40歳から始めるスキー!興味はあるけど…出来るだろうか?
「40歳だけどスキーなんてできるかしら?」
「今年こそスキーをやってみたいけれど難しそう」
そんな風に思っていませんか?
結論!40歳?まったく問題ありません!
むしろお勧めしたい!スキーは生涯スポーツです。
この記事が、あなたがスキーを始めるきっかけになれたらうれしいです。
後半ではちょっとした練習方法も紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
●ぜひ始めて!スキーの魅力~まったくの個人的見解~
朝一番のリフトに乗り込み山頂を目指す。はやる気持ちを抑えながら軽く準備運動。
パノラマに広がる絶景にほほが緩む。眼下には昨夜降った雪で白くなった町。
真っ青な空。まだ人も疎らな銀色のゲレンデが輝く。エイッとストックを漕ぎ。
そして、思いのままにシュプールを描くと新雪がキラキラと舞い上がる。この爽快感、高揚感!
でも、あの瞬間をあなたにもぜひ感じてほしいと思っています。
スキーを始めるにあたって、まずスキー場に出かけていくのが大変と感じるかもしれませんが、
温泉旅行などは行かれることがあるのではないでしょうか。
そう!スキー場には温泉が隣接しているところがかなりあります。
スキーちょっとしてあとは温泉。スキーで冷えた体を温泉で沈めるのはまた格別です。
そもそも、一日券を買っても16時か17時までしか滑れないので、スキー場の夜は長い。
温泉に入って、お仲間たちとお酒を酌み交わし、今日のスキーの練習の成果や思い出話に花を咲かす。
それも魅力の一つです。
まだまだ、スキーの魅力は語りつくせないのだけれど、本当に自然を満喫して心が解放されます。
そして技術的にも、まだまだ上手くなりたい!上手くなれる!と思うんです。
年を重ねていくと何かと自分の限界を感じたり、作ったりしがちですが、スキーは永遠に課題が生まれてくる。
その課題をクリヤすべく脳みそをフル回転させて、体に伝達していく。ほら、体にも脳にも良い!若返りそうでしょ?
なぜ課題が生まれてくるのかというと、相手が自然だからなんです。
雪面は常に変化し続けて同じ状態はない。同じゲレンデでも昨日と今日は違うし、さっきと今はもう違う。
そこも魅力です。これは憑りつかれたレベルの楽しみかもしれないのですけど。
●気持ちが盛り上がったら、LET‘S GO!!
スキー場に向かうのは、電車が良いでしょうか。高速バスというものありますね。
もちろん自家用車でも良いのですが、雪道の運転は慣れている方がいないと不安ですよね。
電車の駅と直結しているスキー場もありますし、高速道路のPAに直結しているスキー場なんて言うのもあります。
はじめてなら、できるだけ初心者コースが充実しているスキー場を選んでください。
ネットでスキー場を検索するとゲレンデマップというのが必ずありますので、
そこで確認しておくことをお勧めします。
さて次に、スキーをするために必要なものは
・スキー板
・ストック
・スキーブーツ
・スキーウェア
・スキーグローブ
・できればヘルメット
この中のスキーグローブ(手袋)以外はすべてレンタルできます。
スキーグローブも防水と防寒が出来ればよいので、そんなに高いものを購入する必要はないと思います。
高いものを一つより、替えがあったほうが良いです。
ウェアも今はリーズナブルなものが多くありますし、フリマアプリとかでもたくさん出品されていますが、
こだわりがなければはじめはレンタルでも良いと思います。
ウェアの中に着るものは、寒くなければ何でも良いです。なんの決まりもありません。
靴下は長めのものが良いです。スキー用靴下なるものもありますが、寒くなければなんでも大丈夫です。
店舗の違いや日数にもよりますが、スキー三点セット(スキー板・ストック・ブーツ)のレンタル料金は大体5000円ほどです。
シーズンレンタルなんていうのもあるようです。
