犬と猫の映画【猫とピットブル】たった8分の友情物語

犬と猫が主役の短編映画【猫とピットブル/キットブル】を知っていますか?

異なる種類の犬と猫が出会い、お互い徐々に信頼を深める友情物語。

登場する犬と猫が抱える様々な困難や体の違いを乗りこえ、
友情の素晴らしさが描かれています。

この8分なかには、監督が動物虐待に立ち向かうメッセージも込められています。

ディズニーのピクサースタッフによって手書きされたこの映画は、
現代人が失いがちな何かを私たちに思い起こさせてくれます。

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●飼い主からの虐待にたえる犬と孤独を生きぬく子猫

小さな子猫は、みずから魚を盗みだし1匹で生きてきました。

積みかさなったごみのなかの段ボール箱が子猫の住処です。

そんなある日、同じ敷地内に犬と飼い主が引っ越してきました。

最初は犬を警戒し怖がっていた子猫も、
ペットボトルのキャップを通じて心を通わせていきます。

犬はピットブルという犬種です。闘犬として戦った夜、
傷だらけの体で寒い雨のなかに放り出されます。

それを見た小さな子猫は大きな行動を起こすのです!

この先の展開は、あなたの目で確かめてください。
ハッピーな結末になるのか、それとも・・・

●誤解されやすい、ピットブルの性格

ピットブルというと怖いイメージをいだくでしょう。

ラグビー選手のような肉体美と身体能力を持ち合わせているため、
強く凶暴な印象を受けるかもしれませんが、
実際には飼い主に対し誠実で愛情深い性格を持っています。

現代では、動物愛護の観点から闘犬として戦わせることは禁止されています。

しかし、悲しいことに、
まだそのような実態を隠れて楽しむ飼い主も存在します。

ピットブルが、実はとてもいい子だというのがわかっていただけたと思いますが、
安易に飼える犬種ではありません。

闘犬や狩猟犬として改良されているため、
その愛情深さゆえ家族に危害を加える者がいると、
俊敏な身体能力で敵を制圧します。

そのため、力も強いのでしっかり制止でき、犬の飼い方を熟知し、
メリハリのあるしつけができる方にしかおすすめはできません。

●猫とピットブルの秘話

猫とピットブルは和名、キットブルは英名になります。

監督・脚本を務めたロザナ・サリバンさんは、疲れたり、ストレスを感じたりした時は、
必ず猫の動画を見て癒されるくらい、猫が好きだそうです。

犬のピットブルは、学生時代、保護施設で働いていた時に初めて
ピットブルに出会ったそうです。

直接接しているピットブルは、優しくい犬でしたが、
ピットブルと接したことのない人たちから否定的な心ない言葉を言われたそうです。

このことから今回の作品につながってゆきました。

ディズニーは、“動物の感情を豊かに表現する”ということを大事にしています。

映画やアニメーションのため、スタジオで動物を飼い
体の動きや骨格を研究しているため、表情豊かなキャラクターや動物が表現する、
喜びや怒り、悲しみなど本物のように表現できているのです。

今回の短編映画は、ピクサースタッフが6ヶ月という限られた短い期間のなかで、
一つ一つ手書きでつくりあげ作品です。

また、本物の犬と猫の声を使っているので、
そんな動物の声や動きも観察しながら観覧していただくと、より一層楽しめます。

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●まとめ

たった8分からなるディズニーの犬と猫の短編映画【猫とピットブル】、
魅力が伝わりましたか。

異なる種類と力の強差も違う犬と猫、困難を乗り越えながら
異食の友情が育まれていくことに目が離せません。

ピットブルの誤解されやすい性格も理解していただけると嬉しいです。

猫とピットブルへの愛情が込められた作品です。
言葉無くしても気持ちが伝わり心が温かくなる8分です

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