【ヤマハ】エレクトーンと電子ピアノの違いを解説&おすすめポイント紹介
今回は、楽器を購入するときに間違えやすい、
エレクトーン【ヤマハ製】と電子ピアノの違いについて解説していきます。
一見同じように見える2つの楽器ですが、
しっかりと学んでいくと意外と違う部分が多々あります。
似ているからいいやと思い適当に選んでしまうとしたかったことが
できないなんてことにもなっていきます。
そこで今回は、似ているようで意外と違う、
エレクトーン【ヤマハ製】と電子ピアノの違いについて解説していきます。
最後までお付き合い頂けますと幸いです。
●エレクトーン【ヤマハ製】と電子ピアノの特徴
まず、エレクトーンというのは、弦楽器です。
エレクトーンというのは、電子オルガンという楽器の楽器制作会社ヤマハの
オリジナル商品名となります。
アメリカで言って通じないので注意です。
私も音楽に詳しい友達の前で恥をかきましたから、気を付けてください。
エレクトーンというのは、欧米のオルガン楽器を日本独自の技術で
進化させていったものになります。
上鍵盤と下鍵盤、ペダルの鍵盤までありそれを手や足全身を操ることで、音を奏でています。
そのため、エレクトーンという楽器は、一つの楽器の音を単独で鳴らしたり、
弦楽器や金管楽器などの場面ごとに複数の音を重ねて鳴らすこともできます。
3つもの鍵盤があるので、うまく組み合わせることで、
エレクトーン1台でオーケストラのような迫力を生み出すことができます。
エレクトーンは、事前にいろいろと自由に仕込みをして
自分オリジナルの演奏を楽しめるそんな楽器です。ある意味作音楽器です。
電子ピアノも弦楽器です。大きな特徴として、演奏者の好みに合わせて、
鍵盤の重さや反発力を変更できることができます。
ほかにもヘッドホンを着用して演奏ができるため
周りに迷惑をかけることなく演奏が楽しめます。
機能も多様で、メトロノーム機能や録音機能も完備しているため
練習に持ってこいとなります。調律が不要なのも利点です。
特徴をつらつらと記載しましたが、
グランドピアノを簡略化した電子機器と思って下さい。
●エレクトーン【ヤマハ製】と電子ピアノの違い
上記では、2つの楽器の特徴について解説いたしましたが、
ここでは何が違うのかという部分を記載していきます。
正直言って同じものだと私も思っていましたが、全然違いました。
まず、鍵盤の数が違います。電子ピアノは88、エレクトーンは118
ちょっと高いものだと147。(普通のグランドピアノが買えます)
音色も全く違います。
電子ピアノはそもそもグランドピアノを中心に考えられているのでピアノの音を再現しています。
一方エレクトーンは、弦楽器だけでなく金管楽器などの音も含まれているので、
一つの楽器で様々な音を奏でることができます。
色々と記載しておりますが、イメージとしては、グランドピアノという高級品を
身近に演奏できるように工夫して作られたのが電子ピアノ。
ピアノの形はしているが、いろんな楽器の音を搭載して、
1台でいろんな音を奏でてしまう万能楽器のエレクトーンといった感じです。
●エレクトーン【ヤマハ製】と電子ピアノ個人的おすすめポイント
エレクトーン【ヤマハ製】はなんといっても出せる音の多さ。
弦楽器のような美しい音色から金管楽器のような強くて響く音色まで多種多様。
何枚もの鍵盤が織りなす音楽は一人でオーケストラをやっているかのよう。
電子ピアノはなんといってもその手軽さ。グランドピアノの10/1の金額で購入でき、
軽量もされているため持ち運びも便利。
サイズもコンパクトで場所をとらないのが最高。
どっちもここ何年かで出来上がった楽器です。
良い時代になりましたね。
●まとめ
エレクトーン【ヤマハ製】の特徴は1台でいろんな楽器の音色を奏でることができる。
電子ピアノは、グランドピアノと同等のクオリティーを保ちながら安価で
軽量化とコンパクト化しているという特徴がある。
相違点として、音色の種類と鍵盤の数の違いがある。
電子ピアノは名前の通りグランドピアノの電子版。
エレクトーン【ヤマハ製】は、1台でいろんな楽器の音を奏でられる万能楽器といったところです。
使う用途が全く違いますから、
選択の際は十分に吟味する必要が出てくるかと思います。