【インストラクター監修】キャンプで「100均のクリップ」の使い方は??基本から応用まで !!
100均ショップのキャンプコーナーでクリップを良く見かけませんか?
色んなところを挟んで、色んな物を吊す。
あのキャンプ道具はフッククリップという商品です。
どこかに軽く挟むだけで色んな物が吊せます。
小さな利便性がキャンプの快適さには大きく影響しますからね。
税込み110円で買えるなら、一つはキャンプに持って行きましょう。
特別に珍しくもないし、注目を集めることも無いけれど、
意外と知らないこともあるのでは?
この記事では、100均キャンプクリップの耐荷重、
基本的な使い方、カラーバリエーションなどをまとめてみました。
体験談も載せたので、是非とも最後までお付き合いください。
Contents
●どのくらいの重さに耐えられるか?
※500㌘以上でも使える
100均のキャンプクリップは、有名アウトドアメーカーの商品と比較して、
耐荷重に大きな差が無いようです。
そして100均ショップによる違いもほとんど無いようです。
500㌘までと記載がありますが、使い方次第ではもっと耐えられますよ。
ではポールに挟んでみましょう。
・許容範囲:ポール太さ15㎜~~33㎜
・オススメ:28㎜
およそこの位でしょうか
細いとゆるくて落ちます。
太いと挟む力が弱くて落ちます。
28㎜なら500㌘以上でも
少しくらいは問題ないでしょう。
もう少し重たいものを吊したいときは、
フッククリップを二つ用意して下さい。
挟んだクリップを反対側からもう一つのクリップで重ねて挟みます。
すると耐荷重が2倍の1㎏以上になるそうです。
しかし、オイルランタンなどで試すと危険です。
ペットボトルなど危険の無いもので、
低い位置から試してみましょう。
記載されている耐荷重は500㌘なので。
●100均キャンプクリップの基本的な使い方。
※たくさんあります
基本的な使い方としては、
センターポールやテーブルの脚部に挟みます。
*何を吊るすか
・ランタン
・ゴミ袋
・手拭きタオル
・帽子
・カバーに入れた箱ティッシュ
・蚊取り線香で夏場は安心
*他の道具を併用する
・S字フック
・カラビナ
・ハンガー
・ドライネット
*その他の使い方
・レジャーシートの端を挟んでピン張り固定
・ガイロープに付けて目印にする
・ガイロープ収納時に束ねる
*100均のキャンプクリップの意外な使い方
・車のエアコン吹き出し口
・車のヘッドレストの根元
・自宅の衣類パイプハンガー
100均のキャンプクリップは使い道が多くて、
すべてを実行することは困難を極めます。
でも一つ持っていれば、きっと使える場面があるでしょう。
ちなにみ、どれも開口するときに、ある程度の握力が求められます。
太い場所に挟むほど大きく開くので、
お子様や女性は負担を感じるかもしれません。
そのぶん、想像以上にしっかりと固定されます。
許容範囲の重さなら、
多少ぶつかったり風が吹いても落ちる心配はほとんどありません。
●カラーバリエーション
100均ショップによって、カラバリに少し差があります。
・セリア:黒、グレー
・キャンドゥー:黒、グレー
バリエーションではダイソーが優位ですね。
自分のキャンプサイトのカラーや他のギアとの色合いを意識すると、
ここは大きなポイントとなります。
ランタンを吊す時に、フッククリップとの色合いを考えて、
サイト全体の色合いも考えてと。
コスパだけで選ぶより、
全体のカラーイメージと合わせて選ぶことをオススメします。
●進化した形状もある。
※ダイソーの「多機能フッククリップ」
「多機能」が商品名に加わりました。
今までの100均のキャンプクリップと比べると、
使える幅がすこし広がりますよ。
どんな違いがあるのでしょうか
*引っかけフックが多機能化
メインのフックの下部にL型のフックが付いています。
例えば、ランタンのサイズに合わせて取り付け部分を選べますね。
さらに小さな穴が空いていて、タオルの角を通してそのまま吊るせます。
*耐荷重が600㌘。
なんと100㌘増量してます。
サイズ感や耐熱性能など、他のスペックは変わらないのに、
もう少し重たいものでも吊るせます。
開口時につまみ部分が曲がりやすいなど、少しのデメリットはありますが、
同じ金額でこの違いは注目です。
ただし、確認した限りではカラーがブラックのみとなっていますので、
使い方と合わせて選んでください。
●体験談
わたくしは、キャンプに行くと、必ず夜中にお手洗いへ行きます。
寝ている間に1~2回は行きます。
就寝時にランタンを消灯する時は何の問題もありません。
しかし、お手洗いで起きた時です。
真っ暗な状態でランタンを点灯しようとすると、
見えない中でスイッチを探します。
少しは上に持ち上げるんですね。するとS字フックが外れます。
個人的には地味に負担を感じます。
ソロキャンプでは、荷物を最小にするので、
持参するランタンは一つです。
つまりお手洗いに行くときにランタンを持って出ます。
フックから持ち上げて外す時に、フックも外れやすいんですね。
外れるかも?と感じるんですね。
ここも地味に負担を感じます。
まったく眼中になかったけど100均のキャンプクリップを購入しました。
暗いなかでの点灯作業では、
根元のフックが固定されている安心感がメリットです。
S字フックも便利で使い道はたくさんあります。
なので、別の使い道を選ぶことにしました。
そして、テント内でのランタンではフッククリップに乗り換えました。
●まとめ
100均キャンプクリップの耐荷重、基本的な使い方、
カラーバリエーションについて紹介しました。
ダイソーの多機能タイプも注目ですね。
まずは一つ使ってみましょう。
大成功しなくても別の使い方がたくさんあるので、失敗もありません。
どんどん試すことをオススメします。
100均ショップで見かけたら、どこに使うか、
何を吊るすか、想像してください。
キャンプを100均買い物から楽しみましょう!