皆さん日本の小説家として有名な池井戸潤さんはご存知でしょうか?

大ヒット作に半沢直樹シリーズや下町ロケットなどがありますが
どちらもドラマ化され人気を博していますよね。

特に半沢直樹シリーズでは倍返しという言葉が
流行語にもノミネートされ生活の中に溶け込んでいます。

今回はそんな大ヒット作を生み出す池井戸潤さんがどういった方なのかご紹介します。

経歴や代表作だけでなくその人柄など、大ヒット作を生み出せる彼自身の内面にも
注目していくので最後までお付き合いいただければと思います。


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・池井戸潤さんの略歴

1963年6月16日生まれ、岐阜県出身。

慶應義塾大学文学部人間関係学科を卒業し、
法学部法律学科に学士入学して卒業。

文学部では就職先が限られると言われたことがきっかけでした。

就職活動時期はバブル期で1988年に三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行し、
支店で中小企業を対象とした融資を担当

7年勤務した後退職、独立して金融コンサルタント事業を立ち上げますがかなりのハードワークに。

そこで融資の知識を活かし原稿を出版社に持ち込むと書籍化。
意外なことに一冊目はビジネス書だったのです。

その後かねてからの夢だった江戸川乱歩賞に挑戦し
2度目の応募で見事受賞、小説の執筆を開始。

元銀行勤務の知識を活かしたミステリー小説「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞し
小説家デビューを果たしましたが

金融の知識を活かして執筆した小説は小説コーナーではなく
ビジネス関連コーナーに置かれるなど不遇な時期が続きます。

以降半沢直樹シリーズ、下町ロケットなどの大ヒット作を
次々に生み出し社会現象を巻き起こします。

・大ヒット作の見どころ

ここでは数ある大ヒット作の中から2つだけご紹介。

〜半沢直樹シリーズ〜


この作品は「上を目指す」と公言する有能な銀行マン半沢直樹が主人公。
半沢には頭取を目指さねばならない理由があった。

半沢が中学生だった頃に両親の工場が経営不振で銀行に融資を止められ、
追い詰められた父が自殺したという過去を持ち、
亡き父親のためにも銀行を変えようという思いがあるからである。

物語の中で銀行内外に潜む敵との奮闘を描く経済ドラマ。

サラリーマンが会社で生きていく生々しさやキャラクターの生き様、
シリアスかつ重厚なストーリー性が見どころ。

〜下町ロケット〜


主人公の佃航平は宇宙工学研究の道を諦め実家の佃製作所を継いでいたが
突然の取引停止と特許侵害の疑いで大企業に翻弄され会社は倒産の危機に瀕した。

そんな中佃製作所の持つ特許を20億円で譲って欲しいと声をかけてきた
大手の帝国重工は佃製作所の技術を用いてロケット制作に着手したい様子。

大手企業と町工場の奮闘やモノづくりの素晴らしさ、
人として大切なことを教えてくれる作品。

・池井戸潤さんの伝えたかったこと

池井戸潤さんは略歴からもわかるように銀行員時代
の経験と知識を活かして作品づくりに取り組まれてらっしゃいます。

彼が作品を通して最も伝えたかったことは一体なんでしょうか?

実際にご本人が言うところによると
エンターテイメントとして純粋に楽しんでもらいたい」とのこと。

会社の闇を暴くとか、正義の味方のように持ち上げられるのは好きではないようです。

作品を手に取って面白いと感じることが
我々読者にできる一番の恩返しなのかもしれませんね。

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・まとめ

今回は小説家池井戸潤さんについてご紹介しました。
大ヒット作を生み出せる彼の作品に対する丁寧な想いが伝わってきますね。

また大ヒット作のあらすじも併せてご紹介させてもらいましたが、
他にもおすすめの作品が沢山ありますので良ければお手に取ってみてもらえれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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