電子ピアノ61鍵盤はおすすめできるのか?プロがガチでお答えします!

ピアノを習いたい方、初心者の方で電子ピアノをお探しの方も多いと思いますが、
楽器店に行ったり、インターネットで検索すると、

“電子ピアノ 88鍵盤”、“電子ピアノ 61鍵盤”などの鍵盤数が書かれているのがほとんど。

何が違うかわからないからどちらがおすすめか分からない・・・という方必見!

61鍵盤を購入すべきか88鍵盤を購入すべきかこれで一気にわかっちゃいます!

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●電子ピアノ61鍵盤と88鍵盤の違い

皆さん本物のピアノ(アコースティックピアノ)の鍵盤数はご存じですか?

アコースティックピアノの鍵盤数は88鍵盤(例外はあります)。
なので88鍵盤の電子ピアノは鍵盤数で少なくともアコースティックピアノに近くなります。

*搭載機能の違い

そもそも「電子ピアノ」というのは厳密には主に88鍵盤の電子ピアノを指します。

さらに言うと88鍵盤+アコースティックピアノに基づいたハンマーアクションが
搭載されているものを「電子ピアノ」と分類します。

これに対して、鍵盤を押してセンサーが反応するタイプの電子ピアノは
「キーボード」と呼ばれ、61鍵盤はほぼすべて「キーボード」に分類されます。

(余談ですが88鍵盤のキーボードもあります。その場合は電子ピアノとキーボードがさらに混同しやすいのでご注意を。)

*タッチの違い

ハンマーアクション機能とセンサー機能の大きな差はなんといっても打鍵、
つまりタッチの差。

簡単に言うとハンマーアクションは重く、センサー機能は軽いタッチになります。

またアコースティックピアノにより近づけるため、
ハンマーアクション機能は打鍵の強さやタイミングで細かい強弱やニュアンスが伝わるように
設計されているのですが、センサー機能ではその幅がどうしても狭くなってしまいます。

そのかわりタッチが軽いので、小さな子供や初めてピアノを弾くという人でも
簡単に音を鳴らすことができるという利点があります。

*鍵盤の長さと幅

88鍵盤の電子ピアノはアコースティックピアノとほぼ同じなのですが、
キーボードはそれに比べると短く幅が狭いものが多くなります。

●88鍵盤電子ピアノを買うべきか

「ピアノを弾くならどちらがおすすめですか?」と聞かれたら、
プロとしてはもちろん88鍵盤の電子ピアノをおすすめします。

*「ピアノを弾く」なら88鍵盤をおすすめする理由

大きな理由は61鍵盤の電子ピアノではすぐに弾ける曲が限られてきてしまうから。

たとえお子様でもピアノを習い始めたらほどなくして両手で弾くようになります。
子供が弾くからと侮ることなかれ。

意外と61鍵盤の音幅分の曲はすぐに弾くようになるので、
あっという間に鍵盤が足りなくなります

また趣味で好きに弾くだけだから、と思って61鍵盤を買ったとしても、
クラシック曲であれポップスであれ、どのジャンルの曲でも両手で弾こうと思ったら
61鍵盤はやはり鍵盤が足りなくなることが多く、
弾ける曲が限られてくることが多くなるかもしれません。

そしてもし、ピアノの基礎をきちんと身に着けたいのであれば、言わずもがな。
ハンマーアクションのついた「電子ピアノ」を購入することをおすすめします。

*61鍵盤はおすすめできない!?

じゃあ61鍵盤の電子ピアノは買っちゃダメなの!?となってしまいますよね。
いえいえ、61鍵盤ももちろんおすすめできますよ!
上記でおすすめしたのはあくまで「ピアノを弾きたい」場合です。

例えば子供に音楽に触れさせたいので、おもちゃ代わりに鍵盤楽器を買いたいという場合は
電子ピアノよりキーボードの方が断然おすすめ。

キーボードの利点は先に挙げたように、小さな子供でも簡単に鍵盤を押して音がならせるところ。
赤ちゃんでも鳴らせます!

88鍵盤のキーボードより61鍵盤の方がコンパクトなので場所に困ることもあまりありません。

32鍵盤などもっと小さい機種もありますが、
特に小さい子供には音の高低を学ぶという意味でも個人的には61鍵盤がおすすめ。

さらにオルガンや弦楽器、打楽器の音などボタン1つで様々な音が出せるのも魅力の一つ。

家でいろいろな楽器の音を体感できるって素敵ですよね。

価格も電子ピアノは4,5万~30万ほどするのに対して、
1万円前後と購入しやすい価格になっています。

またキーボードは比較的重量が軽く、持ち運びができるので
バンドでのスタジオ練習に持って行ったり、路上演奏などにも向いています。

様々なサウンドを鳴らせる上に、パソコンとつなげると楽譜を打ち込むこともできるので、
作曲にも便利です。

このように「ピアノを弾く」という目的以外なら61鍵盤のキーボードはとっても有用なのです。

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●まとめ

いかがでしたか?
88鍵盤の電子ピアノと61鍵盤のキーボード。目的によってどちらをおすすめするかが変わってきます。どちらの場合でも素敵な音楽ライフになること間違いなし!
あなただけの1台がみつかりますように!

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