ソニー社製ドライヤー。見たことある?聞いたことある?
●ドライヤーと言えばのメーカーは?
ドライヤー買おうかな。と考えたときに浮かぶメーカーはどこでしょうか。
ダイソン、パナソニックやシャープ、
最近では SALONIAやTESCOMなど多くのメーカーが参入している。
ところでソニーはどうだろうか。
電化製品と言うイメージがあるものの
ソニーではドライヤーを展開していないのである。
●ソニーが作る電化製品
余談からですが、今はDVDが普及していますが、その前身であるビデオテープですが、
VHSと言う規格のものになりますが、ベータと言うのが存在していたのをご存知でしょうか。
当時、VHSの規格とベータの規格で技術を争っていました。
ベータはどうしても、録画、再生回数の限界値が低く苦戦しており、
その最中、VHSの規格がそれらをクリアし標準規格となり
ベータの規格はソニーから販売されたものの、すぐになくなってしまいました。
その後、カセットウォークマンが発売され、その名を轟かせました。
ここには、ベータの技術が盛り込まれ、当時普及しなかったですが、
ここにその努力が生きています。
その後、テレビやゲーム機を手がけていますが、
冷蔵庫、電子レンジや掃除機などいわゆる、生活家電は販売されていないのです。
●なぜソニーはドライヤーを作らない?
個人的な推察が含まれますが、ソニーはエレクトロニクス製品に絞っています。
幅広く家庭に関わるものを作るよりもその中でも特化することで、
製造ラインの観点でも設備投資等を最小限にすることができます。
VAIOと言うパソコンも自社の方針と合わないからか、手放してしまいました。
ソニーと聞いて思い浮かべるのは、
テレビ、レコーダーにゲーム機と映像、音響に関わるものとなっています。
スマホ、デジカメにビデオカメラもあり、やはり映像や音響に関わるものです。
展開する商品カテゴリを狭くすることで、市場性としても価値があがり、
それに集中した開発にすることで、より良い特化した商品開発もそれに集中すれば良いと言うことがあると感じます。
●ソニーは、ドライヤー出す?
先ほども述べましたが、参入カテゴリーを絞っていることは明白に伺えます。
そのため、現状でドライヤーを出すことはないと考えます。
一番に力を入れている、テレビ関連、こちらは有機ELも小さいですが販売しましたし、
マニアの心を掴んだゲーム機は、何より映像にこだわって、
2世代目の映像でどきも抜かれたのに、
現世代では表現に対応しているテレビが少ないのではと感じるほどの美しさ。
このようにソニーでは、ドライヤーを出すには方針にそぐわないです。
無理やり関連づけるなら、「あなたの髪の毛を美しく魅せる」などの文章で、
人が見た時に美しいと感じて欲しい。と視覚を意識していかなければないですが、
使用方法や髪質など人それぞれで違うため、販売しても体感を得るのは難しいと感じます。
ドライヤー市場に大きな変革があってソニーの方針と合致すれば
可能性はあると思いますがそう簡単ことではないと感じます。
また、現在では海外メーカーやコスパなメーカーなど
数多くのブランドが存在していることも理由の一つと感じます。
●まとめ
やはりソニーのドライヤーが出ていない理由は桶屋は桶屋に依頼するように、
そのカテゴリで販売できるブランドがやれば良い考えているのだと思います。
とりあえずでできるほどのものでもないですし、頭を乾かすことに差別化は難しいでしょう。
今後、流れる音楽によって、髪の状態の良し悪しがわかるようなもの、
Bluetoothを搭載させて音楽が流れるドライヤーなど、
えっとと思うような商品コンセプトのものでなければ市場でソニーブランドと言うことでも今の市場参入は厳しいと思います。