1980年代、大人気だった海外ドラマ『フルハウス』の魅力をお伝えします。

フルハウス』は1987年から1995年にかけて全8シリーズ放送されました。

舞台は、カリフォルニア州サンフランシスコ。

3人の娘を持つ父親が妻を亡くし、
男友達に助けられながら子育てに奮闘していくコメディ

シーズン1の放送当初は視聴率が伸びず打ち切りになりそうでしたが、
徐々に人気を博していき大人気シリーズとなりました。

家族の大切さや、友人の大切さが描かれています。

前半は、コメディタッチで子供たちのトラブルなどが起こり、
後半でトラブルを解決して涙を誘うような展開です。

お父さんやおじさんたちにただ叱るのではなく、
愛情をもって諭されながら大きくなっていく主人公たちを見て
子供ながらに羨ましいなぁと思っていました。

娘たちがティーンエイジャーになるにつれ取り扱う内容も、
ドラッグ、喫煙、児童虐待、性、死など重い内容もありましたが
全年齢対象という素晴らしい番組でした。

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●個性的なキャラクターと仲の良いキャストたち

『フルハウス』には個性豊かなキャラクターたちが勢ぞろい。
主要のキャストを紹介します。

ダニー・タナ―


3人娘のパパ。妻のパメラとは死別しています。
仕事はキャスターをしており「おはようサンフランシスコ」のメインを
務めています。

極度の潔癖症で掃除が大好きな為、家族からは「掃除バカ」と言われる始末。

娘たちには愛情をたっぷり注いでいますが
娘のデートにこっそり付いて行ったり、自身の番組に出演させてたりなど
親バカぶりを発揮するときも(笑)

残念ながらダニー役のボブ・サゲットさんは、
2022年1月に亡くなられてしまいました。

ダニーパパが亡くなったことはフルハウスファンにとって
とてもショックなことでした。

ジェシー・カツォポリス


ダニーの妻パメラの弟。ダニーとは義兄弟になる。

姉を大事に思っており、駆け落ち同然で結婚した時は怒って
ダニーの肋骨を折っています。

ひょんなことからダニーの子守を2,3か月手伝うことになり、
子供に興味はなく家出をしたこともあったが、
気づいたらすっかりタナ―家の一員になっていました。

特に末っ子のミシェルを溺愛し、いつも一緒に寝たり、
お休みのキスをするのが日課。

愛称は「ジェシーおいたん」。

1980年代らしいヘアスタイルとファッションでワイルドな見た目からは
想像できないお茶目で子煩悩な優しいギャップにファンはやられました(笑)

本業はミュージシャン。

シーズン4では、ダニーの同僚レベッカ(ベッキー)と結婚し、
ニッキーとアレックスの双子のパパとなっています。

ジェシー役のジョン・ステイモスさんは今でもイケおじで
様々なシーンで活躍されています。

ジョーイ・グラッドストーン


ダニーとは小学5年生からの友達。子育てを手伝うためにタナ―家のガレージを
改装して居候しています。

職業はコメディアンで子供番組の司会など活躍する一方ジェシーと
一緒にさまざまな仕事をして生計を立てています。

とても温厚な性格でやさしいおじさんです。

愛称は「ジョーイおじさん」。

物まねが得意で、アニメが大好きでど派手なキャラクターのパジャマを
着ています。

相棒のウッドチャックを使って番組に出ているときもあります。
子どもたちと近い精神年齢なので相談に乗ることもあったりします。

長女D.J(ドナ・ジョー)


大人っぽく見えるしっかり者のタナ―家長女。

母を亡くしたことをよく覚えており、時折思い出す場面も出てきていました。

成績は優秀で、スポーツもできる!でも悪知恵が働くこともあり学校を
サボり変装して好きなロックバンドのイベントに参加したりして
パパから怒られたりすることも。

おしゃれでファッションリーダー的存在。いろんな男の子と付き合っては
別れていたため妹ステファニーからは「男の子大好き人間」と
言われています。

妹想いで、ときどき母親代わりにもなり頼れる存在です。

彼氏のスティーブがいましたが全シリーズで
結ばれることはありませんでした。

D.J役のキャンディス・キャメロンさんは、
アイスホッケー選手と結婚し2人の子どもに恵まれています。

精力的に女優業やコメンテーターで活躍中!

次女ステファニー


ちょっと生意気で姉のD.Jをからかい喧嘩になることは日常茶飯事。

そんな反面姉に憧れておりファッションなどをよく真似してたりもします。

好奇心が旺盛でパパの車に乗って間違えて発進してしまい
ダイニングに突っ込んでしまった大事件もありました。

ママにもらった熊のぬいぐるみ「クマゴロウ」を肌身離さず持っています。

口癖は「超ムカつく!」

ステファニー役のジョディ―・スウィーティンさんは20歳で結婚をし、
離婚と結婚を繰り返しています。

薬物依存症にもなり辛い時期を過ごしていました。

そんな彼女をサポートしてくれたのは、
「フルハウス」の家族たちでした。

番組が終わっても本当の家族のように支えあっていたということに
ファンである私もすごく嬉しかったです。

三女 ミシェル


初登場の時は生まれたばかりの赤ちゃんでした。
可愛がられて育ったせいか自由奔放でわがままを言うこともある。

ステファニーにならって悪知恵を働かせちゃうんです。

でも可愛いから許せちゃう(笑)

口癖は「OKベイビー」と「Duh」 ( トーゼン)。

日本語も話せるようで一度国際電話で京都のゆみこさんに電話しています。
「もし、もし?ゆみこはん?」となぜか京都弁(笑)

そんなミシェル役は双子が担当していました。

メアリー=ケイト・オルセンとアシュリー・オルセンさんです。

出演料を巡って両親が争い離婚してしまうという悲しいこともありましたが、
二人はモデル業界でオルセン姉妹として有名になりました。

●ジェシーの名前が変わった!

初期の段階では、ジェシー・コクランだったはずですが、
第2シーズンからジェシーがギリシャ出身ということで

カツォポリスにしようとスタッフや俳優陣が意見を出して
変更になったようです。

日本版ではコクランのままでした。

コクランじゃなくなっていてすごい違和感(笑)

●待望のスピンオフ!

2016年2月からNetflixスピンオフ「フラーハウス」が配信されました。

ファンとしては待望の続編です。大人になったD.Jは獣医になり、
消防士トミー・フラーと結婚し3人の息子に恵まれていましたが夫が
殉職してしまいタナ―家に戻ってくるところから話はスタートします。

D.Jの親友キミ―と妹のステファニーも加わって子育てに奮闘します。

ハートフルな展開やロマンスも盛りだくさんです。

残念ながらミシェル役のオルセン姉妹はオファーを断っていますが、
作中でたまにミシェルの話題を出してファンを喜ばせてくれる粋な展開も。

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まとめ

1980年代に日本でも大人気となった「フルハウス」。

夕方に放送されていましたが、毎週楽しみにしていました。

今でもタナ―家の雰囲気が好きで終わってしまったことが残念な作品です。

全年齢対象というのもすごいことですよね。

ぜひ子育て中の親御さんに見てほしい作品です。
きっと沢山ヒントが隠されてると思いますよ。

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