100均でキャンプに必要なクーラーボックス購入は、あり?なし?
ブームの終焉を迎えたと言われている「キャンプ」。
しかし、まだまだ根強い人気があるのが現状です。
そんなキャンプに欠かせないのが、「クーラーボックス」です。
これからのシーズン、だんだん寒くなるとはいえ、キンキンに冷えたジュースが飲みたいですし、
キャンプ飯のための食材の冷蔵も必要になってきます。
しかし、いざ購入してみよう!とネットを開いたのはいいけど、多くのメーカーから出ているし、値段もピンキリ。
そして、これからキャンプを始めたい人にとっては、試しに購入してみようという手頃な値段のものが少ない。
そんな時おすすめなのが100均のクーラーボックスです。
今回は、キャンプでも使用できる、
100均のクーラーボックスの魅力を見ていきましょう。
Contents
●100均は、保温・保冷系が豊富
主要な4つ(ダイソー、セリア、キャンドウ、ワッツ)の100均には、
保冷バックが数多く出ていて、調べた限り少なくとも20種類以上はありました。
値段は、100円のものから1000円くらいまでで気軽に手を出せる範囲です。
中には、リュックタイプのものもありなんとも魅力的な商品までありました。
キャンプ以外のシーンでも活躍しそうです。
ただ、100均の多くのものはハードタイプのものではなく、ソフトクーラータイプのものです。
ソフトクーラーとはハードタイプと違い、おりたためて小さくなるタイプのものなので、
手荷物を少しでも軽量化したい方には、ソフトクーラータイプのものがおすすめです。
逆にハードタイプのものは「ダイソー」でのみ販売されています。
●あなどることなかれ。100均のクーラーボックスの魅力
ハードタイプはソフトクーラータイプに比べて氷を直で入れられたり、
保冷力がソフトクーラーに比べて高いことや、中の結露を気にしなくても良いところが大きな魅力ポイントです。
筆者も個人的にはハードタイプの方が好みです。
先にも述べた通り、ハードタイプはダイソーでのみで販売されています。
素材は、発泡ポリスチレンタイプで、大小2種類のものがあります。
350mlの缶が入るサイズ(容量はおよそ3.5リットル)で、価格は150円(インナー付きのものは300円)。
大きいサイズは500mlの缶が入るサイズで(容量はおよそ7.5リットル)価格は300円となっています。
「でも100均のクーラーボックスって保冷性ってどうなの?」と思ってしまうかもしれません。
筆者も最初はそう感じていました。ただ、調べると思った以上に保冷力が持続していることがわかりました。
100均のクーラーボックス内に、凍らせた1本の500mlのペットボトルを入れておくと、
8時間後には解凍されてしまいますが、まだキンキンに冷えている状態を保てるということです。
100均でこのクオリティは魅力的ではありませんか。
「いやいや。8時間以上はじゃあ、保冷力もたないんじゃ。。」と感じる方もいるかもしれません。
次の項目で保冷力をさらに高めるコツをご紹介します。
●100均のクーラーボックスの保冷力をあげるコツ
1)冷凍した飲み物や食材を入れる
筆者は荷物が多くならない様に、「キャンプ場で消費できる」ということを念頭においています。
そこで、自宅で凍らせた飲み物や、コンビニで購入できる冷凍の枝豆やフルーツといったものを保冷剤代わりに使用したりします。
これだと、キャンプ場で食べたり飲んだりしてしまえば、
帰りの荷物が少し減ります。
また、コンビニで売っている氷ですが、ロックアイス(かち割り氷)よりも板氷の方が、保冷力が高いです。
2)冷凍品はなるべく上に入れる
冷たい空気は下に行きやすい特性があるため、保冷剤や冷凍食品などは、なるべく上におきます。
冷凍しているものを下に入れてしまうと、
下はキンキンに冷えているのに上は常温に。。という悲しいことが起きてしまいます。
3)出発前に予冷をしておく
予冷とはあらかじめ、クーラーボックスの中をひやしておくこと。
キャンプに持って行く保冷剤とは別のものを用意して、
出発前にいれておきて、中をキンキンに冷やしておきます。
筆者は出発前夜に凍らせたペットボトルを入れておきます。
こうすると、出発の当日にはクーラーボックスの中を冷やすことができます。
4)常温のものを入れない
常温のものを入れると、クーラーボックス内の温度を均一にしようとして
全体の温度が上がってしまいます。
クーラーボックスには極力すでに冷やしたものを入れることをおすすめします。
5)クーラーボックス内にアルミバックを重ねて入れる
同じく100均で購入できるアルミバックなどを重ねて入れると保冷力が上がります。
熱の伝わり方には、「放射・伝導・対流」の3種類があります。
このうち、アルミが放射熱を防いでくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。気軽に手が伸ばせる値段の100均のクーラーボックスをご紹介しました。
保冷力を持たせるコツも踏まえると8時間以上の保冷を実現できます。
ぜひ、キャンプで100均のクーラーボックスをためしてみてください。
素敵なキャンプライフを過ごすお手伝いができればうれしいです。