地震(2024年1月1日)から知ろう!備蓄品は電気も必要?理由を解説!
災害時の備蓄品は水や食料などの他に、電気も必要です。
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、
スマホの電池がなくなっても充電できず、困った方が多かったと思います。
モバイルバッテリーやポータブル電源も備蓄品として用意することをおすすめします。
スマホで知人に連絡を取ったり、
検索したりできる便利な世の中になりました。
しかし、電池がなくなったのに充電できない状態だったら、
スマホを持っている意味がありませんよね。
情報がわからなくて不安になる上、
連絡が取れなくなり、知人が心配するでしょう。
この記事では2024年1月1日に起きた令和6年能登半島地震と、
非常時のモバイルバッテリーやポータブル電源について解説します。参考にしてくださいね。
Contents
●2024年1月1日 令和6年能登半島地震発生
2024年1月1日午後4時10分頃に、石川県能登半島で震度7の地震が発生しました。
地震発生直後は、スマホで知人に連絡を取ったり、
情報を検索した方が多かったと思います。
倒壊した家屋の中からスマホで助けを求めた方もいました。
しかし、時間が経つにつれて、被災地の方のスマホの電池がなくなり、
充電できずに連絡が取れなくなった方がたくさんいました。
私は2011年3月11日、外出中に東京で東日本大震災を経験しました。
知人から安否確認のメールがたくさん届きましたが、携帯の電池がなくなって返信できなくなり、
みんなに心配をかけてしまいました。
それ以来、モバイルバッテリーを必ず持ち歩くようにしています。
●モバイルバッテリーはどれがいい?
モバイルバッテリーは軽くて使いやすいもの、アウトドアなどでも使えるもの、
非常時でも使える大容量の3種類があります。それぞれの特徴を解説します。
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表します。
容量が大きければ安心ですが、その分重くなり、価格も高くなってしまいます。
目的や好みで選んでくださいね。
*軽くて使いやすいモバイルバッテリー
スマホが1〜2回充電でき、重量は150g程度です。バッテリー容量は5,000〜10,000mAhです。
ちょっとした外出などにおすすめします。
*アウトドアなどでも使えるモバイルバッテリー
スマホが3~4回充電でき、重量は250g前後です。バッテリー容量は10,000~20,000mAhです。
アウトドアなど、長時間の充電が難しい場合におすすめします。
*非常時でも使える大容量のモバイルバッテリー
スマホが6~8回充電でき、重量は400g前後です。
バッテリー容量は20,000mAhです。充電が数日できない場合、
ノートPCなどを充電したい場合におすすめします。
●地震に備えて自宅用にポータブル電源もおすすめ!
地震などの災害に備えて、自宅にポータブル電源を用意することをおすすめします。
日帰りや1泊程度のキャンプで使えるもの、連泊キャンプでの使用や電気毛布などの家電をつなげられるもの、
防災用品として使えるものの3種類があります。
ソーラーパネルで充電できる製品もありますよ。
ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)で表します。
1時間あたりの電力消費量のことです。
電源の容量が大きいほど長時間使用できますが、その分サイズが大きく重くなり、
価格も上がってしまいます。
用途と価格のバランスを見て決めてくださいね。
*日帰りやピクニック用ポータブル電源
スマホの充電が約24回、小型のプロジェクターが約3時間使用でき、バッテリー容量は300~500Whです。
大量の電気を必要としない場合におすすめです。
*1泊程度のキャンプ用
ポータブルの冷蔵庫や電気毛布が約6時間~8時間使用でき、バッテリー容量は500~700Whです。
小型の家電が使えるので、1泊程度のキャンプや車中泊におすすめです。
*2日程度の停電にも耐えられるポータブル電源
一般的なテレビが約13時間使用でき、バッテリー容量は1,000Whです。
地震や台風などで停電し、電気が数日復旧しない場合におすすめです。
●まとめ
災害時は水や食料などの他に、電気も必要です。有事の時に誰にも連絡が取れないと心細くなりますね。
2024年1月1日の令和6年能登半島地震では、スマホの電池がなくなったまま充電できず、
家族や友人と連絡が取れない、助けを呼べないなど、困った方がたくさんいました。
災害に備えて水や食料を準備することは大切ですが、モバイルバッテリーやポータブル電源もあると、
さらに安心するでしょう。
2024年1月1日の令和6年能登半島地震を教訓として、特にモバイルバッテリーは常に
携帯することをおすすめします。この機会にぜひ購入を検討してみてくださいね。