80年代のサーフィン事情!多彩でエネルギーに満ちた時代だった!?
80年代のサーフィンは、波や自然と調和する事はもちろん、
音楽、映画、ファッション、ライフスタイルなど様々な場面で海を通して結びつき
サーファーだけでなく多くの人々に影響を与えました。
この記事では、活気溢れた80年代のサーフィンの魅力についていくつかご紹介します。
波がサーファーを誘惑するように、少しでもあなたにとって良い情報がキャッチできますように。
それでは、大海原をパドルする気持ちで次に進んでみてくださいね。
●80年代のイカしたプロサーファー、マーク・リチャーズ(Mark Richars)
まず私が最初にお話しするのは80年代のサーフィンで世界的な舞台で活躍し、
後にサーフィン界に大きな足跡を残したオーストラリア出身のサーファーです。
彼は、70年代後半から80年代前半に4度の世界チャンピオンに輝いたレジェンド。
ツインフィンを広めたサーファーとしても有名です。
そして、もう一つ有名なのがプロサーファーの中では
最も変わったスタイルでサーフィンする人物だったのです。
どんなスタイルかと言いますと、
腕を優雅に伸ばし鳥が羽ばたくようなスタイルです。
彼はこの独自のスタイルから”傷ついたカモメ”というニックネームで呼ばれていました。
ライディング中に腕を伸ばす事により、
波の上での絶妙なバランスを保っているのが凄く印象に残ります。
また、両膝が極端に内側に向けられているのも彼の独特なスタイルでした。
● サーフィンムービー、ミュージック
そんな中、「フリーライド」というサーフィンムービーの名作で、
マーク・リチャーズの美しいライディングが見れます。是非、機会があれば見て下さいね。
この頃から、波乗りだけでなく映像、音楽とともに70〜80年代にかけて
サーフィンの文化は進化して行っ
たのではないでしょうか?
音楽では、サーフロックなどで代表的にビーチボーイーズが有名ですね。
彼らの音楽は明るいメロディとサーフィンカルチャーへの愛情が伝わってきます。
80年代においても多くのリスナーに愛されたのではないでしょうか!?
それだけでなく、80年代のポップミュージックにも彼らの影響をうけて
新たな音楽のスタイルが生まれました。
●80年代のサーフファッション
いい波に乗って、良い音楽を聞いたならオシャレして浜辺で女の子とデートでもしたいですよね。
80年代日本では、雑誌「Fine」の全盛期で大抵のサーファーがこのFineをチェックしてブームに乗っていました。
当時は派手目な色のサーフブランドを身にまとうのがかっこいいとされていたそうです。
人気のあったブランドはビラボン、クイックシルバーでした。
もちろん服だけでなくウエットスーツなども派手な蛍光色をプロのサーファー達は着ていました。
ちなみに、「ノースショア」といった恋愛、サーフィンを描いた映画があるのですが、
その映画で使っているボードデザインやファッションなんかも80年代って感じが物凄く伝わり、当時の雰囲気が残った
作品でした。
● ビーチカルチャー
そして、音楽、ファッションと80年代のサーフィンはビーチカルチャーとも深く結びついたと思います。
ビーチでのライフスタイルは、80年代特有のファッションがあったからこそ
カジュアルでリラックスした雰囲気が漂っていたのではないでしょうか。
音楽は映画やビーチで流れ、サーファー達の日常に彩りを添えたり、
ビーチで開かれるパーティーやフェスティバルに参加する事により、コミュニティが生まれ友情や仲間意識が育んだと思われます。
●まとめ
このように80年代のサーフィンは、波乗りだけでなくサーフィンのスタイル、音楽、映画、ファッション、
ライフスタイルなど多彩な要素が混じりあい、エネルギー溢れた時代でした。
その影響は今もサーフカルチャーとして世界中で続いています。
今後も海を通して皆さんが元気でいられる世の中である事を願っております。