80年代に製作された西部劇の中からおすすめ作品『シルバラード』を紹介

シルバラード』は1985年に製作されたアメリカの西部劇映画です。
製作、脚本、監督を務めたのは、自身の脚本による1981年の映画『白いドレスの女』で監督デビューを果たしたローレンス・カスダンです。

ある事件で投獄の身であった男エメットが故郷の街シルバラードへ戻ってきます。

土地の独占を企む牧場主が嫌がらせをしており、
エメットの姉夫婦も立ち退きを要求されていました。

街の保安官でありながらも悪に手を染める男コッブにエメットは仲間達と友に立ち向かっていきます。

●『ボディガード』の脚本家が監督を務めている

アメリカのみならず、世界中で大ヒットを記録した映画『ボディガード』の脚本を務めた
ローレンス・カスダンが映画『シルバラード』を監督しています。

1988年の映画『偶然の旅行者』ではジーナ・デイビスにアカデミー助演女優賞をもたらしています。

脚本家として『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』、『再会の時』などでも脚本を手掛けています。他にも『フレンチ・キス』や『わが街』でも脚本を務めています。

ちなみに『ボディガード』は『シルバラード』に出演しているケビン・コスナーが主演を務めています。

カスダンは『ワイアット・ワープ』でも監督を務めており、
コスナーは実在の保安官ワイアット・ワープ役を演じています。

●2人のケビンが出演している

西部劇映画『シルバラード』には2人のケビンが出演しています。
1人目はケビン・コスナーです。

ケビンコスナー


ケネディ大統領暗殺の謎に迫る地方検事を熱演した社会派映画『JFK』、
シカゴを牛耳る大物ギャング、アル・カポネに立ち向かう実在の財務省特別捜査官を熱演した『アンタッチャブル』などに出演しています。

アメリカ先住民と交流する兵士を演じた映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』では
製作、監督、主演を務め、アカデミー作品賞と監督賞を手にしています。

西部劇の出演は『シルバラード』の他に『ダンス・ウィズ・ウルブズ』と『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』があります。

2人目はケビン・クラインです。

ケビン・クライン


ローレンス・カスダン監督作『再会の時』、『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』、『わが街』、『フレンチ・キス』にも出演しています。
1988年の映画『ワンダとダイヤと優しい奴ら』でアカデミー助演男優賞を受賞しています。

他にも俳優ロバート・レッドフォードが監督を務めた映画『声をかくす人』、
アメリカ大統領とその代役を演じた政治コメディ『デーヴ』、『ソフィーの選択』、『五線譜のラブレター』などにも出演しています。

●オスカー女優が出演している

西部劇映画『シルバラード』にはオスカー女優リンダ・ハントが出演しています。

リンダ・ハント


1982年の映画『危険な年』でオーストラリア人のカメラマン役を演じてアカデミー助演女優賞を受賞しました。
女性が男性を演じてアカデミー賞を受賞した初めての女優です。

1995年のディズニーアニメ映画『ポカホンタス』では柳の木のおばあさんの声を担当し、
続編である1998年の映画『ポカホンタスⅡ/イングランドへの旅立ち』でも柳の木のおばあさんの声を担当しました。

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まとめ

1985年の西部劇映画『シルバラード』は1988年の西部劇映画『ヤングガン』と同様に豪華な俳優陣が出演しています。
アカデミー賞を受賞した経歴を持つケビン・コスナー、ケビン・クラインという2人のケビンが出演し、
男性を演じてアカデミー助演女優賞を受賞したリンダ・ハントも出演しています。

『ヤングガン』と『シルバラード』は80年代に製作された西部劇であり、『ヤングガン』と同じように豪華な俳優陣の演技を楽しめると思いました。

『バックドラフト』では消防士、『羊たちの沈黙』ではFBI行動科学課主任役、『戦火の勇気』では新聞記者役を演じたスコット・グレンが出演しています。
他にも『ジュラシック・パーク』と『インデペンデンス・デイ』に出演していたジェフ・ゴールドブラムも出演しています。

ガンファイトだけでなく、豪華な俳優陣の演技も楽しみたくなりました。

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