2歳と0歳を育てる専業主婦の大変なところと育児を楽にするコツを知る
子育ては子供ひとりでも大変ですが、
2人・3人と続けて育てている人も多く存在します。
2歳と0歳など子供がかなり小さく、手がかかる時期はパートなどで仕事に就くことも難しく、
育児と家事に専念する専業主婦になることも多いものです。
ここでは、2歳と0歳を同時に育てることの大変さや、
育児をできるだけ楽にするコツについて考えていきます。
普段の育児が大変だという人はもちろん、
これから子育てをする予定のある人もぜひ参考にしてください。
●二人同時に育てるには体力が必要
子宝に恵まれることは、とても幸せなことといますが、
育児はほとんど休みなく続きます。子供も大きくなると、自分でできることも増え、
手がかからなくなっていきますが、2歳と0歳では自分のことはまだほとんどできない状態です。
それゆえ、母親も外で働くことは難しく、専業主婦となり家庭に専念するケースが
多くなっています。
0歳の赤ちゃんは、まだ自分では何もできない状態なので
授乳やおむつの交換などで日々忙しく過ごすことになります。
さらに、寝返りが始まるとますます手が離せなくなります。
2歳児がいる家庭の場合は、すでに赤ちゃんのお世話の経験があることから、
初めての育児よりも順調に進められることも多くなります。
2歳児の場合は、成長も進み、エネルギッシュに動き回ります。
好奇心も旺盛な時期です。
赤ちゃんとは違い、自由に動き回れるのでこちらも目を離せない状態といえます。
専業主婦は仕事を持っていないとはいえ、
2歳児と0歳児を同時に育てるのはかなりの体力も必要です。
●2歳違いの育児の大変なところ
2歳児と0歳児のように2歳違いの育児は大変なところも多くあります。
先に生まれた2歳児は、成長も進み自我も芽生えてきているので、
赤ちゃんよりは手がかからないイメージもあります。
順調に成長してくれれば安心ですが、
下の子が生まれたことで赤ちゃん返りするケースも多いといわれています。
反抗的になったり、わがままになったりすることもありますが、
これも大事な成長の過程なので厳しく叱ったりすることは避けたいものです。
ある程度成長した子供2人なら、お風呂や食事が同時でもそれほど大変ではありませんが、
0歳児と2歳児の場合はまだ首の座っていない赤ちゃんと、
動き回る幼児になるので二人同時にお風呂に入れることはかなり困難です。
睡眠のリズムも違うので、同時に寝かしつけができないのも大変なところです。
食事にしても、赤ちゃんはミルクに離乳食、
2歳児には幼児職と別々の食事を作る必要もあります。
さらに大人用の食事の準備も必要になるので、
家事に専念できる専業主婦とはいえ、毎日の食事の準備もかなり大変といえます。
父親のサポートもほしいところですが、仕事で忙しくしている場合は、
日中に育児を手伝ってもらえることはほぼ期待できません。
母親の負担は大きくなり、ゆっくりと休めない、
精神的なストレスが溜まるなどの問題も出てきます。
●家事を楽にするサービスを利用する
少しも目が離せない2歳児と0歳児の子育てを続けていると、
日常の家事が十分にできないという悩みも出てきます。
家が散らかってしまう、
買い物などの外出が難しいなどで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
専業主婦でも、家事を完璧にこなさなくてはならないというわけではありません。
家事を便利にするグッズやサービスも積極的に活用することも考えてみましょう。
自由に動き回る2歳児とベビーカーが必要な0歳児を連れての買い物はかなり大変です。
この場合も食材の宅配サービスやネットスーパーを活用すれば、
買い物の負担はかなり減ります。
日用品のまとめ買いなどは、ネット通販も便利です。
ネットスーパーは、来店での買い物よりも割高になる傾向もありますが、
利用するのもわずかな期間ですので、上手に利用したいところです。
自宅にいながらにして、パソコンやスマートフォンで手軽に注文できますし、
自宅まで届けてくれるので重い荷物を持ち運ぶ必要もありません。
掃除や洗濯などが十分にできない場合は、
家事代行サービスやハウスクリーニングを活用することもおすすめです。
専業主婦では贅沢なのではと考える人もいますが、
ハウスクリーニングの利用も今ではかなり一般的になりましたし、
一か所からでも依頼することができます。
外出することなく、クリーニングを利用できる宅配クリーニングも便利な存在です。
乾燥機能付きの洗濯機にすれば、
洗いから乾燥まで自動で行えるのでかなり楽になります。
衣類も形状記憶のものや、型崩れのしにくいものを選ぶと、
アイロンがけの手間もかなり減ります。
●ひとりで抱え込まない
子育て経験のない人や男性からは、専業主婦なら家事や育児も
ひとりでこなして当たり前と言われてしまうこともあります。
2人同時の育児の大変さは、実際に経験した人でないとわかりません。
周囲から心無い言葉をかけられても、
深刻に受け止めすぎないようにしましょう。
ひとりですべてこなそうとせずに、旦那さんや父母、
義父母など子育てをサポートしてくれる人がいれば、手伝ってもらいましょう。
子育てで悩んだときは、子育て経験の豊富な友人や知人に相談することもおすすめです。
育児中のストレスを上手に発散することも大事です。
外出にも制限が出てしまいがちですが、
日記をつけることや美味しいものを食べるなどは自宅でも簡単にできる方法です。
やけ食いなどは逆効果になるので避けたほうが無難です。
体を動かすこともストレス解消につながるので、
ちょっとした時間に軽い体操などをすることもおすすめです。
寝不足になりがちなので、子供が寝ている間に一緒にお昼寝することも考えてみましょう。
短時間のお昼寝でも疲労回復効果は期待できます。
まとめ
成長に差がある2歳児と0歳児を同時に育てるのは簡単なことではありません。
専業主婦は家事に専念できるというイメージもありますが、
手のかかる二人の子供を育てている間は、家事もままならないこともあります。
毎日育児と家事に追われることになりますし、
自由に外出することも難しくなるのでストレスもたまりがちです。
ストレスを減らし、家事の負担を減らすためには
便利なサービスや商品も上手に活用したいところです。
家事の負担が減れば、それだけ子供と接する時間も増やすことができます。
育児や家事に協力してくれる人がいる場合は遠慮せずに、
どんどん手伝ってもらいましょう。
しばらくは忙しくて大変ですが、
つらい時期はそれほど長くありませんので、悩み過ぎないことも大切です。