『へんなの』というエッセイはどんなものか?その内容と面白さを解説!

最近はお笑い芸人さんが書かれた本もたくさん出版されています。

どの作者も人を笑わせるという技術を持った人なので書かれた本は
どれも独特で作家さんが書かれたものとはまた違った雰囲気や
魅力を持ったものが多くあります。

私も時々、芸人さんが書かれた本を読ませていただくのですが
いつも「面白い世界観だなぁ」と感じています。

この記事ではM-1グランプリでも好成績を残している漫才コンビ
ランジャタイ」のボケとネタ作り担当の国崎☆和也さんが書かれた
『へんなの』というエッセイについてその内容とここが
面白いというところを書きます。

このエッセイを読んだ事がないという人もすでに読んだ事がある人にも
「読んでみたい」「もう1度読んでみよう」と
思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。


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●エッセイ『へんなの』がどういう本なのか?その内容です。

このエッセイ『へんなの』には「ランジャタイ」の国崎☆和也さんが
幼少期から現在までの人生で出会ってきた変な人達との
会話や出来事が挿絵を入れて書かれています。

小学生時代の思い出やズルい大人達にいいようにされていた頃~芸人になり
様々な芸人の方や舞台の関係者の方と仕事されるようになるまでの
伝記のような内容になっています。

ただジャンルがエッセイなのは小学生時代~現在までを振り返って感じた事だけ
を書いているのではなく

お笑い芸人らしく自由な発想で思った事を型にはまらずに
表現されているからだと思います。

実際に最初のまえがきから独特の世界観を作り出していて
この先の展開がどんな感じになるのだろうと想像ができず良くも悪くもドキドキ、
ワクワクさせられるそんなエッセイになっています。

●エッセイ『へんなの』のここが面白い①

*漫才のネタを作られているだけあってテンポが良く読みやすいエッセイです。

作者の国崎☆和也さんが漫才のネタ作りもしているためか
作中での過去を再現したシーンでは会話が多く盛り込まれています。

どの会話もまさに漫才のように早いテンポで読み進められるので
心地よくエピソードを楽しめます。

このあたりはやはり人を笑わせる仕事をしている芸人さんの技術が
感じられて面白いです。

また文章だけでなく文字の大きさや配置を自由に変えているところも
多いのでそういったところでも一般的なエッセイと比べて違った雰囲気を
味わえて面白いです。

●エッセイ『へんなの』のここが面白い②

*子ども時代の描写がやたらとリアルで懐かしくなり面白いです。

これは完全に私個人がツボに入って面白かった点なのですが
私は作者と同級生なので子ども時代に遊んでいたものが出てくると
とても懐かしく、共感するところが多くて面白かったです。

具体的に出てきた「たまごっち」「ミニ四駆」「ヨーヨー」「ポケモンカード
などまさに同じもので遊んできた私には
とても懐かしくどのエピソードも好きになれました。

同じもので遊んでいた人がどういう流れでどんな考えで
お笑い芸人という特殊な職業に就く事になったのか?

そんな風に考えて読み進めていくととても面白かったです。

もともと作者は周りの人の面白く、変わっているところを見つけるのが
上手だったと思いますがそれをずっと続けていた事が現在、
お笑い芸人として成功している秘訣になったのかもしれないと感じました。

同級生がどんな人生を歩んできたのか?

その1部1部が見えてくるようでとても楽しみながら読み進められました。

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●まとめ

ここまでエッセイ『へんなの』に書かれた内容と面白いところを書きました。

最初から最後まで本当に独特で面白い世界が作り出されていて
エッセイというジャンルの自由さを最大限にいかして表現していると感じました。

好き嫌いは分かれるかもしれませんがぜひ読んでみて欲しいです。

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