猫の爪切りは必要?切り方やスムーズに切るためのポイントも紹介

猫をはじめて家に迎え入れたとき、
爪のケアにとまどう方は多いのではないでしょうか。

室内で生活する猫の爪切りは、とても大切です。

なぜなら外で生活をする猫と違い、日常的に爪を使うことがないからです。
とがった爪はさまざまなトラブルを引き起こす原因になります。

大切な猫を守るために、爪は切ってあげましょう。

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●猫の爪切りをしないとどうなる?

*猫自身がケガをする

猫の爪切りをしないと、猫自身がケガをする可能性が高まります。

伸びたままの爪は、カーテンやソファに引っかかりやすく、
爪の根元から折れて出血の原因になることも。

爪が伸びすぎて巻き爪になり、肉球に刺さって炎症を起こす恐れもあります。

「伸びた爪が引っかかり、網戸から降りられなくなってしまった」
なんて悲しい経験も。

猫が室内で安全に暮らすためには、定期的な爪切りが必要です。

*飼い主や同居の猫がケガをする

猫の爪切りをせず爪がとがったままだと、飼い主や同居の猫がケガをすることもあります。

飼い主にじゃれついたり、ひざに飛び乗ったりしたときに、
とがった爪が引っかかるから。

ケガがなくても、服に猫の爪が引っかかり、
残念な思いをした経験もたくさんあります。

多頭飼いの場合には、猫同士のじゃれ合いやケンカの際に、
互いにケガをする可能性もあります。

猫と飼い主がお互い気持ちよい関係を築くためにも、
猫の爪切りは欠かせません。

●猫の爪切りの仕方5ステップ

(1)猫専用の爪切りを準備しましょう

猫専用の爪切りはさまざまありますが、
初心者におすすめなのはハサミ型です。

個人的には人間の爪切りも切りやすく感じますが、
切った断面がささくれやすいため、動物病院では注意を受けます。

(2)猫を後ろから抱えるようにして足先を持ちましょう

猫に話しかけながら、後ろからそっと包み込むようにすると、
安心するようです。

(3)肉球を押して爪を出しましょう

普通の生活をしているときは、猫の爪は外に出ていません。
肉球をやさしく押すと爪が出てくるので、まずは練習してみましょう。

(4)爪のとがったところを2~3mm切りましょう

爪の根元に見えるピンク色の部分は切らないようにしましょう。
深く切ると出血してしまいます。

爪の先を慎重に切りましょう。

(5)爪切りができたら、ごほうびのおやつをあげましょう

ごほうびのおやつをあげて、たくさんほめてあげましょう。

猫に「爪切りが嫌なことではない」という
イメージを与えることが大切です。

●猫の爪切りをスムーズに行うためのポイント5つ

猫の爪切りは大切だとわかっていても、
思うようにできないこともあるでしょう。

爪切りをスムーズに行うためのポイントを5つ紹介します。

*猫がリラックスしているときに切る

猫がリラックスして過ごしているときに爪切りをしましょう。

目をまんまるにして活発に遊んでいるときに無理やり押さえつけてしまうと、
爪切りが大嫌いになってしまいます。

我が家では、遊び疲れてぐっすり眠っているときにこっそり切るのが日課です。

*足をさわられることに慣れさせる

普段のスキンシップから足をさわられることに慣らしておくことも大切です。

多くの猫は足をさわられることが好きではありません。

我が家にも足をさわらせてくれない猫がいますが、
日々のスキンシップで信頼関係が築けてきたら、リラックスタイムだけさわれるようになりました。

焦らず少しづつ猫との距離を縮めましょう。

*爪切り前におやつをあげる

爪切りをはじめる前に、
おやつをあげるのもよいでしょう。

猫がおやつに集中しているときはリラックスしていることが多いです。

おやつに夢中になっているときに、
そっとやさしく足を持ってみましょう。

*1度にすべて切らず、1本か2本ずつ切る

1度に1本か2本ずつ爪を切るのもおすすめです。

爪切りに時間をかけすぎると、猫も飼い主も疲れてしまいます。

我が家も一気に全部の爪を切らせてもらえることは少なく、
数回に分けて切っています。

大切なのは焦らないこと。

飼い主の気持ちの焦りは猫に伝わります。
猫と飼い主のペースで少しずつ慣れていけばよいのです。

*どうしても無理なときは動物病院へ相談する

猫が暴れるなど爪切りできないときは、
無理せずかかりつけの動物病院に相談しましょう。

無理をして失敗してしまうと、猫も飼い主も爪切りが嫌になりますし、
お互いの信頼関係もくずれてしまいます。

猫の性格によっても、爪切りができないことがあります。
爪切りができないことで悩む必要はありません。

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●まとめ:猫の爪切りは必要!まずは猫とのスキンシップを大切に

猫の爪切りは、猫の健康や安全を守るために欠かせない、
大切なケアのひとつです。

室内で暮らす猫には鋭い爪は必要ありません。

外に出ることがある猫は、ケンカをするときや壁や木を登るときなどに爪が重要な役割をもっているため、
爪を切る必要はないかもしれません。

以前飼っていた外遊びをする猫は、壁をよじ登ったり、
トカゲを捕まえたりしていたので、外でのいろいろな戦いのため、爪切りをせずとがらせたままでした。

猫の爪切りは必要ですが、それぞれの猫の活動にあわせた爪のケアをしてあげることが一番です。
まずは猫とのスキンシップを大切に、爪切りの準備をしっかりして焦らず落ち着いて行いましょう。

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