【噂の真相】マリンワールドに「シャチ」はいる??ショーは見られるの??
「マリンワールド海の中道」は福岡・東区にある水族館です。
海の中に入り込んだような非日常を味わえる水族館。
普段見ることのない水中の生き物たちを眺めながら静かな幻想空間を歩いていると、
吸い込まれていくように時間を忘れて夢中になる人も多いのではないでしょうか。
水族館と言うと、そんな落ち着いた空間と同じくらい、
ダイナミックで賑やかなショーやイベントのイメージを思い浮かべます。
シャチやイルカ、アシカのショーや、
ペンギンたちのコミカルな姿を見られるエリア等がお馴染みですね。
中でも水族館へ行くのなら、
大迫力のショーを見たいと思うのではないでしょうか。
マリンワールドにシャチはいるのか、ショーは見られるのか、
どんな見どころがあるのか解説します。
Contents
●海の王!シャチの魅力
海洋生態系の頂点に立つ海の王シャチ。
強く大きく、賢く優しい。まさに王者の名にふさわしい存在です。
野生のシャチは仲間と連携して自分よりも大きいクジラを狩ることもあります。
パワフルな狩りの様子から海のギャングと呼ばれることもありますが、
実際は人にもよく懐き、家族や仲間をとても大切にする優しい生き物です。
そういう姿が昔から続く人気の理由なのかもしれません。
賢いシャチは人間と信頼関係を築き、
パフォーマンスを覚えることが出来るので、
ショーでは飼育員さんと息を合わせて迫力のジャンプや豪快な
水しぶきをあげて会場を盛り上げます。
●シャチは水族館の定番?!どこに行けば会える?
シャチのショーは水族館の定番の楽しみの一つとして
イメージされることが多いのかもしれませんが、
実は国内でシャチに会える水族館は2ヶ所のみです。
飼育している千葉県の「鴨川シーワールド」と、名古屋市「名古屋港水族館」では、
いずれもシャチのショーを開催しており大好評ですが、
飼育や繁殖がむずかしいこともあり、見られるところは減少傾向のようです。
●マリンワールドの魅力!大人気の理由と特徴!
福岡・博多観光で遠方からも訪れる人も多い人気の水族館、
マリンワールドの魅力と特徴を紹介します。
*テーマは「九州の海」
マリンワールドには九州の海を再現した展示が多数あります。
玄界灘の荒波を水中から見上げるような大水槽「九州の外洋」では、
ダイナミックに泳ぐサメや幻想的にうごめくイワシの大群が見られ、
「九州のクラゲ」や「奄美のサンゴ礁」は神秘的で色鮮やかな展示がされています。
「九州水の森」エリアでは海に流れ込む前の淡水の水辺に住む生き物たちの姿があり、
深海の様子を再現した「九州の深海」など、
数多くの九州の生き物が暮らしています。
*水族館のかわいい人気者!
マリンワールドは、日本では2つの施設で合わせて
わずか3頭しか飼育されていないラッコですが、
そのうちの1頭ロイ(オス)に会える希少な場所です。
水に浮かぶユニークな姿や愛嬌のあるしぐさ、
水中での意外なスピード感は見ている人を飽きさせません。
「かいじゅうアイランド」ではペンギンたちが暮らしているスペースに
手の届く距離まで近付いて観察することができます。
かわいい動物たちの姿を見ていると自然と顔がほころび、
ほのぼのした気持ちになるのではないでしょうか。
*ショー、イベントも多数開催!
広いプールでのびのび演技するイルカ・アシカショーや、
ダイバーがイワシの魚群に取り囲まれる圧巻のエサやりイベント、
ラッコと飼育員さんのゆかいなやり取りがほっこりするラッコの食事タイムなど、
多数開催しています。入館時にエントランスで開催時刻を確認できます。
●まとめ
水族館ならシャチはいるものなのでは?と思う人は多いのではないでしょうか。
マリンワールドにはシャチはいません。
意外とシャチが飼育されているところは少ないのです。
マリンワールドは各種交通機関でアクセスしやすく、
博多観光の計画にも組み込みやすいスポットです。
水族館の幻想的な空間、ここでしか見られない九州の海の展示、
希少なラッコや、様々なイベントなど見どころ満載です。
ショップやレストラン、コインロッカー、授乳室などの設備も充実しているので、
安心して十分に海の世界を楽しめるのではないでしょうか。