ブラッド ピットが主演を務めた映画『バベル』の気になる詳細を解説
zaku0909ブラッド ピットが主演を務めた『バベル』は
2006年に公開されたアメリカ映画です。
一発の銃弾が引き起こした悲劇がモロッコから遠く離れたメキシコ、
日本の東京へと広がるストーリーを壮大なスケールで描きます。
ブラッド ピットの他に『アビエイター』でアカデミー助演女優賞を獲得した
ケイト・ブランシェット、日本を代表する俳優の役所広司と
菊池凛子が出演しています。
2014年の映画『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』で
アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞受賞し、
2015年の映画『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー監督賞を
受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが務めました。
●1：「バベル」とは何か？
ブラッド ピットが主演した映画のタイトルになっている「バベル」とは、
旧約聖書の創世記第11章に記されている町の名前です。
町の人々は天まで届く「バベルの塔」を建てようとしますが、
その高慢さに神の怒りを買ってしまいます。
人々が建てようとした「バベルの塔」は破壊され、
これまで同じ言語を話していた人々に別々の言語を話させて統制を取ることが
不可能にし、人々を世界の各地に散らばらせたと言われています。
天にも届く「バベルの塔」を建てようとしたが、
破壊されてしまうという故事にちなみ、空想的で実現することが
不可能な計画に対する比喩に用いられます。
話がかみ合わない、問題の解決が進まないとい比喩でも用いられています。
この故事を背景に、「言葉が通じない」、「心が通わない」という
状況下に置かれた人々の姿を描いている映画が『バベル』です。
●2：菊池凛子がアカデミー助演女優賞にノミネートされた
ブラッド ピットが主演を務めた映画『バベル』で
綿谷千恵子役を演じていたのは菊池凛子です。
菊池凛子が演じていたのは耳が聞こえない女子高校生で、
母親を亡くした悲しみを父親と分かち合うことができないことで
孤独感を深め、父親との関係にも悩んでいるという役です。
『バベル』で見せた感情的に激しい演技が評価され、
第79回アカデミー助演女優賞にノミネートされました。
自身初めての完全英語での演技となった2009年のアメリカ映画『ブラザーズ・ブルーム』に出演した際は、英語の3つの言葉だけがわかる女性を演じました。
『シャンハイ』、『パシフィック・リム』、
『47RONIN』、『トレジャーハンター・クミコ』などの映画に出演し、
国際的な女優としての面を見せました。
菊池凛子演じる女子高校生、綿谷千恵子の父親である綿谷安二郎役を演じたのは
役所広司です。
2005年の映画『SAYURI』でハリウッドデビューを果たし、
2008年の映画『シルク』にも出演しています。
●3：ブラッド ピット主演の映画『バベル』の監督について
ブラッド ピットが主演を務めた映画『バベル』で監督を務めたのは
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥです。
メキシコの首都メキシコシティ出身で、大学在学中にラジオの音楽番組の
司会者としてショウビジネスの世界へ入り、映画音楽の作曲も手掛けました。
初めての長編映画初監督作である2000年の映画『アモーレス・ペロス』が
カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを獲得しました。
ナオミ・ワッツとアカデミー賞を受賞した俳優ショーン・ペン、
ベニチオ・デル・トロを起用した2003年の映画『21グラム』も
批評家から高い評価を受けました。
ティム・バートン監督による映画『バットマン』で有名な
マイケル・キートンを主演に起用した2014年の映画
『バードマンあるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』で
アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞を受賞しました。
2015年の映画『レヴェナント:蘇えりし者』でも
アカデミー監督賞を2年連続で受賞し、
レオナルド・ディカプリオをアカデミー主演男優賞受賞に導きました。
2年連続のアカデミー監督賞受賞は、『怒りの葡萄』と『わが谷は緑なりき』を
手掛けたジョン・フォードと『三人の妻への手紙』と
『イヴの総て』を手掛けたジョセフ・L・マンキウィッツに続くアカデミー史上3人目の快挙です。
まとめ
ブラッド ピットが主演を務めた映画『バベル』は、モロッコで起きた出来事が、
遠く離れたメキシコと日本の東京へと広がる物語を壮大なスケールで
描き上げていきます。
ブラッド ピットの他にオスカー女優ケイト・ブランシェットも出演し、
夫婦役を演じています。
2人は2008年の映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でも共演しています。
日本を代表する俳優の役所広司と女優の菊池凛子も出演しています。
この2人がブラッド ピットやケイト・ブランシェットと
共演しているのかどうか気になってきました。
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