【保存版】育休は何歳まで取れる?復職時に心強い3つの制度
命懸けの出産からあっという間に時は過ぎ、
もう少しで1歳を迎える我が子。
この世に生まれてから毎日ずっと一緒に過ごしてきましたね。
最近はパパも育児休業を取りやすい世の中になったので、
夫婦で子供の世話をしていたご家庭も少なくないはず。
やっと子育てのペースが掴めてきた頃だと思いますが、
そろそろ子供は保育園に、
ママは職場復帰の準備をしなくてはいけません。
育休はいつまで?
愛しい我が子と離れるのが寂しく心配になって、
「育休 何歳まで」と、
検索ワードを打ち込んだことはありませんか?
厚生労働省のホームページより、
育児休業は子供が1歳になるまでと決まっております。
しかし、子供が生まれたのが秋や冬だった場合、
保育園や幼稚園の園児募集人数がすでに埋まってしまって、
途中入園が難しいことも。
入園出来ない場合は、1才6ヶ月(最長2歳)まで
育休を延長することが出来ます。
この制度が使えるのは、雇用の継続に必要とみなされる場合だけなので、
育休の延長を目的とした理由のためには認められません。
ちなみに、公務員の育休は何歳まで取得出来るか知っていますか?
民間企業と違い、公務員は育休が3年間取得出来ると決められています。
そんなに長く休めて羨ましいと思われるママやパパも
おられると思いますが、育児休業手当金が貰えるのは、
子供が1歳になるまでなので、3年間育休を取得した場合、
2年間は無収入となります。
しかも公務員は副業NG!
子供と一緒に過ごせる時間が長いのはありがたいことですが、
無収入になって家計が困るのは非常に厳しいですね…。
子供が小さい間は専業主婦になる選択肢もあると思いますが、
お金が欲しい場合はやはり働きに出なくてはいけないのです。
育休から職場復帰をする場合、
育児と仕事の両立を心配するママは世の中にたくさんおられます。
ここでは復職後に利用することが出来る制度について、
3つ紹介したいと思います。
1:短時間勤務制度(3歳まで)
例えば常勤での時間帯が8:30〜17:30だった場合、
短時間勤務制度を使って働くことで、
9:15〜16:15までの勤務に変更が出来ます。
出勤時間が遅くなれば子供の朝の身支度や、
保育園に寄る時間が作れますし、終業時間が早くなれば、
子供のお迎えにも間に合いますね。
(短時間勤務制度の時間帯は民間企業によって異なると思うので、
事務課に確認が必要です)
短時間勤務制度は子供が何歳まで利用出来るか知っていますか?
実は3歳になるまでの限られた制度なので、
3歳を越えてしまったら常勤に戻すか、パートに切り替えるかを
選ぶ必要があります。
家族で話し合い、無理のない方を選びましょう。
2:所定外労働免除の制度
上記に比べるとあまり知られていないかもしれませんが、
子供が3歳になるまでは残業が免除される制度があります。
保育園のお迎えや、家に帰ってからの子供の世話、
それに加えて晩御飯の準備など、
残業を取りたくても帰宅してからやることが多過ぎて、
残業の時間はなかなか取りにくいですよね。
所定外労働が免除されるといっても、
他の社員に任せて自分だけ定時で帰ることを、
心苦しく思ってしまうかもしれません。
しかし、仕事と育児を両立させていくために
取得出来る制度のひとつなので、知っておいて損はないと思います。
3:年に5回、看護休暇を取得出来る
子供が保育園に通い出すと、仕方がないことですが、
病気にかかる可能性は高くなります。
子供が風邪で熱を出したり、感染症にかかってしまったら
数日は通園出来なくなり、自宅で看病することになります。
家族でのお出かけや外せない用事、
自分の急病時などに有休を当てようと思っていたのに、
気付けば有休が残っていないなんてこともよくある話です。
看護休暇は、子供が小学校就学前までは年に5回、
子供が2人以上の場合は10日取得することが出来ます。
保育園や幼稚園に通い始めた頃は特に病気にかかりやすいので、
看護休暇の制度は共働きで頑張るママやパパ達にとってありがたいですね。
まとめ
子供が何歳まで育休取得が出来るか。
出来れば我が子とのかけがえのない時間を大切にして、
日々の成長を楽しみたいですよね。
専業主婦を選ぶママ、復職を選ぶママ、どちらも正解だと思います。
復職を選んだ場合、保育園や幼稚園に預け始めても、
子供の急な病気などで園から呼び出しを受け仕事を途中で早退したり、
自宅で看病するために仕事を休まなければならない日が必ず訪れます。
復職してからは、短時間勤務制度、所定外労働免除の制度、
年に5回の看護休暇が取得出来るので、
手のかかる時期にはぜひ有効活用させて頂きましょう。
何歳まで利用出来るかは前述した通りです。
また、制度を使うことが出来るのは、
自分の仕事をカバーしてくれる他の社員の方々の助けがあってこそ。
お互いさまではありますが、日頃から周りへの感謝を忘れずに。
仕事も育児も頑張る世の中のママ達を、心から応援しています!