめて置いておけばいいようにも思えますが、
まだ消化器が発達してないため、
猫ちゃんがお腹を壊して下痢を起こすかもしれないのでやめておきましょう。
また、猫って寂しさを感じないイメージがありますが、それは成猫の話です。
生後2ヶ月の子猫といったらやっと乳離れした頃ですので、
なるべくなら親猫や兄弟猫と触れ合っていたい時期です。
特に飼い始めて間もない場合はなるべくひとりぼっちにしないであげてください。
あなたがお迎えしたにしろ外から保護したにしろ、
子猫は急な環境の変化でストレスを負った状態です。
いきなり留守番をさせるのではなくテレビなどで物音をさせて
3時間程度、からスタートしましょう。
●猫用ケージは留守番のマストアイテムです!
そうは言っても一人暮らしだと
どうしても留守番してもらうしかないこともありますよね。
でしたらケージは必ず用意してあげてください。
「すぐ大きくなっていらなくなる」ということはありません。
生後2ヶ月は人間の子供で言うと3歳ぐらいです。
活発に動くので思わぬ事故をおこしかねません。
少なくとも生後6ヶ月くらいまでは怪我防止のためケージは必須になります。
面倒なようですが、ここは逆にケージをテリトリーのように思ってもらうまでの
期間とも解釈しましょう。
猫には縄張り意識があり、ケージに慣れたら猫ちゃんにとって
むしろリラックスできるスペースにできます。
成猫になってケージを使わなくなっても
具合の悪い時や来客時などにケージを活用できます。
●成猫になっても使える子猫のケージの選び方とケージに置いておくべき物
猫のケージは面積よりも高さが重要です。2段タイプのものにすれば成猫になっても使えます。
また、網目の大きさが大きすぎると子猫が出てしまうので注意しましょう。
ケージの中に置いておくものとしては。
・飲み物
・トイレ
・毛布(あれば前から子猫が使っていたもの)
気を付けてほしいのが、ご飯や飲み物の置き場はトイレと離しておくことです。
猫の習性としてご飯の近くにトイレがあることを嫌うので、トイレを別の場所でしてしまう恐れ大です。
留守番中の部屋の温度調整(25~28℃ぐらい)も忘れずにしましょう。
そして何より大事なものが、「あなたのスキンシップ」です。
外出から帰った時には猫ちゃんを「お留守番出来てえらいね」っていっぱい褒めてあげましょう!
●まとめ
今回の内容をまとめると次の3つです!
・生後2ヶ月の子猫の留守番は数時間が限度
・子猫の留守番にケージは必ず必要
・高さのあるケージにすれば成猫になっても使える
こんなにちっちゃい子猫を飼うのは初めてだという人も安心ですね。
繰り返しになりますが、生後2ヶ月の子猫はひとりぼっちが
さびしいなって思う年頃です。
お留守番でさびしい思いをさせている上にケージがなかったばかりに
怪我してしまっても後悔先に立たずというものです。
本記事を参考にケージをセッティングしてあげて、
子猫が少しでもリラックスしてお留守番ができるようにしてあげてください!