NetflixのSF映画で1位「ドント・ルック・アップ」について

現在、大手ハリウッドスタジオを食いかねない勢いで
人気が発展していっている配信サイト「Netflix」。

あの日本の人気漫画「ワンピース」の実写版についても、
下馬評を打ち破り、大成功に導いたことも記憶に新しいかと思われます。

今回は、そんなNetflixで、なんと高い人気を誇り、
一時総合閲覧数1位を獲得するのではないかと言われていたSF映画があります。

その作品の名前は「ドント・ルック・アップ」でした。

今回は、そんな「ドント・ルック・アップ」について、
様々な情報を調べご紹介したいと思います。

ぜひ、最後までお楽しみください。

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「ドント・ルック・アップ」の概要について

「ドント・ルック・アップ」は、2021年にNetflixで配信されたSF映画です。

本作の監督は主にコメディ映画「俺たちニュースキャスター」や、
1995年から2001年まで伝説的なコント番組「サタデーナイトライブ」の
ディレクターを担当していたアダム・マッケイでした。

本作のあらすじは、ある日天文学を学ぶ学生と大学教授が、
近い将来、地球に巨大な小惑星が衝突する予測を打ち立てることから始まります。

しかし、女性大統領のオーリアンはほぼその事実を黙殺、
NASAからもデマ扱いされてしまいます。

困惑する彼らでしたが、
次第に世論は教授たちの意見を取り入れようとします。

これが原因で、大統領も教授たちの意見を踏まえて
隕石の破壊に乗り出そうとします。

しかし、ここで官民一致で彗星対策について何かできるかというと、
そうでもありませんでした。

本作は、「アルマゲドン」や「ディープインパクト」
さらには「メランコリア」「妖星ゴラス」といった過去にあった様々な
隕石衝突による地球の危機を描いたSF映画と違い、

無能な人間ばかりが登場しあがきながら世界の終末へと向かってしまうさまを
描いたブラックコメディとなっています。

本作は、2022年10月現在においても、Netflixのサイト上で、
配信されたSF映画の中では、歴代1位を獲得しました。

キャストが豪華、あのスター俳優が出演

そんな本作ですが、なんとかなり豪華俳優陣がキャスティングされています。

まず本作の主人公である天文学の大学教授には「タイタニック」などで有名な
レオナルド・ディカプリオを、

教授とともに隕石を見つけてしまう大学生には
「ハンガー・ゲーム」シリーズで有名なジェニファー・ローレンス

女性大統領役には「クレイマー、クレイマー」や「マディソン郡の橋」の
メリル・ストリープ、

さらにはちょい役で「デューン」のティモシー・シャラメや
「エリザベスゴールデンエイジ」のケイト・ブランシェット等が登場します。

こういった豪華な俳優陣も、本作の魅力となっており、
見事Netflixで配信されたSF映画の中でも高い人気を博すこととなりました。

Netflixで、1億回以上再生されて、視聴時間1位を獲得した

本作は映画配信サイト「Netflix」で公開されるや否や、
英語映画部門で3週連続の視聴時間1位を獲得しました。

なんと視聴された回数はまさかの1億回以上、
という驚異的な数字を持っていました。

これは、Netflixで公開されたSF映画の中では歴代一位の記録であり、
2023年10月現在でも、破られていません。

実はNetflixにおいては、映画はドラマよりも
視聴数が伸びにくいコンテンツとされており、
特にSF映画は賛否が分かれるコンテンツとも称されています。

そんな逆境の中でも、
本作は視聴数1位を3週間ほど獲得することに成功しました。

一時は、総合ジャンルの中で閲覧数1位を獲得するのではないかと
もいわれていましたが、そこまではいかなかったみたいです。

とあるキャラがあの女性政治家をモデルにしてる

本作「ドント・ルック・アップ」には、メリル・ストリープ演じる女性大統領が
一種のトラブルメーカー的な立ち位置で登場します。

その女性大統領のモデルは1部インターネットでは
あのヒラリー・クリントンなのではないかといわれています。

ヒラリー・クリントンといえば、2016年のアメリカ大統領選挙で
ドナルド・トランプ前大統領と選挙戦を争い惨敗した事でも
記憶に新しいと思われます。

皆さんもご存じかと思われますが、近年ではポリコレという概念が
北米のエンターテイメント業界では重視されるようになってきています。

これは女性であっても男性と同列あるいは、それ以上に重視すべしといった
概念です。

このポリコレの影響下で、女性が男性より活躍するアクション映画や
SF映画などが多く制作されています。

そんな中で、本作はまさかあのヒラリー・クリントンを徹底的に
風刺・バカにしたような描き方で描いています。

これは、日本人はあまり知られていないのですが、
実はヒラリー・クリントンというのはアメリカ人の間でも
とことん嫌われていた人物の一人としてもあげられています。

そもそも、ヒラリーの夫であるビル・クリントン自身が
微妙な評価がされていました。

確かにアメリカの経済状況をうまく立ちなおしたことについては
一定の評価がされますが、モニカ・ルインスキーの浮気騒動や外交で
うまく評価を出せなかったことなどからあまり高い評価をされていません。

これについては、嫁のヒラリーも同様で、
口うるさくやかましいヒラリーはとにかく男性からも女性からも
ウケがよくなかったのです。

またヒラリーといえば、ゲーム業界に規制を導入したことで、
当時の若者世代からも非難轟轟だったのです。

このように悪名高いクリントン夫婦。

トランプ氏も評価が悪い人物でしたが、それ以上の悪評をクリントン夫婦は
持っていたから2016年の大統領選挙では負けたのではないかともいわれています。

しかし、クリントン夫婦はアメリカのエンターテイメント業界にも
大きな影響を持っており、それは映画業界でも同様でした。

つまり、ヒラリー・クリントンをバカにすることはご法度だったのです。

ところが本作はそんな業界の慣例を無視、徹底的にこきおろし
バカにしまくったことで、全米からの共感を集め、

Netflixで公開されたSF映画としては、現在でも閲覧数は1位を記録、
他ジャンルの映画をあわせた総合閲覧数では2位を獲得しています。

かといって、反民主党なのかというと、本作の監督であるアダム・マッケイは、

「Qアノンの真実」と呼ばれるドキュメンタリー映画の制作に
携わっている事などからみると、決してそういうわけではないのだということが
わかります。

恐らくは、民主党・共和党どちらもよくないと思っているのかもしれません。

この製作者の政治思想の左右に問われないフラットな姿勢が、
本作が大ヒットする理由になったのかもしれません。

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まとめ

今回は、Netflixで配信されたSF映画の中で1位の記録を獲得した
映画「ドント・ルック・アップ」について、様々な情報を調べました。

今回わかっていることをまとめると以下のようになります。

・「ドント・ルック・アップ」は2021年にNetflixで配信されたSF映画

・キャストはレオナルド・ディカプリオやメリル・ストリープなど豪華俳優陣を起用している

・Netflixでは1億回以上も再生・閲覧され、Netflixで配信されたSF映画の中では1位を獲得している

・ヒラリー・クリントンを題材にしたキャラクターがいる

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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