『スタート レック 3』のキャストは? 映画の内容と共に紹介
『スター トレック 3』は1984年にアメリカと日本で公開されたSF映画です。
1979年に公開された『スター・トレック』が第一作目であり、
『スター・トレックⅡカーンの逆襲』が第二作目です。
シリーズの第三作目は『スター・トレックⅢミスター・スポックを探せ!』
というタイトルとして日本で劇場公開されました。
ジェネシス計画をめぐって起こるエンタープライズ号と
宿敵グリンゴン帝国との一騎打ちを描いて人気を得たSFシリーズです。
●キャストは誰なのか?
『スタート レック 3』でカーク役を演じているのは、
カナダ・ケベック州モントリオール出身の俳優ウィリアム・シャトナーです。
英語だけでなくフランス語も流暢に話すことができます。
1958年の映画『カラマゾフの兄弟』、スタンリー・クレイマー監督による
1961年の映画『ニュールンベルグ裁判』、1975年のホラー映画『魔鬼雨』
などに出演しています。
小説家としての顔も持ち、ドーベルマンのブリーダー、
競走馬の騎手としての顔も持っています。乗馬とテニスが趣味であり、
腕前はプロ顔負けです。
ミスター・スポックを演じているのはアメリカ・マサチューセッツ州出身の
俳優レナード・ニモイです。
『スタート レック 3』では出演だけではなく初めて監督も務めています。
テレビドラマ『スパイ大作戦』の第4シーズンと第5シーズンに
レギュラー出演し、『刑事コロンボ』第15話では冷酷な犯人役を演じています。
1986年の映画『スター・トレックⅣ 故郷への長い道』でも監督を務め、
1991年の映画『スター・トレックⅥ 未知の世界』では原作、製作総指揮、
出演も務めています。
2010年4月21日に俳優業から引退を発表しますが、2011年の映画
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で復帰しました。
テレビドラマにもゲスト出演をしていましたが、
2013年公開の映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が
最後の出演作となりました。
2015年2月27日、83歳で亡くなりました。
レナード・マッコイ役にアメリカ・ジョージア州アトランタ出身の
俳優ディフォレスト・ケリー、
モンゴメリー・スコット役をカナダ・バンクーバー出身の
俳優ジェームズ・ドゥーアンが演じています。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作でドクことエメット・ブラウン博士を
演じたクリストファー・ロイドも出演しています。
●ジェームズ・ホーナーが音楽を担当した
映画『スタート レック3』の音楽を手掛けたのはジェームズ・ホーナーです。
アメリカ・カリフォルニア州出身で、1997年の映画『タイタニック』で
第70回アカデミー歌曲賞と作曲賞を受賞しました。
『スター・トレックⅡ カーンの逆襲』でも音楽を担当した他、
ミリタリードラマ『戦火の勇気』、スコットランド独立運動の指導者を描いた
メル・ギブソン監督による大作『ブレイブハート』、
ロン・ハワード監督による感動の実録ドラマ『アポロ13』、
緊迫感あふれるサスペンス『身代金』、ヒース・レジャー主演の大作
『サハラに舞う羽根』、ジュード・ロウがスナイパーを演じた
『スターリングラード』などでも音楽を担当しています。
緊迫感あふれる曲から壮大なスケールを感じさせる曲、
さらに哀愁が漂う曲や胸に感動が込み上げる曲を手掛け、
音楽を聴くだけで映画の中に引き込まれてしまいそうになりました。
ジェームズ・キャメロン、ロン・ハワード、エドワード・ズウィックら
名だたる映画監督が手掛けた作品で音楽の才能を存分に発揮していました。
●第一作目の監督はミュージカル映画の名作を手掛けた
1979年に公開された映画『スター・トレック』で監督を務めたのは
ロバート・ワイズです。1961年の映画『ウェスト・サイド物語』で
アカデミー作品賞と監督賞を受賞しました。
1965年の映画『サウンド・オブ・ミュージック』でもアカデミー作品賞と
監督賞を受賞しています。
『ウェスト・サイド物語』と『サウンド・オブ・ミュージック』は
ミュージカル映画の名作として高い評価を得ています。
スティーブ・マックイーン主演の『砲艦サンパブロ』、
ポール・ニューマン主演の『傷だらけの栄光』、
ベストセラー作家マイケル・クライトンの『アンドロメダ病原体』を映画化した
『アンドロメダ...』なども監督しています。
まとめ
『スタート レック 3』は恐るべき破壊兵器となるジェネシス計画を
めぐるクリンゴンと宇宙船エンタープライズ号の乗組員との戦いを描いた
SF映画です。
第一作目からおなじみのキャラクターが登場し、
往年のファンにとっては胸躍る内容になっているようです。
音楽は1997年の大作『タイタニック』でアカデミー作曲賞と
歌曲賞を受賞したジェームズ・ホーナーが担当しました。
音楽好きな者としては彼がどのような曲を手掛けたのか気になります。