『スタートレック』の内容とは? 2009年公開の映画について解説
『スタートレック』は2009年に公開されたアメリカ映画です。
自身の命を投げ出して800人の乗員の命を救った伝説の船長を
父親に持つ青年ジェームズ・タイベリアス・カーク。
彼は荒れた毎日を送っていましたが、偉大な父親の背中を追うように
エンタープライズ号に1人の士官候補生として乗船することを決めます。
オリジナルのテレビシリーズ
『宇宙大作戦』に登場する主要な人物を
新たなキャストで描き出したSF映画です。
映画『スター・トレック』シリーズから11作目にあたる作品です。
●監督はJ・J・エイブラムスが務めた
監督を務めたのはジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス、
J・J・エイブラムとして知られています。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後の夜明け』
で製作、脚本、監督を務めました。
トム・クルーズが秘密工作員イーサン・ハントを演じる人気シリーズ3作目
『ミッション:インポッシブル3』では監督と脚本を務めています。
メル・ギブソンが主演を務めた1992年の映画
『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』、
ブルース・ウィリス主演、マイケル・ベイ監督による1998年の映画
『アルマゲドン』、ハリソン・フォード主演による1991年の映画
『心の旅』などでは脚本を務めています。
2013年の映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、
2011年の映画『SUPER8/スーパーエイト』などでも監督を務めています。
映画だけではなく、『フェリシティの青春』、『エイリアス』、
『アンダーカバー』などテレビドラマでも脚本や監督、音楽を担当しています。
●続編が公開されている
2009年に公開された映画『スタートレック』は全世界で
3億8750万ドルの興行収入を記録しました。
映画の内容も高い評価を得ました。
第82回アカデミー賞では音響録音賞、視覚効果賞、音響編集賞、
メイクアップ賞の4部門にノミネートされ、メイクアップ賞を受賞しました。
『スター・トレック』作品としては初のアカデミー賞受賞です。
像編として2013年にJ・J・エイブラムス監督による映画
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、
2016年にはジャスティン・リン監督によって映画
『スター・トレック BEYOND』が公開されました。
●ケネディ大統領が出演している
映画『スタート レック』にはケネディ大統領が出演しています。
とはいっても、大統領本人が出演しているわけではありません。
1994年の映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』のように
CGを駆使して映画の出演者とケネディ大統領が握手をしているわけでも
ありません。
キューバ危機の発生から回避までをリアリティある演出で描いた
2000年の政治映画『13デイズ』でケネディ大統領役を演じた
ブルース・グリーンウッドが出演しています。
ブルース・グリーンウッドはカナダ・ケベック州出身の俳優です。
映画『スタートレック』ではエンタープライズ号の船長を演じています。
スティーブン・スピルバーグ監督による2018年の映画
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』では、
アメリカの第8代目国防長官ロバート・マクナマラを演じています。
『英雄の条件』、『カポーティ』、『デジャヴ』、
『世界最速のインディアン』などの映画にも出演しています。
『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』、
『レジデント 型破りな研修医』などテレビドラマにも出演しています。
まとめ
『スタートレック』は2009年に公開されると全世界で3億8750万ドルの
興行収入を記録し、第82回アカデミー賞ではメイクアップ賞を受賞するなど
高い評価を得たSF映画です。
映画の成功によって続編である『スター・トレック イントゥ・ダークネス』と
『スター・トレック BEYOND』も公開されています。
ロバート・ワイズ監督が手掛けた第1作目『スター・トレック』から数えて
第11作目である『スタート レック』は、オリジナルのテレビシリーズ
『宇宙大作戦』の主要な登場人物を新たなキャストで描いています。
オリジナルと比較しながら鑑賞して、
描かれ方の違いを発見したくなりました。