【伝説のバンド】ブランキージェットシティの名曲とトリビア
ブランキージェットシティは浅井健一(GtVo)、照井利幸(Ba)、中村達也(Dr)の
3ピースロックバンド。
結成は1987年名古屋にて。深夜番組「イカ天」をきっかけに91年メジャーデビュー。
2000年の解散まで8枚のアルバムをリリースした。
解散から24年経つがその音楽は色褪せる事はない伝説のバンドだ。
その中で個人的に名曲と思う曲をピックアップしてみた。
●赤いタンバリン
1998年作詞:浅井健一 作曲:浅井健一
アルバム「ロメオの心臓」収録曲。
この曲は、GtVoの浅井健一に子供が生まれた時に作った曲で、
歌詞に出てくる「彼女」は「娘」の事なんですね。
ギターから入りAメロを歌ってからベースとドラムが入って
一気に駆け抜ける曲で激しさを抑えた聞きやすい曲です。
この曲ではテレビの歌番組でのパフォーマンスも多く行っていて
YouTubeでレアな映像が確認できます。
やっぱスタジオのパフォーマンスはライブと違って「らしくない」感じの
ブランキージェットシティなんだけどそれはそれで良かったする名曲です。
●SWEET DAYS
1998年作詞:浅井健一 作曲;照井利幸
ミディアムテンポで淡々とした曲。エッジの効いた曲が多いブランキーの中でさわやかで聞かせる曲。
そう思ったらNHK「ポップジャム」のオープニング曲だった。
NHKじゃ攻めた曲にはならないなと何故か納得。
でも落ち着いた感じの曲が激しいライブでポツンと映えてとても良い感じ。
ギターポップ好きな人にも合いそうな名曲。
アルバムには2000年発売の「Harlem Jets」に収録。
このアルバムがブランキージェットシティの最後のアルバムとなる。
●ガソリンの揺れ方
1997年作詞:浅井健一 作曲:浅井健一
ゆらゆらと揺れるテンポで始まるミディアムテンポの名曲。
イントロリフの決めが印象的で、Aメロでゆれとタメが特徴。
バイクにまたがってタンク内のガソリンの揺れを感じる感じかな?
古いバイク乗りには何となく分かると思います。
メンバー各自のソロ活動を後にリリースしたアルバム
『LOVE FLASH FEVER』から先行してリリースした曲。
2年ぶりの再活動の曲だったので思い入れある曲。
●D.I.Jのピストル
1993年作詞:浅井健一 作曲:浅井健一
アルバム「C.B.Jim」収録曲。ドラムから入る曲で途中のブリッジも印象的な曲。
D.I.J.とは「ドキドキするようなイカれた人生」の略
1995年の代々木フリーライブでも演奏された曲で初期の代表曲。
ライブではテンションの高い演奏が見れて照井さんのシャウトも聞ける名曲です。
代々木のパフォーマンスがこの曲のベストテイクとの評価も多い。
●ロメオ
1998年作詞:浅井健一 作曲:浅井健一
アルバム「ロメオの心臓」収録曲。ユアン・マクレガーが出演する
ボブソンジーンズのCMでも使用された。
疾走感のあるロックナンバー。特にライブ版は疾走感1.5倍です。
Aメロ途中で照井利幸の掛け合いコーラスが入るのも特徴です。
ライブだと中村達也のシャウトがちょこちょこ入ります。
●ラストライブアルバム「LAST DANCE」
2000年7月8日ブランキージェットシティの解散ライブ1日目のライブアルバム。
横浜アリーナで行われたラストライブのアルバム。前記した名曲が全て入ってます。
ブランキージェットシティを聞くなら断然ライブ版がおススメです。
レコーディングした曲はキチンとし過ぎてブランキージェットシティの良さが出ていない曲もあるんです。
このライブアルバムは曲にアグレッシブと疾走感、
エッジがプラスされ曲が生まれ変わってます。
聴き比べるのもおススメ。断然ライブ版が良いです。
3ピースバンドでこれだけのパフォーマンスが出来るのはやっぱり凄い。
ストリングス、フォーンセクション、キーボード、パーカッションコーラス隊など
多くの音を使って装飾される曲もそれはいいのかもしれませんが、
たった3人で圧倒的な存在感、個性、エネルギー、時に切なく、時に激しく。
こんなバンドは2度と現れないかも。
そしてこのライブでブランキージェットシティの物語は終わりを遂げるのです。
●まとめ
個人的な名曲リストなのでその辺はあしからず。
ブランキージェットシティの活動期間は9年なんだけど
ソロ活動の休止期間があるので実質7年くらい。
95年には解散を決意したりとバンドとして結構早い段階で終わりが見えていた。
短い活動期間で解散から24年。
本当に伝説のバンドなので紹介した名曲をきっかけに
ブランキージェットシティを聞いてもらえると幸いです。