もちろん、スキー場の近くにレンタルショップがありますので、お家から持っていく必要はありません。
●スキーは難しそう?~スキーが生涯スポーツといわれる理由~
スキーは生涯スポーツです。事実、ゲレンデにはシニア世代のスキーヤーが元気いっぱい滑っています。本当に楽しそうですよ。
スキーが他のスポーツと少し違うのは、原動力が重力ということです。
水泳でも進みだすにはキックが必要ですよね?スキーは傾斜の上に立てば、勝手に動き出すんです。
つまり、動き出すパワーは必要ありません。それだけではないですが、基本的に重力と遠心力、摩擦抵抗を利用してバランスをとって行う。なんとも平和なスポーツなんです。
三浦雄一郎さんをご存じですか?彼はプロスキーヤーです。80歳でエベレストに登頂されたことが有名ですね。
現在90歳!現役のスキーヤーです。
人生100年時代。昔から「50からの手習い」なんて言葉もあるくらい。40歳ならあと50年くらいは楽しめるスポーツです。
両足で立てれば大丈夫。筋力はさほど必要としません。現在はスキー板もとても進化していますので3歳の子でもできる、80歳でもできます。
●お家でできる、どこでもできるちょこっと練習
40歳からでも始められそうなのは分かったけど、まったく運動もしてないし、本当に大丈夫かしら?怪我とかすると大変だし…
確かに、働き盛りの40代。女性なら手のかかるお母さん命のお子さんがいる方もいるでしょう。怪我は困ります。
そこで、本格的なスキーシーズンが始まる前に、お家でちょこっと練習しておきましょう。
①ストレッチ
スキーは結構全身を使います。特に足首や肩回りのストレッチをしましょう。
どこかの筋がブチっといかないように、しっかり伸ばしておいてください。
②バランストレーニング
スキーはバランスのスポーツです。片足で立ってみるとか、電車やバスに乗った時には、つり革や手すりにつかまらず立っているというのはとても有効です。
体幹を鍛えるトレーニング動画などもいろいろ配信されていますので、それらを利用するのも良いと思います。体幹です!体幹!
③イメージトレーニング
これは、これから始められる方は難しいかもですが、足元が滑るっていうのは慣れないうちは本当に怖いですし、日常にはないことです。これからスキーを始めようと思っている型にイメージしてほしいのは、足の上に腰、腰の上に肩、肩の上に頭。そう、立っている姿勢です。難しい事はありません。
⚫️最後に
あなたがスキー場に行ったなら、スキーをする準備が整ったら、ぜひスキースクールの紋を叩いて下さい。
お近くにスキーの指導員などがいれば別ですが。。
●スキーを始めるたいけれど…壁はなんですか?始めるのに遅いことはない。ですよね?
リモートワークの続く今だからこそ、ちょっとお家を離れてスキーを楽しむ時間が
ストレス緩和に役立つのではないでしょうか。
だって、パソコンさえあれば仕事ができるんです。おうちや近所のカフェじゃなくたっていいわけですよね。
そもそも、世界での雪という資源を持っている国は少ないんです。資源の少ない日本ですか、積雪に関しては世界のトップクラスです。
こんな稀有な財産があるのに、そして恵まれたスキー環境があるのに、やってみないなんてもったいない!と思います。
スキーは生涯スポーツといわれて久しく、ゲレンデには往年のスキーヤーが沢山、元気いっぱいに軽やかに滑っています。
●スキーは難しい?いや簡単!?
私が某スキー場でインストラクターを始めたのは約30年前。当時は空前のスキーブームでした。その頃は大会などに参加する選手という意識が強かったので、晴れた日は空いている下部の短いゲレンデを好んでハツカネズミのように滑っていました。生徒さんも若い方が多く技術志向のレッスンが盛んだったように記憶しています。
。時が過ぎ現在、少子化の波は容赦なくスキー業界にも押し寄せ、往年の選手の方々が多くなりました。