推理小説のおすすめは?結末のどんでん返しがすごい1冊を紹介!
推理小説の面白さの一つに結末に読者を驚かせる
どんでん返しが用意されているという事があります。
この人が犯人だろうと思って読んでいたら
全く候補に上がっていなかった人が真犯人だった。
犯人は分かっていたけれどその犯行にいたった動機に驚かされる。
実行犯とは別に実は裏で操っていた人物がいて
それがあまりに意外な人物で驚かされる。
本当に色々などんでん返しが推理小説では書かれていて
私たち読者を驚かせてくれたり、楽しませてくれたりします。
ラストのどんでん返しは読者の記憶に強く残るので
推理小説を読む時にとても大事な要素だと私は考えています。
なぜなら今まで色々な推理小説を読んできましたが
ラストのどんでん返しがとても印象的だった作品は
しっかりと記憶に残っているからです。
この記事では記憶に焼き付いて離れない
そんなすごいどんでん返しの結末が待っている推理小説を紹介します。
その推理小説は『Medium霊媒探偵城塚翡翠』です。
この推理小説のあらすじとおすすめする理由を書きますので
最後までお付き合いいただけると幸いです。
●『Medium霊媒探偵城塚翡翠』のあらすじです。
物語は知人女性から霊能者に悩み相談をしたいのだが
付き添って欲しいと頼まれた推理作家が霊能者に出会うところから始まります。
この推理作家は警察から捜査協力を依頼されており
霊能者に一緒に力を貸してもらい2人で捜査して解決するという流れです。
1冊の中に4つのエピソードとその解決編が書かれており
全体の大まかな人間関係を楽しみながら1話毎に楽しめる推理小説になっています。
●犯人が意外な人物で驚かされます。
物語のラストでは意外な犯人が明らかになり驚かされます。
ところどころに、もしかしてこの人が犯人だろうか
と感じさせるシーンはあるのですが
改めて結末で犯人が明かされると「本当にそうなのか?」と疑う気持ちや
驚かされる気持ちでいっぱいになりました。
私も最後まで読んで犯人がはっきりしてからも
「そういえばこういう言動があったなぁ」
といった具合に思わず今まで読んだところで伏線を探していました。
面倒くさがりな私はさっさと結末を読んで終わらせる事が多く
結末を知ってから読み返すという事はほぼありません。
しかしこの推理小説は読み返したいという気持ちにさせられたので
本当に意外な犯人に驚かされ面白く感じたのでおすすめです。
●犯人の正体に驚いた後さらに衝撃的などんでん返しが読者を待っています。
犯人が意外な人物で驚くといった内容の推理小説は
たくさんありとても面白いのですが、
よくあるパターンなのでそれだけではもう驚かないという人もいるでしょう。
この推理小説では犯人が明らかになったその後に
さらに驚きの事実が次々に押し寄せてきて、私たち読者を楽しませてくれます。
私もこの推理小説を読んで最後に明かされる真実に
「騙されたなぁ、この作者は本当に読者を引きつけて驚かせるのが上手いなぁ」
と感心させられました。
作者の相沢沙呼さんは推理小説と手品をとても愛していらっしゃる方なので
全てのトリックが本格的な内容で最後の解決編は手品の種明かしのような感覚で
楽しむ事ができます。
本当にこれまで読んできた推理小説とは
一味も二味も違った面白さを味わう事ができるのでおすすめです。
●まとめ
ここまで推理小説『Medium霊媒探偵城塚翡翠』のあらすじと
おすすめしたい点を紹介してきました。
推理小説として推理を楽しめるだけでなく
登場人物も個性的で会話のやり取りもとても面白いので
それだけでも楽しめると思います。
本当に今まで読んだ推理小説と全く違った世界を
見せてくれる一冊ですのでぜひ一度読んでみていただけると幸いです。