10-FEETのMステ出演のきっかけとは
「第ゼロ感」
曲名だけでなく、テレビ番組で曲自体も聴くことが多くなった10-FEETの楽曲です。
10-FEETの初めてのミュージックステーション出演も「第ゼロ感」の披露でした。
楽曲が生まれたきっかけを含め、紹介していきます。
1.10-FEETとは
結成25周年を超えた京都の人気バンド10-FEET。
TAKUMAさん、NAOKIさん、KOUICHIさんで構成されるスリーピースバンドです。
バンドが好きな人やフェスに馴染みのある人にとっては有名なバンドです。
ただ普段ジャンルとしてバンドを聞かない人にとっては全くの知らないアーティスト。
10-FEETとしての出演は今までありませんでしたが、TAKUMAさんが東京スカパラダイスオーケストラとの共演での出演はありました。
何故、グループとしてミュージックステーションの出演に至ったのでしょうか。
2.映画主題歌「第ゼロ感」
10-FEETがTHE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)の映画主題歌に抜擢。
10-FEETとしても、劇伴(映像作品に合わせて流される音楽)が初めて。抜擢された当初は、SNSなどで反対の声も多く、ファンからは大丈夫なのかと不安の声も上がっていました。
反対の声や心配するファンをいい意味で裏切った10-FEETの楽曲「第ゼロ感」。
イントロ部分からワクワクさせるような様々な仕掛けが展開し、スピード感のいい楽曲となっています。
スラムダンクの知名度と第ゼロ感のかっこよさが一躍世間に広まりました。
映画の主題歌になる以前は“10-FEETって誰?“”どんなグループ?“って思う人が多かったように思えますが、スラムダンクをきっかけに10-FEET自体の知名度も上がったように感じます。
ラジオやテレビ番組で使われることも多く、初のミュージックステーションへの出演はウルトラスーパーライブ2022。
翌年3月にもミュージックステーションの出演となりました。
兼ねてからのファンは、テレビを見て感慨深いものがあったようです。
普段ライブハウスで見るバンドを、テレビの前で見るようになると遠い存在のように感じることもあると思います。
ただ、テレビ番組に出ている10-FEETは緊張しているように見え、ライブハウスで演奏している彼らの方が輝いているようにも思えました。
3.スラムダンク旋風
バンドとしての知名度もあがった10-FEET。
映画だけでなくバスケットボールワールドカップの現場やパブリックビューイングでも「第ゼロ感」が使用されており、曲がかかった時の一体感は抜群です。
※余談ですが、ミュージックビデオでもバスケットボールのシーンがあります。
実際に私が参加したパブリックビューイングのパフォーマンスでも使用されており、会場の盛り上がりがヒートアップしていました。
また日本だけでなく、海外でもスラムダングが人気なこともあり、盛り上がりは韓国でも。
スラムダンクフェスティバルをはじめ、初の韓国ワンマン(単独ライブ)も開催。
「第ゼロ感」を含め24曲、約3000人のファンが熱狂したそうです。
まとめ
10-FEETは「第ゼロ感」で一躍有名となりました。
バスケットボールと聞くと、頭の中で「第ゼロ感」が流れる方も多いのではないでしょうか。
映画やMステ、バスケットボールきっかけで、10-FEETを知り他の楽曲と出会ったファンの方も多いと思います。
オリコンでは、10-FEET初の1億回再生も記録しました。
ミュージックステーション出演から、今年は紅白の出場も決まった10-FEET。
私としては、インディーズ時代の曲もピックアップされる事を願ってますが、今後の活躍も楽しみです。
ライブハウスに遊びに来てくれる人も増えますように。