映画版『NANA』は続編でキャストが変更!どのように変わった?

NANA』と言えば、2000年から連載されていた矢沢あい先生の漫画ですが、
2005年には実写映画化もして大ヒットしました。

映画は『NANA』と『NANA2』まで製作されていますが、
2の続編ではキャストが一部変わっているのをご存じでしょうか?!

この記事では、どのキャラクターのキャストが変更になったのか、
また作品にどのような変化があったのか分析してみたいと思います。

人気漫画が原作の実写化って難しいですよね。

今から20年近く前の作品ですが、今でもトキメキがたくさんある作品です。

あなたも観たくなること間違いなし!ぜひ記事の最後までお付き合いください。

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●小松奈々(宮崎あおい→市川由衣)


まず一人目のキャスト変更は、まさかの主人公、小松奈々です。

映画版『NANA』では、宮崎あおいさんが奈々役を務めていましたが、
『NANA2』では市川由衣さんに変更となりました。

宮崎あおいさんは映画公開時は20歳で、原作の奈々と同じ歳でした。
可憐なビジュアルがまさに奈々役にぴったり!と評判でした。

『NANA』に出演する前から、すでに様々なメディアで女優として活躍していた彼女。

宮崎あおいさんが降板した理由については、
売れっ子になってスケジュールの都合がつかなくなってしまったのでは?という声があります。

一方で、『NANA2』ではラブシーンもあったり、
小松奈々というキャラクターが元々宮崎さんの女優像とは合わないので
辞退したのでは?という声もあります。

確かに、奈々は恋愛関係のドロドロの渦中にいるキャラクターなので、
雰囲気と合わないというのはうなづけます…。

真相は分かりませんが、
主役が変更になると作品の雰囲気にも大きな影響があります。

市川由衣さんも映画公開時は20歳頃なので、こちらも原作の奈々と同じ年頃です。
華奢なスタイルに甘さと大人っぽさのある顔立ちで、筆者の感想としては、
ビジュアルイメージは市川さんの方が近いのでは?!と思いました。

役者経験と知名度は、当時から宮崎さんの方があったので、
その後任を務めるにはプレッシャーがあったのでは?と思います。

宮崎さんはさすがの演技力、市川さんもフレッシュな演技で、
どちらも魅力ある主人公を演じています。

●本城蓮(松田龍平→姜 暢雄)


続いては、大崎ナナの恋人役のレン(本城蓮)です。

こちらも映画では主役級の存在感なので、
キャスト変更には驚かされました!

映画版『NANA』では、松田龍平さんがレン役を務めていましたが、
続編は姜暢雄さんに変更となりました。

松田龍平さんは、俳優の松田優作さんと松田美由紀さんの長男で、
10代の頃に映画デビューをしています。お父さん譲りの長身と、
クールな目元が独特な雰囲気のある俳優さんですよね。

原作のレンは、カッコよさの中に少年のような純粋さが魅力のキャラクターですが、
松田さん演じるレンはクールで少し掴みどころのない危うさを感じさせます。

降板の理由については、こちらも売れっ子のためスケジュールの都合
言われていますが、真相はわかりません。

『NANA2』でレン役を引き継いだ姜暢雄さんは、
ジュノンボーイとしてデビューし、その後戦隊ヒーローにも抜擢された正統派イケメンです。

映画でレン役を演じたときは20代後半でしたが、
パンクファッションも違和感のないビジュアル。

より原作のレンに近づけたキャスティングのように思いました。

テレビだけでなく舞台経験も多く積んでいる姜暢雄さんの演技は、
落ち着いていて引き込まれるものがあります。

松田龍平さんは独特の雰囲気で新たなレンの魅力を、
姜暢雄さんは原作イメージに近いビジュアルと落ち着いた演技で
『NANA』の世界観を表現されています。

●岡崎真一(松山ケンイチ→本郷奏多)


最後に、ブラストの美少年ベーシスト岡崎真一(シン)の変更についてです。

シンは美しい容姿と才能、そして謎多き過去を持つキャラクターとして描かれています。

映画版『NANA』では松山ケンイチさんがシン役を務め、
続編では本郷奏多さんに変更となりました。

松山ケンイチさんは、青森県出身の俳優さんで妻は女優の小雪さん。

数々の作品に出演し、今では映画界になくてはならない存在の一人ですよね。

映画公開時の松山さんは二十歳。すでに映画で初主演もしているので、
落ち着いた印象です。

漫画『NANA』のシンは、まだ未成年でハーフの美少年というキャラクター。

どちらかというと、和風で男らしいカッコよさのある松山さんとは、
ビジュアルイメージが少し異なるようにも感じます。

しかし、少しはにかんだ笑顔やベースを弾くシーンなど、演技力はさすが!
魅力的なシン像を作っていました。

変更した理由としては、こちらも売れっ子のため
スケジュールの都合が合わなかったという声がありますが、真相は分かりません。

続いて『NANA2』でシン役を引き継いだ本郷奏多さん。
幼稚園児の頃からキッズモデルとして活躍し、
30代を迎えた現在も線の細い美少年の雰囲気を持った俳優さんです。

映画公開時は未成年。グレーヘアに細いパンツのパンクファッション、
口元のピアスなど、似合う人を選ぶファッションですが、
当時の本郷さんは見事に着こなしています。

少し年上の俳優ばかりの中で主要人物を演じるのはプレッシャーだったのではないでしょうか。
ビジュアルだけでなく影のある雰囲気もあり、魅力的なシンを演じています。

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まとめ

以上、映画版『NANA』と『NANA2』ではキャストが変更になったことについて、
どのように変わったのか分析してみました。いかがだったでしょうか?

『NANA』は矢沢あい先生の大人気漫画で、
漫画だけでなく映画やアニメなど色々と映像化されています。

人気の原作漫画の場合、実写化のキャスティングは難しそうですよね。

『NANA2』は続編にして主要キャストが大きく変わった映画ですが、
どちらも見ごたえがある作品になっています。

これから観る方は、キャストの変化にも注目しながら楽しんでみてください!

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