5弦ベース1音下げのチューニング方法!5弦は何の音になる!?
結論、5弦の音はAになります。
ベースは低音リズムで、サウンドの基礎を支える重要な役割があります。
テレビで見る個性豊かなベーシストに憧れ、
5弦ベースを手にした人は多いのではないでしょうか。
5弦ベースで、いざ曲をコピーした時に「1音下げ」が急に出てきて
ビックリした経験はありませんか?
今回は、初めてチューニングをする人や、1音下げの曲を演奏する人に向けて、
4弦、5弦ベース1音下げチューニングの方法をご紹介します。
バンド活動でも対応力が身につくのでぜひ、日々の練習に役立てて下さいね。
●レギュラーチューニングの方法
では一番使うことが多いレギュラーチューニングの方法をお伝えします。
チューナーで表示する音が以下になるようにペグを触ってみましょう。
5弦B、4弦E、3弦A、2弦D、1弦G
チューナーの針が真ん中の位置になれば正解です。
ベースの弦はギターと比べて、太くて切れにくいおかげで、
調弦の際に弦を切ってしまう心配がいりません。
安心して調弦してみて下さいね。
ネジを締めるようにペグを回すと、音が高くなります。
反対にペグを緩めると音が低くなります。
楽器を弾く前は必ずチューニングをして、
正しい音で練習するようと自然と音感がつくのでおすすめです。
慣れている人はチューナーなし、耳で調弦する人がいますが、
すごい音感力ですよね。
5弦ベース1音下げチューニングは、安定するために弦を張った状態、
レギュラーチューニング後から始めてみましょう。
●チューニングの「半音下げ」と「1音下げ」違い
ギター、ベースではレギュラーチューニングで出せない低い音や
重低音を出すために、
「半音下げ」「1音下げ」などダウンチューニングをします。
半音下げをした開放弦は4弦D#、3弦G#、2弦C#、
1弦F#になり装飾記号が入ることで、曲がきらびやかな雰囲気になります。
一方、1音下げは半音下げのさらに半音を下げるチューニング方法で
「全音下げ」と呼ばれることもあります。
ではさっそく、4弦ベースの場合と5弦ベース1音下げチューニング方法を
ご紹介します。
●4弦ベース1音下げチューニング方法
チューナーで次の音程になるようペグを緩めてみましょう。
4弦D、3弦G、2弦C、1弦F
レギュラーチューニングでは1番太い4弦からE、3弦はA、2弦はD、1弦はGですが、
ここから1音下げると4弦D、3弦G、2弦C、1弦Fになります。
ボーカルのキーに合わせて使う場合もあり、
弾いてみるとグンと低音の音域が広がりましたね。
●5弦ベース1音下げチューニング方法
チューナーで次の音程になるようペグを緩めてみましょう。
5弦A、4弦G、3弦G、2弦C、1弦F
レギュラーチューニングでは1番太い5弦からB、
4弦はE、3弦はA、2弦はD、1弦はGですがこれを半音下げると
5弦A、4弦D、3弦G、2弦C、1弦Fになります。
5弦ベース1音下げチューニングは、弦が緩んで
音程が安定しない場合があるので、
こまめにチューナーで確認していきましょう。
余裕があれば、オクターブチューニングも一緒にすると良いですよ。
●まとめ
4弦ベースを使っていると5弦ベースの1音下げは
何の音になるのか分からなくなる時ありますよね。
チューナーで何となく合わせてみたけど違う気がする、
これで合っているのか?と不安になった経験があります。
1音下げは「5弦A、4弦D、3弦G、2弦C、1弦F」と一度、
覚えるとバンドでも素早く対応できるようになるのでおすすめです。
ダウンチューニングができるようになると音域が増え、
演奏できる曲も増えるので、ぜひ練習に取り入れてみたいですね。
今回は5弦ベース1音下げチューニングについてご紹介しました。
これからベースのレベルアップしたい人や、
プロを目指して頑張る人の参考になれば嬉しいです。