【まずは権利を知る】育休が「取りにくい雰囲気」を感じたことはある??実は、、、
数年前に比べると育休が取りやすい世の中になりましたが、
会社で育休が取りにくい雰囲気を感じたことはありませんか?
特に男性は、女性よりも育休を取りにくいと
思った経験があるのではないでしょうか。
男性は女性の代わりにおっぱいをあげられるわけじゃないですし、
そもそも育児は女性がするものと、
男性が育休を取ることに反対をする堅い考えの方々はいまだ少なくありません。
しかし、男性が育休を取ることのメリットは家庭以外に、
会社や企業側にもたくさんあります。
今回の記事では、男性が育休を取ることで
多方面から得られるメリットについてお伝えしようと思います。
会社や企業で育休が取りにくい雰囲気に悩まれている方は
ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。
1:夫婦間の絆が深まる
出産後まだ体調が万全に戻っていないにも関わらず、
睡眠不足やホルモンバランスの影響などで、母親は精神的にとても不安定です。
東北メディカル・メガバンク機構の、
『産後1年までのうつ症状の推移』の研究によると、
「産後1ヵ月時にうつ症状がみられなかった方を100%とすると、
産後1年で実に8.1%の方にうつ症状がみられました」との記載があります。
産後うつは出産して数週間〜数ヶ月で発症する病気ではないのです。
父親が育休を取って家事や育児を積極的にサポートしたり、
母親が感じている育児の悩みや、自身の体調の変化などを
聞いて分かってくれるだけでも、
母親の負担や精神面の安定を図ることができると思います。
日々の生活をおくる上で、
家族とはチームのような存在。
初めての出産であれば尚更、育児は思っている以上に
キツイということを分かって下さい。
世の中にはワンオペで頑張っているかたもたくさんおられますが、
何がどれほど大変なのか実際に体験することが大切だと思います。
1番大変な時期を夫婦で乗り越えることで、絆はより深まるはずです!
2:子供をより愛しく思える
仕事をしていると残業で帰宅が遅くなってしまったり、
持ち帰り仕事やストレスで余裕がないなど、
子供と向き合う時間はどうしても少なくなってしまいます。
育休を取ることで育児に専念できますし、
子供と過ごすなかで日々の成長を感じることができ、
子供をより愛しく思えますよ!
抱っこ紐やベビーカーで近所を散歩したり、
少し遠くにお出かけに行ったり、今しかない大切な時期の
思い出作りをすることもできます。
一緒に過ごす時間が長くなることで子供も『父親』を認識するようになり、
パパ見知りの時期が短くなるかもしれません。
3:会社や企業側は助成金を受けることができる
育休を取ることで会社に迷惑をかけてしまうと
悩んでいるかたも少なくないはず。
上の立場であればあるほど、自分が抜けることで周りの雰囲気も悪くなるのでは、
と心配になりますよね。
しかし読売オンラインによると、
「政府は、育児休業取得者や時短勤務者の業務を代替する従業員らに
手当を支給する中小企業対象の補助金を拡充する方針を固めた。
育休取得者1人あたり最大125万円を補助する方向で、
経済対策に盛り込む予定」との記事があります。
育休を取ることで、会社や企業側には助成金というメリットが発生するのです。
また、上の立場のかたが積極的に育休を取ることで
周りの方たちも育休を取りやすくなりますし、会社の雰囲気が、
『育休を取りたくても取りにくい』から、『遠慮せずに育休が取れる』に変われば、
イメージアップに繋がりますよね。
会社や企業がクリーンなイメージをもつことは
人材探しの面にも良い影響を与えてくれます!
まとめ
いかがでしたか?世の中が少しずつ変わってきたとはいえ、
特に男性は会社で育休が取りにくい雰囲気をまだまだ感じていると思います。
しかし育休を取ることは、夫婦間や子供、
会社や企業側の多方面からメリットがあるのです。
自分が抜けることで周りの方に迷惑がかかると不安になったり、
心配する気持ちも分かりますが、ネガティブな気持ちは忘れて下さい。
『育休』の元をたどれば、子供が生まれるという
大変喜ばしいことに行きつきます。
育児は子供が起きている時間だけでなく、
子供が寝ている時も体温や呼吸を確認したり、
ミルクの準備や離乳食作りなど24時間続きます。
それに加えて掃除や洗濯、料理などの家事もしなければなりません。
仕事より大変だと感じることがあるかもしれませんね。
育児が大変な時期はパートナーを1人きりにせず、
お互いが苦労を分かち合い協力することで、
夫婦仲もご家庭もより良い雰囲気となります。
今後育休を取って頑張ろうと思っているかたのことを心より応援しています!