The Birthdayのチバユウスケが逝去。どんな人物だったのか？
zaku0909The Birthdayといえば記憶に新しいのは「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌
「LOVE ROCKETS」を担当したことではないでしょうか。
大ヒットした映画なので一度は聞いたことがあると思います。
この曲を歌っているチバユウスケは数々の伝説を作った
天才ロックミュージシャンとしてしられています。
しかし、残念なことに2023年11月26日に食道がんでこの世を去りました。
今回はThe Birthdayのチバユウスケについて紹介していきます。
チバの魅力を一人でも多くの人に知ってもらえると嬉しいです。
●The Birthdayについて
2006年にチバユウスケを筆頭にイマイアキノブ、ヒライハルキ、
クハラカズユキの4人で結成されました。曲のほとんどはチバが作詞を
担当しています。
８月に1stシングル「stupid」、
10月に1stアルバム「Rollers Romantics」をリリースしました。
2009年7月25日にフジロックフェスティバルに出演した際は、
7月22日に急逝した元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのメンバーである
アベフトシに向けて
「今日のライブは俺たちの大親友だったアベフトシに捧げます。」
とコメントしました。
チバの言葉にファンがこたえるかのように会場の声援は大きく響き渡り、
感動せずにはいられないほどチバらしい熱いライブになりました。
2010年9月1日にイマイが脱退を発表し、
８月6日に出演したROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010が最後の出演となりました。
2011年1月に元My Little Loverのフジイケンジが加入し、
新生The Birthdayとしての活動をスタートさせました。
2015年9月15日には日本武道館で結成10周年記念ライブを開催し、
翌日16日にリリースしたベストアルバム「GOLD TRASH」を
中心とした曲を披露し「KAMINARI TIDAY」で終幕しました。
日本武道館を揺らす程の爆音で演奏するのが彼らのスタイルであり、
チバのしゃがれた声と彼のロック魂がライブを見ている人を
熱くさせているのは間違いないでしょう。
2022年には大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニング主題歌
「LOVE ROCKETS」を担当しました。
当初オファーが来たことに驚いていたようですが、
疾走感ある曲にすることでチバらしさと、
スラムダンクの世界観を融合したカッコイイ曲を作り上げました。
2023年4月24日にチバが食道がんの治療により休養することを発表しましたが、
11月26日に残念ながら亡くなられました。
●チバユウスケはどんな人物？
1968年7月10日に神奈川県藤沢市にて生を受けたチバユウスケは、
幼少期の頃はヴァイオリン教室に通い、日本武道館のステージで発表するほどの
実力でした。小さい頃から音楽の才能が溢れていたようですね。
高校時代からバンドに興味を持ち始め、在学中にドランカーという
パンクロックバンドを結成して作詞も行っていた。
しかし当時は学校がバンド活動を禁止していたため
ステージにあがることはありませんでした。
どのような曲なのか気になるばかりですね。
高校に登校するときは毎朝、
駅のカレーうどんを食べていたためよく遅刻をしていたそうです。
1998年には明治学院大学経済部商学科に入学し、
学内サークル「ソング・ライツ」に入った際に
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTを結成しました。（以下：ミッシェル）
卒業後も活動は続き、1996年に「世界のおわり」でメジャーデビューをしました。
代表作は「バードメン」、「スモーキン・ビリー」などです。
2003年10月11日の幕張メッセのライブを最後に解散、
その後The Birthdayの活動へ続きます。
尊敬するミュージシャンはザ・クラッシュやジョニー・サンダースなどであり、
チバも音楽にパンクやガレージロック、
パブロックの要素を取り入れているという特徴があります。
趣味はレコード収集であり、過去にはテレビでレコードを紹介するコーナーが
できるほどでした。
また、ヘビースモーカーでお酒好きというのも有名です。
特にビールが大好きで缶ビールを1日に1ダース飲んでいたこともあります。
日頃からよく酔っぱらっていたみたいです。
＊チバユウスケのエピソード
カエルと河童が大の苦手で、目の前に出てきたら泣き出すだろうと
言っていたそうです。
2階で飲んでいるメンバーを驚かそうと電柱に登ったが落ちてしまい、
翌日のバイトを休む羽目なったことがあります。
2006年10月には物忘れが激しくなってきたらしく、
The Birthdayのライブで「Nude Rider」の出だしを忘れてしまい、
メンバーに口で教えてもらう出来事がありました。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。チバユウスケのエピソードは
この他にもたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。
チバは破天荒なことをしたかと思えば、
意外と繊細でチャーミングさも持ち合わせているところが魅力の一つでもあります。
また、音楽にも向き合っている姿はかっこよく、
自分の信念をしっかり持っている男らしさも愛される理由なのではないでしょうか。
11月26日に他界されてしまいましたが、
チバが残した数々の音楽はこの先色あせることはないでしょう。
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