70年代が誇る、ジャズ史上に残るジャズメンたち!

70年代のジャズ界をにぎわした巨匠たちは、どのような人たちだったのか?

また、70年代のジャズシーンは、どんな人のどんな曲が聴かれていたのか?

そして、ジャズを聴くにあたり、
名盤などをどこで聴く事ができるのか?など、

そのような70年代のジャズを探ってみました。

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●1ジャズ界の巨匠たち。

巨匠と呼ばれるジャズメンは数多くいます。日本のみならず、
世界各国あまたにわたり、数々の名盤を残しています。                           

ジャズの巨匠というと、まず最初に出てくるのが、
トランペット奏者のマイルスデイビスです。

そして、テナーサックス奏者のジョンコルトレーン
ドラム奏者のエルビンジョーンズなど、まだまだいますが、特に新奏法をうみだした、
主なジャズメンたちは、この3人を上げないわけにはいかないでしょう。                         

そこで70年代の日本が誇るジャズメンは
世界のサックス奏者と言える渡辺貞夫氏と

共に世界をリードする、
トランペット奏者の日野皓正氏です。

この2氏の出現により、日本のジャズシーンは大きく変わっていくことになり、
そこから2人をめぐって日本国内でも様々な楽器を演奏するジャズメンたちが、
育っていったともいえるでしょう。          

ほかに、70年代に、日本で一躍有名になったミュージシャンたちは、
ハービーハンコックカルテットやリターントゥーフォエバーなど
ジャズメンが主体のメンバーです。

前者は、当時、新星でポストマイルスデイビスと言われたほどの腕前を持つ、
ウィントンマルサリスやジャズの大御所ベーシスト、ロンカーター、
16ビートも叩けるドラムス、トニーウィリアムス、そして、のちに、
シンセサイザーなど、自分の音楽に電子楽器を取り入れた、
ピアニストの、ハービーハンコックというアーティストがいます。

それと、後者のほうは、テナー・フルート奏者にジョーファレル、
ベース奏者にスタンリークラーク、ドラム・パーカッション奏者アイアートモレイラ、
ボーカルにフローラピュリム、そして、ピアノ奏者に、チックコリアと
これも実力派のジャズメンがそろっています

その中でもチックは、70年代のある年のジャズ誌で、
スウィングジャーナル誌のディスク大賞金賞を獲得し、同じくチックのソロアルバム
「チックコリアソロ(ピアノインプロビゼーションvol1)」で、銀賞も得ています。

先に述べた、渡辺貞夫氏や日野皓正氏は、日本での、いわゆる、
トップミュージシャンを育てていったのであろうと思われます。

その中でも、それぞれ、実弟でドラムスの渡辺文雄氏と日野元彦氏がいます。

ほかにも、たくさんのミュージシャンたちは、
トップミュージシャンとしての地位を築いています。

こうしてみると、70年代以降、特にジャズ界は、年々、秀でるジャズミュージシャンを輩出していったのではないかと思われます。

●2伝説のジャズバンド。


70年代は、ジャズミュージックシーンでのスリルやサスペンス、
ロマンといったものが、少しずつその灯火を放ちつつあるように思われます。

RTFだったり、カウントベイシーや秋吉敏子とルータバキンなど、
心に残る温かみを感じさせてくれます。

ジャズ氏における根源とでもいおうか、ナチュラルでこれも人間性に触れるような、
決定的な70年代ジャズ、ともいえる出来事ではないかと思われてなりません。

ほかにも、エルビンジョーンズの「ライヴアットライトハウス」や
山下洋輔の「プレイステイク」、キースジャレットの「ケロンコンサート」などがあります。

これらは、70年代のジャズ史に残る名盤レコードなのではないのだろうか?
ライブなどの名演奏が今ここで流れてきそうに感じられるのは、
わたくしだけであろうか?という感情がこみ上げてきます。

そのほかにも、ウェザーリポートであったり、
大御所中の大御所マイルスデイビスやマッコイタイナーなど16ビートや4ビートありで、
スゥイングジャズ上がりにミュージシャンも数多く、70年代は、
特にトップミュージシャンの新たな音楽も輩出るなど(フュージョンやジャズファンク)、
音楽界に衝撃が走った年代でもあったように思われます。

●3ジャズの宝庫、そして名盤。

わたくしの言う宝庫とは、ジャズに関するあらゆるもの、
特にジャズ喫茶やジャズライブハウスなどのことをここでは指します。                            

北は北海道から西は九州まで、ジャズ喫茶はほとんど本州各地にあります。

ジャズ喫茶といえば、レコードを大ボリュームの音(家では聴けないくらいの音)で、
コーヒーを片手に心地よく聴くことができる、というスタイルの店で、
その多くのレコードは、廃盤から現在の名盤まで、
これも数多く聴くことができる店の形態になっているともいえます。

そして名盤なるものは、その店の店名としてつけられたりしていることもあり、
どこか愛着の持てるようなジャズ喫茶としての店名に仕上がっている、とも言えるでしょう。

例えば、「マイルス」であったり、「バンガード」や「ロリンズ」、
また、「マイルストーン」などがあり、ジャズ喫茶の名店として、存在しています。

音楽としての名盤=心温まる居心地の良い店なのでしょう。

ジャズ喫茶で聴ける名盤としての楽曲なんかでは、「ストレートノーチェイサー」や
キャンディ」、「コルトレーン」など、名演奏のライブやスタジオ録音が
聴けるようになっています。

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<まとめ>

今現在、ジャズ界は、ポップでアートを追求するような形態でもありますが、
70年代から80年代にかけて、ジャズ界は大きく変わってきたともいえるでしょう。

それまでの偉大な音楽家たちが、試行錯誤を重ね、
楽曲のイメージや楽器の奏法などを取り入れ、
いろいろと新たに加えた曲作りなどをしています。

70年代のジャズこそが、それ以降におけるジャズ音楽に旋風を巻き起こした
至高の逸品がそこにあると言えるでしょう。

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